マイグレーション　〜現実世界に入れ替わり現象を設定してみた〜

マイグレーションという
人体入れ換え能力を持つ異能者たちと
政府の対策課の戦いを描いた作品

普通の学園モノかのような第一話から第二話冒頭で
いきなり片頬を引っ叩かれる急展開で
一気に引き込まれてしまいました

その後も、一筋縄ではいかない展開、
一筋縄ではいかない敵との暗闘が描かれ
いったいどうなっていくのか
先の読めない物語に興奮しっぱなしです！

文章も読みやすく、キャラクタも皆魅力的で
とても面白い作品ですっ

作者様は色々読み方を提示されてますが、ご新規様にはいきなりその指示に従うのは難しいと思います。
なので真っ当に、１話から読む場合。
とりあえず、マイグレーションという超能力の内容が分かるところまで読んで下さい。
大体、作者様がどういう話を書きたいのか予想できると思います。
１話あたりの文章量が少ないので、そこまで行くのにそれほどカロリー要らないので。

私が想定しているのは、人間の尊厳を踏みにじろうとする悪魔と、そんな悪魔から人を守るために戦う人々の話。そういう印象を受けました。

　全体を通してセリフが多いのですが、逆にそれが、キャラクターを凄く、いきいきと動かしていると感じました。
　人間観察が良くできていて、一つ一つのセリフがリアルだからではないでしょうか。
　私、難しい話が苦手なのですが、キャラクターのセリフが沢山あるおかげで、この作品は読み進めることができました。
　上手くバランスを取っているんだろうと思いました。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（139文字）

「読む順番で物語の印象が180°変わる」
　記憶を消して、もう一度読みたい。そんな作品です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（55文字）

作者さまの指定に沿って、Phase1から読み始め。
よくある設定ながら、キャラクターの魅力で、ぐいぐい引っ張っていく文章に乗せられて読み進められます。
裏側に走るPhase２を読むと、また意外な世界が開けてくるそうなので、続きが楽しみです。

１話から読みはじめると襲ってくる強烈な違和感！
面白かったです。

本作はミステリーやらサスペンスなどを織り交ぜつつ、進んでいく展開なのですが、読む順番を変えることで違った視点が見えてくると言う、中々に画期的な手法が用いられています。

衝撃的な展開の数々もそうですが、読んでいて唸らせられる場面も多々あり。

これは皆さんも是非読んでいただきたい作品です。

キャッチコピーに偽り無し。作者様が明示してある通り、読む順番で読感が変わる構成となっています。

私はPhase1→Phase2 の順番で読みました。

個人的にはこの順番で読んだおかげで、より驚きと喜びが増した様に感じました！

緊迫感の溢れる状況や、スリリングな展開が読者の想像力を刺激すること間違いなしです。


どのような結末を迎えるのか、楽しみな作品です(*´︶`)