重厚な歴史絵巻

『九尾の狐』のキャッチコピーから当初想像していた内容を、良い意味で大きく裏切られました。
平安後期の激動を武家と貴族の軸のみならず、日本仏教史上の『革命』と言うべき思潮からも捉えた作品。
本作のような作品を求めるカクヨムユーザーも多くおられると思います。
歴史や哲学がお好きな方、しっかりとした文章で書かれた作品を読みたい方はぜひ。

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