これぞ異聞録。鎮西八郎のイメージが変わります。

左右の腕の長さが違い、それによって類まれなる弓の達人になったとされる鎮西八郎を主役とした伝奇ものです。
白面金毛九尾の狐として知られる玉藻の前の子供であったという設定になっています。

前述の設定により、ヒロイックなファンタジー要素の強い作品かと思ったのですが、まだ序盤であるせいもあるかもしれませんがそれをいい意味で裏切ってくれました。

あらゆる面に置いて類まれなる才覚を持って生まれた八郎が、いい人にも悪い人にも、いろんな人達と出会い、生きる道を模索していく骨太の物語になっています。

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