概要
優しさも、痛みも、絆も全部、魂色が紡いだ
人々の魂に色が宿り、その色ですべてが決まる。そんなフォルワ大陸の辺境の村で主人公のディールと親友のレイは十歳を迎えたことで村のしきたりによって”魂色の儀”にて自らの魂の色を知る。そこから取り囲むように数々の困難が彼らを襲い陰謀が顔を覗かせる。彼らの冒険がきっかけとなり世界の歯車が動き出し、いずれ大陸全土を巻き込む歴史の転換点にまで発展することはまだ誰も知らない。果たしてディールたちの運命はどうなるのか?魂色に隠された秘密とは何か?王道ファンタジーの始まりです。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!魂に宿る色の物語
主人公と相棒の少年の二人が、様々な苦難を乗り越えていくファンタジー作品です。
辺鄙な村に暮らす少年はある日世界のしきたりとして、魂色の儀という儀式に参加します。
それぞれの魂に宿る色を見極めるこの儀式。主人公はなんと歴史上現れることの無かった色を宿しました。
珍しがる者や喜ぶ者、少なくともマイナス評価を大っぴらに受けることはありませんでしたが、この結果が主人公の運命を大きく変えます。
その日やってきたのは、傍若無人で恐れられる帝国の兵士達。彼らの目的は、新たな色を宿した主人公の抹殺。
道具と機転を活かしてなんとか村から脱出した主人公でしたが、生き残ったのは自分と相棒のみ。
彼らは…続きを読む