境界線のモノクローム

白の世界で生きる人々から零れ落ちた負の感情。それは境界線の向こうにある黒の世界で、禍々しい怪物「鏡像」となり果て、白の世界へと侵攻する。彼等から人々を守るは「守護者」――主人公たちだ。

芯のある細かな描写、ハラハラ・ドキドキが止まらないバトル、張り巡らされた伏線の数々……なんと言ってもキャラクターが一人ひとり生きています。
主人公の双子はもちろん、仲間や友人、先生、そして敵にも物語があり、より深く没入できます！
読めば読むほど推しが増えていくので要注意。そのうち箱推しになることでしょう。

そしてキャラクターたちの会話・絡みが尊いの塊なのでめちゃくちゃアニメ化してほしいと思っています。特に…続きを読む

白の世界と黒の世界、人間と鏡像。負の感情が形を持った化け物は大きな鏡から生まれる———。ミステリアスで少し不気味な世界観に興味を持ち読み始めたのですが、実際に読んでみると、そこに双子たちを中心にした表情豊かなキャラクターたちのわちゃわちゃ感が軽妙さをもたらしていて非常に良いテンポで読めるお話でした。鏡像にまつわる謎も今後明らかになりそうで、非常に楽しみです！