概要
「私は探偵じゃない」と叫びたい
彼女は語らない。静かなるままに澱みなく事件を解決に導く。
故に、人々は彼女を「静寂探偵」と呼んだ。
舞台は山奥にあるペンション。
氷上海子の静かなる推理が今日も冴え渡る!
故に、人々は彼女を「静寂探偵」と呼んだ。
舞台は山奥にあるペンション。
氷上海子の静かなる推理が今日も冴え渡る!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ミステリーでこんな謎解きがあるのか!?
舞台は吹きすさぶ雪に閉じ込められたペンション。
主人公の作家、氷上海子はペンションで起こる殺人事件に巻き込まれ、本人の意志に反して真相を解決することを余儀なくされる。
クローズドサークルという王道ミステリー展開で物語が進んでいくが、果たして「静寂探偵 氷上海子」はどうやって事件を解決していくのか?
タイトルの「一言も発さないままに終わる」という言葉に惹かれて読みました。
主人公が一言も発さないで事件解決なんて出来るのだろうか?と思っていましたが、読み終わってなるほど納得。
主人公の思惑とは無関係に強引に進んでいく謎解き場面はコミカルでテンポもいい、そして斬新で面白いです。
昨今、事件が…続きを読む