めちゃモテハイパーチートな俺。突然「あなたの娘です」と美少女がきた件。
- ★★★ Excellent!!!
レビュー表題は嘘ではない。
まったくもって嘘ではない。
しかしとんでもないものを書いて出して下さったものである。
自分は筆者の作品に全幅の信頼をおいているので、まあちょっと一緒にハマってくださいませんかね。
一言でいえば徹頭徹尾ヒトデナシが文字通りのヒトデナシとなり、ヒトデナシを実行してゆくという物語。怪奇部分も相当なホラーであるが、人間怖いという意味でも相当である。
映像喚起力の極めて高い、エンタメホラー、と言えば通じるだろうか。
ネタバレせずしてこの魅力を伝えるにはどうしたものかと小一時間頭を抱えておりますが、とにかく出てくる人間が全員やばい。
よき女性たちよ、逃げて下さい。
と、言いたかった。
とにかく、こいつらは近寄ったらあかん。
読者は近寄ってきましょう。
圧巻ですから。
ひとつだけ、皐介に思ったこと。
「あんた、手放せないくらいさみしかったんやな」