概要
こんな人たち今まで町に居たか……?
一山あてて上京を夢見る田舎の青年、ヨシノリは地元の寂れた心霊スポット撮影中、誤って祠に体当たりをかましてしまい、石造りの祠を破壊してしまう。
そそくさとその場から逃れた彼だったが、すぐに道端で見知らぬ男が話しかけてくる。
「ああ……。君ぃ、あの祠壊しちゃったんだぁ。ははっ。君、死ぬよ?」
あまりにも的確かつ恐ろしい宣告にヨシノリはそのままその場を後にする。だが、その後行く先々で「君、死ぬよ」と暗に示したり怪しい反応を見せる、見知らぬ人々が現れてゆく!
一体何なのか! やっぱりヨシノリは死ぬのか? 十人の目的は?
そして、祠に祀られていたものとは一体……。
そそくさとその場から逃れた彼だったが、すぐに道端で見知らぬ男が話しかけてくる。
「ああ……。君ぃ、あの祠壊しちゃったんだぁ。ははっ。君、死ぬよ?」
あまりにも的確かつ恐ろしい宣告にヨシノリはそのままその場を後にする。だが、その後行く先々で「君、死ぬよ」と暗に示したり怪しい反応を見せる、見知らぬ人々が現れてゆく!
一体何なのか! やっぱりヨシノリは死ぬのか? 十人の目的は?
そして、祠に祀られていたものとは一体……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!祠破壊からはじまる術者大戦争!キャラの立ちっぷりが半端ない。
青年ヨシノリが一発逆転狙いで撮影に臨んだはずの祠をうっかりアクシデントで破壊した事からはじまる術者たちのバトル祭り劇。
とにもかくにも読みやすい。一度読みはじめればぬるぬる飲める読み心地。
明確に映像を描けるすっきりとした文章に、次から次へと顔を出す術者たちと術式のまあキャラのよく立っていること。またその背景や特色からワールドワイドな設定がバランスよく組み上げられていることがよくわかる。
そして天出仁という口の良くまわる男とその「ツレ」のまあ魅力的なことといったら。
いやほんと面白いんで、ちょっと一緒に読みません?