青年ヨシノリが一発逆転狙いで撮影に臨んだはずの祠をうっかりアクシデントで破壊した事からはじまる術者たちのバトル祭り劇。
とにもかくにも読みやすい。一度読みはじめればぬるぬる飲める読み心地。
明確に映像を描けるすっきりとした文章に、次から次へと顔を出す術者たちと術式のまあキャラのよく立っていること。またその背景や特色からワールドワイドな設定がバランスよく組み上げられていることがよくわかる。
そして天出仁という口の良くまわる男とその「ツレ」のまあ魅力的なことといったら。
いやほんと面白いんで、ちょっと一緒に読みません?