ホラー? 祠ネタ?
いいえ、青春文学です。
普通の一般的大学生のタクミくんが、友人と一緒にみるみると不測の事態に巻き込まれ、常識的な日常の世界から一寸先は死の非日常の世界へと叩き落される、そのスピードと絶望感はすさまじいです。
次々に迫りくる圧倒的な力を持った鬼、対してこちらはろくな武器も経験もなんなら腕力もないド素人。
その等身大の怖さを丁寧に描き出し、あちこちに貼られた伏線をまとめ上げ、そして最終話どうなったかは……読んだ方だけのお楽しみです。
色々と配慮して書いて下さってあり、虫などが苦手な方にはマイルド版も用意して下さっている親切さ、文章も良く整っていて読みやすいと思います。
長期連休のおともに、是非ご一読を。