概要
え?あんたってあたしのこと、好きだったの?
藤崎麗羅は俺が最も嫌う女子だ。
休み時間にはからかってくるし、授業で間違えたりすると馬鹿にして笑う。
けど、日々の絡みは多く、一応連絡先だけは交換していた。LINEでも変わらずからかってくるので、俺のメンタルはズタボロなんだが。
そんな俺にも最近好きな人が出来た。
涼風明日香。
日直の時にプリントを職員室まで運ぶのを手伝ってくれたり、本を貸してくれたりしたのをきっかけに好きになった。その優しさに惹かれて。
麗羅とは大違いだ。
そんな彼女とも先日、連絡先交換することが出来た。
直接じゃ言えなかったけど……
LINEでなら……
好きって言えるかもしれない。
俺は勇気を振り絞って、彼女に『好き』と送った。
だが、翌日、麗羅から一通のLINEが届いた。
『あんた、あたしのことが好きなの
休み時間にはからかってくるし、授業で間違えたりすると馬鹿にして笑う。
けど、日々の絡みは多く、一応連絡先だけは交換していた。LINEでも変わらずからかってくるので、俺のメンタルはズタボロなんだが。
そんな俺にも最近好きな人が出来た。
涼風明日香。
日直の時にプリントを職員室まで運ぶのを手伝ってくれたり、本を貸してくれたりしたのをきっかけに好きになった。その優しさに惹かれて。
麗羅とは大違いだ。
そんな彼女とも先日、連絡先交換することが出来た。
直接じゃ言えなかったけど……
LINEでなら……
好きって言えるかもしれない。
俺は勇気を振り絞って、彼女に『好き』と送った。
だが、翌日、麗羅から一通のLINEが届いた。
『あんた、あたしのことが好きなの