幽霊屋敷の聖職者～人付き合いが面倒になった元勇者パーティの聖職者、隠居した家は幽霊屋敷でした～

世界を救った勇者パーティの一人、【聖者】ストロノーフ・ユニオン。
彼は仲間とともに魔王を倒した後、世界で最も大きな宗教団体であるエルミナ教会、その本部で大司教を務めることになった。誰もが羨む順風満帆な人生を歩む彼であったが、彼にはある悩みがあった。その悩みとは―――人付き合いが面倒くさい。
そんな悩みを抱えた彼は大司教になってから数年後、大司教をやめ隠居することに。穏やかな地方の町へと引っ越し、ちょっとした贅沢として屋敷を購入。その屋敷に住むことになったのだが、その屋敷はなんと幽霊屋敷だったのだ。
聖職者として幽霊たちを祓おうとするも、なんだかんだその幽霊たちとともに屋敷に住むことになった彼は、次第に面倒ごとに巻き込まれ始めて―――。

これは、聖職者が幽霊と歩む第二の人生である。

＊小説家になろう様と重複投稿中