この物語に祝福を。

僕は困った。
この物語を果たして読んだのだろうか、いや違う、そんな感覚ではない。

あらゆる物語が創作されるカクヨムの世界で、奇跡的な確率でこういう物語に出逢ってしまう、その感覚をお伝えする事がすごく難しい。

僕に言える事は、ここに書かれている物語、その言葉は、創作を越えて、美しさや感動すらも越えて、生命とも違う、とんでもない力場を形成している。

僕は読んでいて自分が恥ずかしくなった。いや、そう思う事すらもおこがましい。

筆者様が、振り絞って、振り絞って、さらにその先に踏み込んだ物語。

この物語にどれほどの熱量を注ぎ込み、真摯に、そして一心に、時に楽しみ、時に苦しみ、そんな様々な想いを結晶化させちりばめ、さらにその先の領域に達した事を、絶対に祝福せねばなりません。

この感覚をどう伝えればいいのか。

そんな事は不可能だと僕は知っている。

ねぇ、皆さん、時間が許すのならこの物語を体験するべきです。読むのではなく体験。この言葉の意味が伝わる事を祈りつつ、僕はこのレビューを締めくくらせて貰います。奇跡の様な確率で出会ったこの物語に、感謝を捧げます( ;∀;)

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