「言の葉」爛漫!

桜花爛漫という言葉があるが、
この作品を表すなら「言の葉」爛漫である。

和歌のつくりこみが素晴らしいです。   
歌が、言葉が舞うその光景が美しく、何度もため息がもれてしまった。

また作中、何度も登場する花々たちがその情景に混ざって、極彩色豊かでタイトルの通り「美し」い。

そのため途中出てくる、毒や呪いの禍々しさが際立ってさらにのめり込んで読んでしまった。

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