神たちの黄昏時

　小説賞で一次選考を通過したので、その時のタイトルに変更しました。

　美術部員の高校生、柊勇也は自分の町を活性化するため、上八木イリアという金髪碧眼の容姿にメイド服を着た美少女を生み出した。

　勇也はバーチャル・アイドルのイリアを使って、日々、自分の住む町のＰＲ活動に勤しんでいた。

　イリアは色んな方面からの人気を獲得していたし、勇也も動画配信のサイトから少なくない収入を得ていたので、全ては順調に思えた。

　そんなある日、勇也の町で殺人事件が起きる。勇也は自分には関係ないことだと思い事件のことは気に留めなかった。

　が、それは世界の行く末をも左右する闘いの始まりだったし、勇也もその闘いに否応なく巻き込まれていく。

　小説家になろうとアルファポリスでも同時連載しています。