『誰か』と一緒に生きる幸せを教えてくれる、優しくて綺麗な物語

誰だって、一人ぼっちは寂しい。誰だって、誰かと一緒に居たいと思っている。
その誰かは、自分と同じ姿かたちをした生き物かもしれないし、もしかしたら、違うかもしれない。
けれど、お互いを思いやる気持ちと、一緒に生きたいという願いがあれば、生き物としての違いなど些細なことで、そこには必ず幸せがあり、未来への希望がある――。

この物語は、そんな物語です。
ストーリー上の必要として、時に戦いや死の描写があり、闇の中に居る登場人物たちの悩みや苦しみの感情に揺さぶられることも多々ありますが、そんな時でも、とにかく作者様の語りと眼差しが優しいので、『この先にはきっと光がある!』と信じることが出来、スクロールの手が止まることはありませんでした。そして(個人的な見解ではありますが)その信頼は何一つ裏切られることは無かったと、ここに証言いたします。

既に見事に完結なさっていますので、最初から最後まで一気読みも可能です。
もふもふが大好きな人間たちと、人間が大好きなもふもふたちの物語がお好きな方は、是非。

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