一秒の解明

場所ですか？　時間ですか？　それとも心ですか？

最終話まで読むと、必ず1話を読み戻りたくなります。自分は、物語を世界を旅しました！

目覚め・・・傍らの男性・・・腕時計・・・散歩に行く・・・魔法が使える？・・・女の子と出会う・・・その母親に驚く・・・。
不可思議ながら暖かな世界。
そして紡がれる人生。
ミステリアスながらも心魅かれる物語です。
勘のいい人なら最初から「1秒」の意味に気づくかな？
でも、ほんとうの重みを知るためには、最終話まで読まなくてはなりません。

無機質な天井を目にした一人の女性がその後、行く当てのないさすらいの旅に……。
それは時空を超え彼女の過去の疑問や知りえなかったことを次々と明らかにしていく。
人生の悲喜こもごもと共に……。
ミステリー？
異次元？
タイムスリップ？
謎は深まるばかり。

そして最終的に辿り着いた先で、それは全て明らかになる。
一秒の解明のタイトルの意味をあなたはやっと知ることになるでしょう。

友情、恋愛……etc
一人の女性の人生をあなたも一緒に味わってみませんか？
私は物語の鮮やかな構成と才筆に魅了されました。

過ぎた時間はもどらない。
でも、誰にでも過去の真実を見つめ直す一瞬がある。
その時、何を見るのか？
どう生きたのかが試される刻（とき）だと考えさせられました。
前作『Yの翼』のヒロイン由佳里の後輩である絵里が主人公のお話です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（235文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（156文字）

　一人の女性に、その意思とは関係なく繰り返されるタイムリープ。なぜそんなことになるのか。思い出と、出会いと、新たに明らかにされる事柄。その全てがタイトルに込められ、最後に明らかになります。

ただただ文章に引き込まれました。

情景が目の前に浮かぶようで、読んでて楽しかったです。

わたしの表現が正しいかどうかはわからない。
ただ、読んでいると穏やかな気持ちになれるのは、主人公がそれなりの年頃だからなのだろうか、

一話から繰り返し読んでしまう。
ストーリーの中にこの先を示す何かが隠されているような気がして探ろうとする読者の私がいる。

先走しりせず、続きを待てば良いのであろうが先が知りたくて先読みしたくてどうしようもない。

これがこの作者のうまさなのだろう。

一話の始まりから引き込まれる事
間違いないストーリーである。

是非読んでみてください。

人生には、そう思うことが少なからずある。
時間が経過して、「やっぱり24時間」なんだと思い直す。
先日、毎週通う診療所のリハビリで、理学療法士の先生に、5分前にもここに入って来たような気がする、と言ったら笑われた。
その時の気分や体調で、1日1週間が長くも感じられ、短くも感じられる。
時折、自分の肉体はもうこの世に無くて、天上から思い出しているのでは？と錯覚することもある。
「歳だね。」

「傘を翻して雨水を貯めたり」・・・子供の頃、よく見かけた光景ですね。

○イナズマスパークラーメン。私には絶対無理。　笑

女の人の「猥談」って、男よりきついらしいですね。聞いたことないけど。
「女子会」…続きを読む