八話

 その日、タリヤたちはダンジョンに潜っていた。

 場所は、合同任務で行ったダンジョンからより東側にある別のダンジョンだ。

 依頼の内容は、ダンジョン内にあると言われる鉱石を探す事。

 その鉱石は入手がとても簡単で、今回向かうダンジョン以外の場所でもよくとれる。

 だが、運悪く市場に出回っている分は完売となってしまったため依頼が入ったらしい。

 真っ先にレンが、まさか本当に買い占めたんじゃないかとサイリを疑ったが、もちろんそんなオチではなく、時期的なものの様だった。


「目的の鉱石は、風邪薬の錬成材料ですのよ。そろそろ風邪のシーズンですもの、この時期は市場からあっという間に姿を消しましてよ」


 サイリが堂々と宣言すると、レンも「ああ、そういえばそんな時期…」と納得した様だった。


 ダンジョンの中の地質は、合同任務を行った時同様、渇いた砂の様だった。

 風も乾いていれば、空気も乾いている。

 歩き方によっては砂粒が靴に入りそうだった。

 古代の王の墓の様な壁画はないが、松明が周辺を照らしていた。

 その中を、四人は歩いていく。

 いつもと同じようにタリヤが先行して動き、そして、ある程度薬草や鉱石を回収してから戻ってくる。

 違うのは、その日、タリヤは緑に染色した麻袋を腰から下げていた事だ。

 それはサイリお手製のもので、中には魔力回復薬が入っており、激しい動きでも中に振動が伝わらない特殊加工の麻袋だ。

 今まではサイリが薬の管理を行っていたが、ここ最近、ダンジョンを潜ったり、レンとの訓練を続け、その結果として、タリヤには予備の魔力回復薬を持たせておくことにしたのだ。


「鉱石はできるだけ多く持って帰ってきて欲しいって依頼だったよね?」


 タリヤが確認すると、隣を歩くトラスが頷く。

 この階で確認出来ているモンスターはすべて倒した後で、あとは下階層へ続く階段へ向かうだけだ。

 多少隊列が違っても問題ないし、不意を突かれても、トラスもレンも対応できるだけの実力がある。


「余った分は、他の用途に回せますもの。あればあるだけ良いというのは、どこの錬金術師も同じですわ」


 まるで自分事の様に言うサイリに、レンが「姐さんはいつも求めてるっすからね~」と、適当に言葉を返す。

 歩いていくと、下階層に向かう階段が見えてきた。

 タリヤたちは普段と同じように下の階へと降りていく。

 下階も、今まで居た空間と同じような光景だった。

 足元は乾いた砂で、壁画はないが壁そのものはある。

 松明が均等に壁に引っ掛けられ、乾いた風が、時折、炎を揺らした。


「じゃあ、見てみるね」


 タリヤが空間を把握する。

 シーフとして、魔力器官を通して目に集中する事にも、タリヤはだいぶ慣れてきた。

 時々魔力詰まりを起こして目が片方だけ、あるいは両方、朱色になるが、それでも今までと同じように視えるところまでは感覚が戻ってきた。

 タリヤの目が、上下左右に動く。

 この階の、すみからすみまでを見尽くす様に。

 シーフでないと見えない隠し通路がいくつかあるが、どれも行き止まりで、その代わり、行き止まりに何かがある様だった。

 その他にも、フロア全体が初心者向けの迷路の様だ。


「うん、じゃあ行ってくるね」


 ほぅ、と息を吐き出して、今度は足に魔力を溜める。

 もちろん、足に集まる魔力が通る器官を意識して。

 そして勢い良く踏み出すと、タリヤが見ている景色は速度を上げて過ぎていく。

 曲がり角の先でモンスターの気配があると、足に力を込めて飛び越える。

 さっきのは二体、レベル感はそこまで苦戦しなさそう、と、把握ももちろん忘れない。

 曲がり角をもう一度曲がるとそこは行き止まりで、壁の隙間から薬草が生えている。

 根をあまり傷付けないように、そっと、けれど素早く回収すると、サイリお手製の麻袋に入れ、もう一度足に力を込めた。

 そうしてフロアを駆け巡り、下の階へ繋がる階段を見つけてから、トラスたちの所へと戻った。


「ただいま」


 タリヤが声をかけると、サイリは、待ちきれないと言わんばかりにそわそわしだす。

 彼女の目当ては言わずもがな、だ。

 タリヤが麻袋をサイリに渡すと、まるで、待てが終わって餌にようやくありつける犬のように目を輝かせる。

 それはもう、キラッキラだ。

 レンがそんな様子をジト目で見るが、その後に、サイリ以上にそわそわしていた兄貴分に視線を向けて、ニヤついた。


「トラス?」


 自分を見つめてくるトラスに、タリヤが首を傾げながら声をかける。

 トラスは何も言わないが、ただ、じっとタリヤを見続けた。

 安否を確認するようなあからさまな視線は、タリヤが魔力詰まりを起こしたあとに何度か潜ったダンジョン内でタリヤに向けていたが、それはようやく落ち着いた、はすだ。

 だが、トラスはそれでも、タリヤを見続ける事だけはやめない。

 そして微かに笑みを浮かべてから、タリヤから視線を外すのだ。

 もちろんそこに言葉はないが。


「どうだった」


 そして何事もなかったかの様に、パーティーのリーダーとして情報共有を促す。


「フロア全体で、モンスターがちょこっと。けど、まだこの階層だし、大丈夫だと思う」


 タリヤが答えると、トラスは「そうか」と言って歩き出す。

 モンスターを一掃していない状態のため、レンが自然とトラスの隣を歩き、タリヤはサイリと共に二人の後ろを歩いた。


「魔力回復薬はまだおあり?」

「うん、まだ使ってないから大丈夫。ありがとうサイリ」

「なぁにを言っているんですの?愛しのタリヤのためですもの、当然ですわ〜!それに、タリヤは鉱石や薬草を回収してくれる。これぞ、Win-Winというやつですわね!」


 おほほほほ、と高笑いをするサイリに、タリヤではなくトラスが反応し、ギロリとサイリを睨む。


「モンスターに居場所を伝えるな」

「あらあら、これは失礼いたしましたわ」


 サイリが笑顔で答えるが、額には青筋が浮かんでいた。

 が、トラスの言う通りなのでサイリは一応我慢をする訳である。

 そんな二人の様子に、タリヤは苦笑いを浮かべた。

 これはまあ、何時もの事なのだが。

 サイリも、別に油断をしているわけではない。

 ただ、前にいる二人の、冒険者としての腕を信頼しているのだ。

 今居る場所が上階層に近く、モンスターもそこまで強くないという余裕もあるのかもしれないが。


 途中でモンスターを倒しながら、タリヤたちは更に奥へと進んだ。

 階層を降りるごとに、タリヤが空間を把握していき薬草や鉱石を回収していく。

 依頼された鉱石もいくつか見つけて麻袋に入れた。


 次が中階層へ差し掛かる、下階に繋がる階段の前でタリヤが足を止めた。

 トラスたちが、一段目に足をかけ、振り返る。


「どうした」


 トラスが問いかけるなか、タリヤは眉を寄せ、目を凝らしていた。

 階段の奥の奥をじっと、何かを視界に捉えようとする様に。


「何だろう、なにか動いてる。モンスター…にしては、ちょっと気配が違う様な気がする」


 訝しげに目を細め続けるタリヤに、トラスたちは顔を見合わせる。

 タリヤは眉間にシワを寄せたまま首を傾げてから、口を開いた。


「今日の任務って、鉱石が回収出来るダンジョンだったら、際限なく募集をかけてたよね?依頼」

「ああ。階層にもよるが、EからAまで、すべてのパーティーが対象だ」

「じゃあ、他のパーティーが潜り込んでるって事っすか?」

「その可能性もありますわね」


 感じた気配は、本当に冒険者パーティーの気配なのだろうか。

 タリヤは納得がいかなかったものの、レンやサイリが言った通り他のパーティーの可能性は高い。


「用心して進むぞ」


 トラスが警戒しながら、下階へ繋がる階段を降りだす。

 タリヤたちも、トラスに続いて階段を降り、中階層へと足を踏み入れた。


 中階層は、上階層と同じ造りになっていた。

 合同任務にあたったダンジョンと近い距離に位置しているため、ダンジョン内の環境が変わるのではないかと警戒していたが、今のところ、特に問題はなさそうだった。

 タリヤが上階で感じた気配も、今はしない。

 その事が逆に不気味で、タリヤは早速目を凝らした。

 タリヤの目が淡いグリーンに輝き、上下左右に忙しなく動く。

 立体の様に空間を捉えて、頭の中で大まかな地図を作っていく。


「…あれ…何だろう…」


 なにか、動いているものがある。

 それを捉えた瞬間、タリヤは、やはり眉を寄せた。

 いつもであれば、出入り口や階段付近で把握するのは大まかなフロアマップのみで、敵の位置は移動しながら把握していく。

 だが、今のタリヤは上階層から降りてきた階段の前で、なにかが居る事を把握した。

 異様な気配とも言うべきか。

 ダンジョンが可笑しいのか、それとも、これも第二ジョブ発現の副作用のようなものなのか分からず、それが余計にタリヤを警戒させた。


「タリヤ」


 報告を、と、トラスが言う。


「ごめん。なんだろう…奥にやっぱり、なにか居るんだと思う」

「…フロアの探索は後にして、その場所に向かう。タリヤ、案内を頼む」

「わかった」


 トラスの判断で、タリヤは、トラスと並んでダンジョン内を歩き出した。

 気配に気を辿るように意識しながら歩いていく。

 風の吹く方向や、吹き方一つにさえ意識を集中させて。

 上階へと繋がる階段がある場所からはかなり離れた場所へ壁沿いに歩いていくと、途中から、金属を打つような音が風に乗って聞こえてきた。

 タリヤたちが、四人揃って顔を見合わせる。

 アイコンタクトだけだが、何を思っているのか、何となくだが互いに理解が出来た。

 その音は鎧がぶつかる様な音でもなく、そして一定間隔で響いているものでもない。

 つまり、鎧を着た人間の、あるいはモンスターの関節部分の鎧がたまたまぶつかった音でもなければ、モンスターや人間の動きに合わせて響いたものでもないということ。


 そんなモンスター、知ってる?

 いいや、聞いたこともない。

 わたくしも存じ上げませんわよ。

 俺も知らないっすよ…?


 アイコンタクトで行われた会話は、こんなところだろうか。

 つまり、誰もそんなモンスター、知らないのだ。

 奥へ進むほど、その音はハッキリとしてくる。

 やはり、金属を打つような音だ。

 そしてそれに混じって、人の声もだんだん聞こえてくる。


「タクト!」

「な、なんでこんなところに、異種モンスターがいるんだよ、聞いてないよ!」

「前見て!」

「とにかく、逃げないと!」


 焦りを帯びた、悲鳴にも近い会話にトラスたちは一瞬動きを止めた。

 焦り方からして、まだ新米の冒険者パーティーだろう。

 異種モンスターという言葉に、トラスたちが目を合わせ四人揃って頷くと、真っ先にトラスとレンが動き出す。

 サイリは薬品が入ったポーチを片手で慣れた様にあさって、そこから目当ての薬品を取り出す。

 タリヤは目に魔力を込めて、今いる場所から一番近い隠し通路を確認した。

 一番近い隠し通路は地上へ通じるものではなく行き止まりのようで、ダンジョンを脱出するには他の通路を見直さなければならない様だった。

 トラスたちが駆けていった先で、金属が打たれる鈍い音がする。

 レンが敵の攻撃を盾で受け止めたようだ。

 それを戦闘の合図として、タリヤとサイリも、トラスたちの居る場所へと駆け出した。


 奥へと走っていき見えたのは、レンの盾で作った影からトラスが剣を振り上げ上方へ飛び上がったところだった。

 少し距離をおいて、手前側にはすっかり腰を抜かした新米らしき四人の姿も見える。

 ダガーを手にしているのは、シーフらしい。

 その他に、魔術師と、錬金術師の下位にあたる薬師、ナイトの下位にあたる剣士の四人編成の様で、長剣を手にしている女の子は、腕と脚に怪我を負っていた。

 飛び上がったトラスが、骨格だけの爬虫類型をした異種モンスターに剣を振り下ろす。

 トラスのブレードが当たった瞬間、耳を突く、キーンッという音が響いた。


「こいつっ…!」


 トラスの剣が弾かれる。

 グリップを離すことはなかったが、剣が弾かれた勢いで後ろへと体勢を崩した。

 トラスが何とか地面に着地するなか、サイリは、手に持っていた赤い液体が入った瓶をモンスターに投げ込んだ。

 瓶が弾かれた瞬間、爆音が響き、あたりが煙で覆われる。

 タリヤが、目に魔力を送り込み煙の向こう側を見る。

 煙の中で、淡い緑色が光りを帯びた。

 煙の奥の奥、タリヤは、ゆっくりとした動きをする影を見た。


「ほとんど効いてないかも…」


 思わず、ぽつりとタリヤが呟く。

 前で爆風をガードしていたレンも、レンの盾の影に隠れたトラスも、そして爆薬を投げた張本人であるサイリも、一様に驚いた。

 煙が落ち着いていく中、タリヤは改めて、目を凝らした。

 今度は空間把握ではなく、相手のレベル感を把握するときと同じように。

 骨だけのモンスターということは、硬度がものを言う。

 その硬度がどれほどなのかを視る。

 それもまた、シーフのできる事の一つである。

 骨があまりにも硬くトラスの剣を弾いたのかと思ったが、タリヤが視る限り、そうではないようだった。


「不味いかも。多分、物理がほとんど効かない体してる」


 タリヤの目が、焦るように動く。

 何か弱点はないかとしきりに異種モンスターの体を隅々まで、小さな傷一つでさえ見落とさないように視ていく。

 だが、タリヤが視る限り、何処にも弱点と呼べる傷や脆そうな部分はなかった。


「攻撃系の魔法なら効くかもしれないけど…」


 魔術師は居るが、新米の魔術師は腰を抜かして立てそうもない。

 逃げようにも、抜け道の把握が難しい状態だ。

 タリヤたちのパーティーでさえ、サイリの爆薬も、トラスの物理攻撃も効かない相手と相見えた事はなかった。

 どちらかが効かなくても、必ず、もう一方は効く。

 だから今までやってこれていた。


「あなた、魔術師でしょう?お立ちなさい。今この状況を打破できるのはあなたのその力ですのよ」


 サイリが魔術師らしき新米の女の子の傍らにしゃがみ、強い視線をぶつける。

 だが声をかけられた当の本人は、体を震わせて、到底、立てる状況にもない。

 逃げるにしても、この、腰を抜かして立つこともままならない新米たちを担いで逃げることなど、現実的ではない。

 タリヤも、トラスも、レンも、何か打開策はないかと考える。

 タリヤたちの額には、冷や汗が滲んだ。


「わたくしの爆薬で目隠しをいたしますわ。そのスキに、この子たちを担ぐしかありませんわ!」

「ンな力どこにあるんすか!姐さん現実見てくださいッスよ!」


 サイリの目は、ある意味まわっている様だった。

 状態異常の魔法をぶつけられた訳でもないが、まさに混乱している状態だ。

 そんなサイリを見て、タリヤは目を見開き、もう一度、異種モンスターに視線を向けた。

 タリヤの緑色の瞳が光りを帯びる。

 物理などの打撃系に耐性があるということは分かった。

 攻撃系の魔法に弱いということも判別が出来た。

 だが、例えばそれ以外の、妨害系の魔法はどうだろうかと、意識して深い呼吸を繰り返しながら確認していく。

 焦ることのないように、じっくり、じっくりと、深く視ていく事を、意識する。

 トラスもタリヤの様子に気付くと、レンに視線を送り、レンもそれに頷く。

 異種モンスターの黒真珠の様な目が、タリヤに向いた。


「させないっすよ!」


 モンスターが踏み込むと同時にレンも踏み込むと、盾を構えたまま足元目掛けて突っ込んでいく。

 レンの盾がモンスターの足元に勢い良くぶつかると、鈍い音と共に、モンスターがゆっくりとひっくり返る。


「げっ!」

「レン!」


 骨だけとはいえ、でかい図体をしたモンスターがレンの頭上に影をつくる。

 サイリが悲鳴にも似た声でレンの名前を呼ぶなか、タリヤの前にいたトラスが素早く動き間一髪のところでレンを突き飛ばし、二人揃ってモンスターの奥側へと転がった。


「─トラス?!」


 タリヤの声と同時に、地響きの様な音を立ててモンスターが転がる。

 地面を揺らし、土埃を巻き上げ視界を悪くする。

 腕で土埃を防ぎながら、タリヤは、ぐっと下唇を噛んだ。

 心臓が強く打つ。

 いつもより打つ速度も、ずっと早い。

 背中に汗が一筋流れたのを感じながら、タリヤは、目を見開いた。

 トラスが無事かを確認するために目を凝らして必死に影を探すが、横に倒れたモンスターが視界を遮り、うまくいかない。

 とにかく、が邪魔で仕方がない。

 その事にタリヤは苛立ちを隠せず、気づけば手をかざしていた。

 朱の器官を魔力が通りタリヤがかざした手のひらへ集まると、一気に魔力が放出される。

 起き上がれずのたうつ異種モンスターが、下から次第に、石へと変わっていく。

 ピキピキとひび割れる音を立てながら。


「タリヤ、あなた…」


 サイリが後ろで、目を見開いてその光景を呆然と眺めた。

 完全に石になったモンスターは、重力に抗えず骨がバラバラと地面に落ち、その衝撃で砕け散った。

 だがタリヤはそれで終わらず、視界を塞いでいた障害物が消えたことでようやく本来したかった事を成せると、手をおろして目に魔力をまわそうとする。

 その目がいつも通り光りを放つことはなかった。

 どうやら無我夢中で魔力を放ったせいで、魔力詰まりを起こした様だった。

 だが、巨大な石積みとなったモンスターの残骸の向こう側に、二つの影が、しっかりと見えた。


「─トラス!レン!」


 タリヤが二人の姿を見ると、一気に駆け出す。

 トラスが一瞬目を見開くも、そんなのもお構いなしに、タリヤは、トラスに思い切り飛び込んだ。

 トラスが微動だにせずタリヤを受け止める。

 タリヤは細く息を吐き出して、そして「良かった…」と、心底安堵したように呟いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る