嵐のような、とおい夢のような。

ながなが、ことばを送るべき作品ではありません。作者さまの、とおいとおい時間、なつかしい色、そうして現地点から振り返ったときに、髪を揺らした、あのときの風がもういちど、記憶をはこんできて。

ときは、ながれるのです。想いをのせて、存念とうらみと、からだ全部をふりしぼった、そらと同じおおきさの恋とともに。

いつまでも、いつまでも。

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