ノアとルナ
視界に明るさを感知して、目を擦りつつ上半身を起こすと、一面真っ白で見慣れぬ病室。
そう──俺は、手に入れてしまったのだ。
いの一番に予約を入れ、手術を敢行した。今、その手術の麻酔から目覚めたところだ。
じっと自分の手のひらを見つめて観察する。何かが変わっていやしないかと、身体の感覚に注視する。
今、俺の頭の中には、脳と同化した「ネオ・ライム」が確かに存在しているはずなのだから。
手術前に手渡された取説は紙一枚で、無線イヤホンの取説よりも書いてあることが少なかった。俺はベッドの横にある棚の上の取説を手に取り、まずは起動してみる。
ゼウスよ……起動しろ!
と、俺は取説に書かれているとおり、声に出さずに「思うこと」で──すなわち、「起動させる意思を込めること」で、ゼウスを起動させようとした。すると、
バチバチっ!
「いたっ……」
電気がスパークするような音。
頭の中でズキッと痛みが走り、目の前にパリパリと音を立てながらアークが飛び散るのが見えた。俺は両手を額に当てながらベッドに転がった。
ただ、痛みが走ったのは一瞬で、すぐにその異常現象は収まった。
脳に金属なんかを入れた副作用か? やっぱ選択ミスか? テレビのアナウンサーの言うことを重く受け止めて、もっと用心深く検討すべきだったか?
そんなことを考えていると、黒を背景として、白地で「Zeus」というロゴが表示された。
しかし、それが一体どこに表示されているのかよくわからなかった。
俺の視界は、相変わらず真っ白な病室を映し出している。
これ……映ってるの、頭の中?
まさにそうとしか言えないところに、その文字は浮かび上がっていた。
目線をクリクリと動かして、ロゴの位置が動かないかを試している俺へ、さらに次の変化が起こる。
さっきのゼウス・ロゴが消え、同じところに「世界」が広がったのだ。
その「世界」は、なぜか可愛く飾り付けられた上品で真っ白な子供部屋で、壁には見たことのない大きな紋章が貼り付けられていた。
奥には、大きくて高級そうな、まるで王家の者が使いそうなキングサイズの天蓋付きベッドが存在感を主張している。
そして、俺はまるでその「世界」に入り込んだかのように、子供部屋の中で立っていた。
まるで現実としか言いようのないリアルさ。
しかし、紙面、テレビ、ラジオ、ネット、ありとあらゆるメディアで事前に散々宣伝されていたので俺は知っている。これは、ゼウス・システムが俺の頭の中に作り出す仮想空間なのだ。
つまり今、俺は、目では現実世界の病室が見えつつ、頭の中に広がった上品な子供部屋で立っている感覚を味わっていたのだった。
子供部屋の中には、俺以外に、歳の頃で七、八歳くらいの二人の少年少女が立っていた。
まるで現実世界と見紛うような完成度を誇るアバター。
二人の子供だけではない。俺自身もまた、この仮想空間では、アバターとして存在していた。
リアルなグラフィックに感動したのも束の間、二人の子供の振る舞いが気になり、俺は顎に手を当てて考え込んでしまう。
それがどういった振る舞いかというと。
男の子は、目も覚めるほどに鮮やかなミディアムの青い髪、吸血鬼を連想させる真っ赤な瞳。
高級そうな半袖・短パン・靴が作り上げる上品なイメージに反して、ポケットに手を突っ込んだまま首をかしげて俺をダルそうに見るという態度。
女の子は、初夏の木々が身に纏う若々しい葉っぱよりも色鮮やかな長い鮮緑の髪と、同じく真っ赤な瞳。
こちらも、上品そうなヒラヒラフリルの服から俺が持った印象とは真逆の、部屋の隅で三角座りをしながら上目遣いで俺をジトッと睨むという佇まい。
いずれも、国の威信をかけた一大プロジェクトを担うイメージキャラにしては愛想が悪いし、初めてこのサービスを利用するユーザーを案内する気すら見受けられない。
一体どういうことだろう、と、眉をひそめながら俺が考え込んでいると、やがて二人がボソボソと言葉を発する。
「僕はノア。八歳だよ」
「ルナもね、八歳」
二人の声は、もしかして現実世界で誰かが俺に話しかけたのではないかと一瞬勘繰ったくらいにリアルだった。その証拠に、俺は声が聞こえた瞬間、誰もいないはずの病室を見まわしたのだから。
間違いなく目の前にいるアバター二人組が発した声だと確信した俺は、取説に書かれたことを忠実に守って、声には出さずに「思うだけ」で、彼らに言葉を伝えることにした。「お前らはなんだ?」と。
すると────。
「お前らは、なんだ?」
俺にも聞こえる「俺の声」が、俺の頭の中で確実に発せられた。
ルナと名乗った女の子は、表情筋をピクッと動かし、急に立ち上がったかと思うと、人差し指を乱暴に俺へ向けながら口を尖らす。
「あのねぇ! 初対面の人にどういう言葉遣い? それにね、まずは自己紹介くらいしなさいよ! 社会人として、ちゃんとやれてるの?」
俺は、ディスられたことも忘れて、口をぽかんと開けたまま固まっていた。
AIの反応とは思えないほどに人間らしかったのだ。まるで自我を持っているかのような反応に、俺は一瞬、本物の人間がそこにいるかのように錯覚した。
「すげえなホント! わかった、ごめんよ。俺は『
ルナの命令に従って素直に名乗ると、次はノアが興味を示す。
「ええ? そっちの名前のがスゲェじゃん。『寝る』って意味の言葉が二回も名前に入ってんの?」
小学生の頃、友達から散々イジられた名前をとうとうAIにすらイジられてしまう俺。
「坊やたち、いくつなの?」
「坊やじゃねえ、ノアとルナだっつってんだろドアホ。言葉を選べよ」
さっきから何? この言葉遣い。というか、性格。どういう設定?
一瞬イラっとした。
言葉を選ぶのはそっちだ、という指摘をグッと飲み込む俺のアバターの前で、二人は会話を続ける。
「ねえノア。本当にこいつなの? 間違ってるんじゃない?」
不信感を露わにした顔で尋ねるルナ。
ノアは指をくるりと回し、何もない空中にタブレットのようなものを出現させたかと思うと、何やら疑るルナへそれを見せた。
「間違いないさ。ほら、『電気回路の侵入者/インベーダー』って名前のアビリティが表示されてるだろ? しかも二つだ。『星幽体投射/アストラル・プロジェクション』ってのもある。初めて能力に目覚めた時点でダブル・アビリティなんて人類初だよ、ヤバいぜ」
「ほんとだ。でも、発動条件が『睡眠中』になってるけど」
「能力には本人の特徴が反映されている。きっとこいつ、寝るのが好きなんじゃない? 多少制限はあるようだけど、こいつが未来を変える可能性を秘めてるのは間違いないよ」
謎の会話を終えた二人は、これまた謎に俺を見据える。
「お前は選ばれた」
「はあ? 何言ってんの?」
二人の子供は俺をビシッと指差し、一切ふざけている素振りを見せずに宣言する。
「眠ってみろ。今すぐに」
「いや、だから」
「つべこべ言わず言う通りにしろって、このドーテーが」
「どっ……!」
「おっと。ちょっと待て」
ルナの暴言で動揺した俺を、ノアはパーにした手を突き出して制し、何かに勘づいたような表情をした。
「電話だ。相手は新堂ミミと、中原達也。繋ぐか? グループ通話するか?」
「えっ? 電話?」
「だからそう言ってんだろ鈍いな。どうするのか早く決めろよバカ」
感動したもの束の間、AIなんてあまりにも人間臭いと逆にうっとうしいのかもしれない。
いつの間にか俺は、この生意気なクソガキ二人組をギャフンといわせる方法を考えていた。
しかし今までに把握したこいつらの性格からして、モタモタしているとさらに追加でコケにされるのは間違いない。
……こいつ、さっき「電話」って言ったな。
確か、ゼウス・システムはログインしている者同士で、頭の中で「思うだけ」で通話ができるはずだ。
俺は慌てて「グループで繋げ」とノアへ返答する。
「おっ、繋がった! センパーイ、起きてますかぁ?」
「おいネム、全然返答なかったやんけ! まだ寝とったんか? 寝すぎやろ、ネムだけにw」
元気な二人の声が、俺の頭の中へ直接響き渡る。
隣にいるのかと思うほどにリアルな声。俺はまたもや、反射的に現実世界の病室を見渡してしまった。
「すごいっすよね、これ! ホントに、思うだけで色々できちゃうし」
「お前が寝とる間に、あたしらはもう先に進んどんで!」
「早えよw ちなみに、お前らんとこは、なんていう名前の奴らがいるんだ」
「名前? 奴らって?」
「いや、ほら、子供みたいな生意気な奴らがいんだろ。マスコットっていうの? なんか、案内キャラっつうか、イメージキャラみたいなのがさ」
どうやら、電話中の俺の声はこの子供二人にも筒抜けらしく、横にいるノアとルナの二人が顔をしかめて俺を睨む。もしかして、電話はずっとこいつらに検閲され続けるのだろうか。
「ええ? 誰もいないっすよ。というか、俺の相手は天の声がしてくれてます。なんスかキャラって? センパイんとこは、なんか居るんすか?」
「あたしんとこもおらんで。どんな子がおるの? 会ってみたいわぁ」
「ああ……子供が二人ね。こいつらがずっと喋ってる。なんかディスられたりしてさ。ほんと人間みたいだよ」
また明日な! という元気なミーの声で電話を終える俺たち。
通話が途絶えるとすぐに、ノアがせっついてきた。
「ほら、寝ろよ早く」
「だから、なんでだよ! 意味わからんっつの」
「お前の能力は、寝てる間しか発動しないって言ってんの。さっき話してたの、聞いてなかったのかよボンクラ」
「わかる訳ないだろ、最初から説明しろこのクソガキ! なんだよ能力って。ゼウスのアプリかなんかか?」
ノアは、ふう、と大きく息を吐き、呆れ気味に俺を見上げる。
「生ける金属『ネオ・ライム』が脳と同化したことで、お前の脳の使われていなかった部分が活性化し、特殊能力に目覚めたのさ。お前が得た能力は二つ、『インベーダー』と『アストラル・プロジェクション』。これらの特殊能力は、お前が眠っている間にしか発動しない」
……特殊能力?
俺は、ノアの言葉を素直に飲み込めず、ただ立ち尽くす。
「『インベーダー』は、ありとあらゆる電気回路に侵入し、そこに接続された機器やシステムを自由自在に操ることができる。ただし、電気回路に侵入するためには、お前自身がその電気回路に接続されていることが条件だ。『アストラル・プロジェクション』は、うーん……平たく言うと『幽体離脱』だね。今のところは、他人に見られることなく忍び込めること……かな」
幽体離脱なんていったいこれが何の役に立つんだろ、とノアとルナがざわついている間、俺はずっと放心していた。
こいつらの言うことが本当なら、俺は、たとえばそこのテレビの電源を、念じただけでつけることができる……ハズだ。
「……テレビよ、つけ!」
しかし何も起こらない。
怪訝な顔をあえて作って首を傾げる俺に、ルナが言う。
「だから、『眠っている間だけ』だって言ってるでしょうが! ったく、ほんと大丈夫? こいつ」
「まあ許してやりなよ。まだ現実と夢の区別がついていないような顔だ。ネム、まずは眠るんだ。お前にとっては、『眠っていることこそが力』なんだ」
気が付けば、俺はこいつらの言う通りに動き、ベッドに横になっていた。
「ゼウス」と呼ばれる先進的ネットワークシステムの、単なる看板キャラのはずなのだ。
それが、俺に……人間に対してこのように命令し、あまつさえ、AI同士で会話を続けている。
ベッドに寝転がったものの、一向に眠れなかった。
こいつらのことが気になったのだろうか?
よくわからないが、目がギンギンに冴えてしまって、一ミリも眠れそうな気がしない。仕事のせいで常に極度の寝不足、いつでもどこでも放っといたら五分と待たずに睡眠へと誘われる俺が、だ。
結局、俺は、朝になるまで眠れなかった。
この日は土曜日で仕事は休みだったので、俺は引き続き寝ようと試みた。
しかし、とうとう夜になっても眠れず、全く眠くなる気配がない。身体はどんどん疲れていき、明らかに睡眠を必要としている状況なのだ。なのに……。
その夜もまた眠れず、日曜の朝になってしまった。
俺はトイレに行こうとして、壁にもたれかかったまま、床にへたり込む。
衰弱する身体とは裏腹に、冴え渡る意識。眠くなる気配は、依然として感じられなかった。
「なあ、ノア、ルナ、どうなってんだ? これ、ちょっと異常じゃないか……?」
「ああ……ネム、もしかしたら、脳と同化した『ネオ・ライム』のせいかもしれない」
「『生ける金属』か?」
「そうだ。すぐ医者に行った方がいいかもな」
俺は心療内科へ行くことにした。
レビューで人気のクリニックを選び、そこで薬を処方してもらったが、その日もまた、眠ることはできなかった。
真剣にヤバい。もう歩くのもフラフラな状態だ。俺は月曜の仕事を休み、高田に何度も「死ね」と言われながらも、中原とミーに仕事のフォロー依頼の電話を入れる。
「ネム、どうしたん! 名前のとおり、寝ることだけは誰よりも得意なお前が」
「そうですよ、起こしても起きない先輩が不眠症だなんて。信じられません!」
心配しているのかディスっているのか不明なこいつらの声を聞きつつも、頼み事をする側の俺は反抗せず黙ってスルーする。そもそも、言い返す元気などもはや無いのだ。
ヤブ医者ではないかと俺は
診察室に入ると、医院長は俺の瞳をじっと覗き込む。
何かを悟ったような顔をした彼は、天井を見上げて小さくため息をついた。
「良い医者を紹介するよ。今からすぐに向かいなさい」
そう言った彼の瞳の奥に、心をザワッとさせる何かが見えた気がした。人当たりの良い最初の印象とはまるで別の、異質な何かが。
紹介状を渡された。
それには、俺が今から行くべきクリニックに至るまでの詳細な経路地図が添付されていた。
が、あまりにも複雑なその経路に、一目見た瞬間、俺は確認作業を諦める。もう着いてからでいいや、となった。
最寄り駅を降り、ここで初めて真剣に地図を見る。
地図に書かれていた場所は、駅を出てから一、二回くらい曲がればすぐに到着できるところだった。にもかかわらず、複雑な回り道を指定された地図。バカバカしいにも程があるし、今の俺には無駄な体力を使う余裕はない。だから、俺は地図の通りには行かずに、自分の判断で最短経路を行く。
地図に示されているはずの場所に、クリニックはなかった。
俺は普段からトラックを運転して現場を回っているから、地図を見て目的地へ行く能力には自信があった。
地図を見る限り、間違えようがないほどに簡単。だから、俺は一五分間くらい、その付近を探し回った。
しかし見つからない。イラつきとともに湧き上がる絶望感に浸されつつ、もう一度、渡された地図の経路を見たとき……
不必要にグルグルと、まるでロリポップキャンディのように街区内を回り道したその経路に、俺は一つの直感を得る。
この経路の通りに、行くのか?
だからって何も変わるわけはない。バカなことを、と思いつつ、俺は試しに、その通りにしてみた。
本来ならすぐに着くはずの距離にある目的地も、これだけ回り道をすると相当に遠くて、俺は倒れそうになる身体に鞭打って歩き続ける。
もう少し……。
でも。だからって、あるはずなんてないけどな。
そう思いながら歩いていた俺は、口を開けたまま立ち尽くす。
地図に記された目的地と重なるはずのところでふと現れた、うっすらと光るクリニックの看板とビルの扉。
俺は、ジェットコースターの順番待ちをしている時のような軽い痺れを伴う緊張感に冒されたまま、紹介状を汗ばんだ手で握りしめてその扉を開けた。
なんの変哲もない、薄汚れた内装のクリニック。受付には、一人の若い女性職員が座っていた。その女性は、俺に気付いて声をかけてくる。
「紹介状を」
真っピンクでセミロングの髪は毛先になるにつれて明るい銀髪へと変わるグラデーションで、首をかしげると真下へサラッと垂れ下がる。
微笑むと、口元にあるほくろがキュッと上がって、俺の息を早くする。
大きくて、うっすら緑色をしている瞳の魅力に有無を言わさず拘束された俺は、鼓動を打つタイミングが意思に反して早くなっていく。
つまり端的に言うと、その女性は、無言で自分を見つめる俺に対して、首をかしげながら笑顔を向けたのだった。
「あ、……スンマセン」
止まっていた時を動かし、くしゃくしゃになった紹介状を渡す。若く美しい受付嬢は健康保険証の提出も促さず、診察室の中へ入るよう俺に言った。
診察室の中で座っていた白衣の医者の姿は、クリニックの職員としてはファンキーと言わざるを得ない受付嬢とは真反対で、俺の想像をすっかり裏切った。
黒髪で、かなりの美男子ではあるが至って普通の様相。むしろ医者という職業からすれば信用のおける当然の外観だった。どうやら受付嬢の姿が俺の感覚を狂わせていたらしい。
促され、椅子に座らされる。
そのまま医者は何もせず、じっと俺の目を見つめる。
俺も、医者の目をじっと見つめ返した。
やがて、軽く頷いた医者は、
「薬を出しておきます。しばらく様子を見てください。ただし……」
不思議な目だ。吸い込まれそうな瞳。この先生の目にはなんらかの魔力がある、と思わされる。
「用法、容量は必ず守ってくださいね」
クリニックの扉を開けて外へ出た俺は、最短距離で駅へと歩き出す。
気になってふと振り向くと、そこには、もうクリニックは見当たらなかった。
疲労で動かない身体を引きずるようにして家へ到着した俺は、医者からもらった薬の処方箋を手にとる。
処方医 :アスクラピア・クリニック 童夢 正
内服薬 :ヒュプノス
用法・容量:一日一錠
警告 :用法・容量を遵守しない場合、死亡することがあります
書かれているのは、これだけだった。
警告の内容にゾッとする。
一錠を超えて服用した場合には死に至るかもしれないという薬。
でも、これにすがるしかない。このままだと、冗談でなく本当に死んでしまうかもしれないのだ。
俺は薬を一錠取り出し、口に含んで水で飲み込む。
飲み込んで、ものの一分もしないうちに、俺の意識は揺れながら遠くなった。
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