概要
僕は大学を卒業して小学校の先生になった。
色々やらかしてしまい、教頭先生に怒られる毎日だった。
そんな僕に10歳の女の子がラブレターをくれた。
プロット
先生が子供達と様々な交流を行ない、周囲の大人達も楽しく絡んで行く、そんな物語が進んで行きます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!大人から子どもまで全ての人に読んで欲しい。大切なことを教えてくれる物語
軽快な文章、最初のページからくすりと笑える楽しいがいっぱいの物語。タイトルのこともあり、そう思って読み始めました。
でも、読んだら涙が止まらなかった。
自分の心を正しく使う。それができる人は大人になるほど少ないのかもしれない。それは、私を含めてだ。
刺さった。めちゃくちゃに心に刺さった。同じページを何回も読んだ。何回読んでも、レビューを書いている今も涙は止まらない。
この物語に出会えて良かった。本当に良かった。ありがとうございます。書いてくれて。世に出してくれて。
私のこれからの人生に大きな影響を与えてくれる物語だろうな……と思います。それはきっと、他の読者の方もだと思います。
大人…続きを読む - ★★★ Excellent!!!駄目じゃない!んこじゃない!
人は悲しいけど馬鹿だよね。
集団的生き物だからね。だからいじめがあるんだよね。
でもね。
このお話のように、子供のような大人の先生がいたら、きっといじめられてたそこ子は笑顔になるよ。
このお話のように、素直で痛みのわかる子供達がいれば、きっと楽しくドッジボールできるよ。
いじめ問題が取り上げられる昨今です。
行政が考えていっぱいケアされている昨今です。
でも、根本の解決は、ここにあるのかな?そう思いながら目頭が熱くなりました。
恐らくですが、文字数の関係で最後のあとがきがどこかで削除されるそうです。
それまでに、全話読んでもらい、あとがきで涙してください。
因みに、ちゃんと冒頭で変態…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ここには愛が詰まってる。
タイトルからは想像もつかないほど、強い感情に満ちた物語です。
新米先生の『僕』が、いろいろとやらかし、教頭先生に怒られる日々を過ごす中。生徒である10歳の女の子から一通のラブレターをもらう――。
物語の始まりは軽快で、時折クスっとさせてくれる先生が描かれています。
筆者さまらしい比喩表現の面白さもさながら、重ねて落としてくるあたりが最高に楽しい滑り出しです。
しかし女子生徒――冬花からもらったラブレターが『僕』によって開かれた時、その空気が一変します。
この物語の素晴らしいところは、先生である『僕』が、彼なりの善なる心で生徒を救おうとすることです。
間違っていても良いのです。誰にでも適…続きを読む