概要
君がいない、ここは地獄
様々な種族がいる中で。ひとびとは魔石という宝石を使ってでしか魔法が使えなかった。
その世界で幾千もの月日の中。
想い人を守り、助ける為。
契約、約束の為。何度も何度も生を重ね、雪より舞い戻る不死鳥の様に。
その男━━紫蘭。
ある時は白魔を操り、
もはや魔石は生活の一部飲み水、火さえも頼りきり、生活に欠かせないものとなった宝石。
いつしか魔物家畜化しなければ回らない程となりその需要が上がり、それを取り仕切る聖騎士団。それを抱える聖蛾教会━━紫蘭が永く生きる中で、元は妻の為作ったとされる組織であった。
そんな男が、想い人━━ミゼーアの為に永遠を翔び、思い出を氷で留め、溶け行くまでのその一片。
※なろうから移行した分です。
※一旦完結表示、二章は秋頃予定
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