皇女が手にした本は、まさかの予言書だった。
現れる選択肢を選びながら、皇女は世界の滅亡を防ぐため、仲間たちと共に旅をしていく。
とにかくレミィ様が可愛い。
可愛いったら可愛い。
物語が進むにつれ、魅力的な仲間にも囲まれていき、相乗効果で可愛さはさらに増すばかりです。
世界の滅亡を知りながらも、レミィ様の芯は変わることがありません。
強くて可愛い幼女(見た目だけ)を中心に、色々なハプニングにも見舞われます。
しかし、優秀な仲間と予言書の力もあり、彼らなら何とかしてくれるかもしれない。
なんて気になってくるのです。
ゲームブックを取り入れたストーリーや、皇女様の独特な話し方にも特徴が感じられます。
この物語においては、それが良い味を出していると言えるでしょう。
さらっと読めて、くすっと笑える。
そんな素敵な物語。
皇女様と共に、貴方も旅を覗いてみませんか?
『貴女の住む世界は厄災に見舞われ10年後に滅亡します』
――そんな恐るべき未来を伝える謎の本から始まる物語。
主人公である竜の皇女が、世界の滅亡を回避するため、運命の分岐点を辿る冒険が描かれています。
この作品は、ゲームブックを題材にしており、古臭さを感じさせることなく、新しい魅力を放つ作品です。
綺麗な章のまとめや、次に繋がるキーワードに感嘆し、物語のページをワクワクしながら捲っていく体験が楽しめます。
様々な登場人物が物語を彩り、皇女の仲間であるフェリシア、ラーズ、エトスなどのキャラクターも魅力的に描かれています。
彼らの活躍が物語を盛り上げ、世界の滅亡を回避できるのかという緊迫感を存分に楽しむことができます。
皇女レミィの可愛らしい口調や愛らしい行動も、竜皇女ならではの強さもハマる要素十分!
時にコミカルに、時にシリアスに進む物語はジェットコースターのように盛り上がっていきます。
ゲームブックとビデオゲームのハイブリッドとも言える本作は、古典的なゲームブックの要素を新しい形で現代に甦らせ、読者に新たな興奮と感動をもたらしています。
読者は、レミィたちと共に世界を救う冒険に身を投じ、その結末に胸を躍らせることでしょう。
伝承管理機構のコデックスという、何やら胡散臭い存在から、10年後に世界が滅亡することを宣告された、聖竜の血を引く皇女レミィエール・フィーダ・アズ・グリスガルド──愛称"レミィ"。
滅びを回避するために、レミィは予言書が示す二択の中から自らが最適解と思う選択を選び取り、滅亡を回避するべく奮闘する。だが、時を同じくして、封印されし邪竜"ニルカーラ"を信奉する狂信者たちも暗躍を始めており……?
この作品の見どころは、予言書の示す二択──ゲームブック要素と、主人公レミィの強烈な個性、レミィに負けず劣らず、一癖も二癖もある登場人物たちである。
レミィの魅せるコミカルな言動や出鱈目な強さは、読み手の目を釘付けにすること間違いなしだ。
レミィ「はやぁっ!?」
昼間に太陽輝くように
龍の咆哮こだまする
西から東へとく奔り
今日から始める滅亡回避
小さな胸に予言書いだき
呼ばれなくともそく参上
たらたーたらたーたらたーたらーん♪
って、まさか自分がブラ◯ガーでレビュー書かれるとは思わなかったのでは火ノ鳥さん。
伝承管理機構のコデックスという謎の存在から、滅びの未来を変えて欲しいという願いを受けて、予言書を活用しつつ仲間たちと奮闘していくレミィ皇女の物語
内容自体は、別段に奇をてらったものではなく、ある種の王道ともよべる安心出来るものです。
王道ながら個性的な作品へと昇華させている大きな理由は二つ。
・主人公の特異なキャラクター性。
・要所要所でのゲームブック選択形式。
ただしゲームブック選択の重みはだんだん薄れていきます。
何故かというと、段々と頼もしいキャラクターが揃ってくるため、「どんな運命だろうと力技で打ち破ってやるぜ」という楽観ムードになるためです。
選択にどんより鬱な重みがあっても、それはそれで面白いものになっていたと思うので、二つを同時に選べないことはまことに残念。
でもまあ、レミィ皇女と仲間たちというだけで、痛快で楽しいお話であることに違いはありません。
いったいどんな結末を迎えることになるのかな。
滅亡して終わりだなんて、ないですよねっ。
ある日、大国の皇女であるレミィの前に、豪華な装丁の本が現れます。
そしてその本は、レミィが住む世界が、10年後には滅亡する。と告げます。
12歳でそんな衝撃的な内容を告げられたら、パニックになってしまいそうですが、レミィはしっかりと向き合います。
レミィは、良い意味で全然皇女っぽくありません。気取ってなくて、勇気もあり、そこがとても魅力的です。
それに、詳しくは書けませんが、驚くほど強いんです!
(ネタバレになるので、読んでみてください。
読むと思わず、「おぉ(;゚Д゚)」となります)
滅亡の未来から逃れる、唯一の鍵である本には、選択肢が書かれており、レミィがどちらを選択するかで、未来が変わってしまいます。
『滅亡』というキーワードは出てきますが、12歳の元気で可愛い皇女さまと、個性豊かな仲間たちの、楽しい冒険物語なので、ぜひ読んでみてください!
最新26話まで拝読してのレビューです。
昔懐かしいゲームブックの要素が取り込まれていてユニークな作品です。
さすがにさいころ等を振って、出目のところへ、なんてことはありませんが、小説としてうまくアレンジされています。
もちろん、それ一辺倒ではなく、登場するキャラもかなり個性的です。
主人公で12歳の皇女レミィを筆頭に魅せてくれます。
ヒロインでもあるレミィの口調に関しては、好き嫌いが分かれると思いますが、恐らく好きな方が多いのかも。本作の特徴でもあるので、おおらかに読んでいただければ!
本作、世界滅亡を救うためのシリアスファンタジーと思いきや、良い意味で裏切られます。
かなりコミカルな部分があったり、皇女への暴言とかなかなかシュールな描写もあったりと、緩急がしっかりついています。戦闘シーンも白熱です。
まだ第3章が始まったばかりです。一気読みできる本作、ぜひともこの機会に触れてみてください。おすすめですよ!
とある方が書き手に向けたエッセイで、「キャッチコピーが全てだ」と言っていました。この作品をふと目にした時に、「なるほど。こういう事か!」ホイホイ香ばしい匂いにつられて、読みに行ってしまいました。
金貨の上にドドーンと横たわる凶悪なドラゴン様……ではなく、そこにいたのは、最高に可愛くて強い12歳の皇女様。「ぬー」「はやぁ?」と天然愛らしくもお迎えしてくれます。
この作家さまは、書く事もさることながら、小説から漫画に至るまで読む事もお好きだそうで。
とにかく魅せてくれます。
闘いの熱いシーンも、ちょっと胸キュンも、ぷぷっと笑っちゃうシーンも。
アニメでいうキメシーン、山場も、はいこれキター!!と目に浮かぶように描かれていますので、読んでいて盛り上がること間違いなしです。
主人公レミィちゃんと一緒に「冒険書籍」ゲームブックをめくって参りましょう。
私が物語を愛せるかどうかの最重要項目は、「主人公を好きになれるか」です。
そして、私は本作の主人公「レミィエール・フィーダ・アズ・グリスガルド」、通称「レミィ」が大好きです。
帝国の皇女であり唯一の皇位継承者、というとんでもない権力者なのですが、それを感じさせない気さくな振る舞い。
それに加えて12歳にしては幼い見た目に「のじゃ」口調。
驚いた時に見せる「はやあ?」のチャーミングな口癖に、戦闘では並のものには傷一つつけられぬ程の強さを誇る。
主人公だけでもこんなに語れます。
勿論、脇を固めるキャラクターたちもレミィに負けず劣らず魅力に溢れています。
物語も世界滅亡の謎や、暗躍する者たちとの戦いなどもあり目が離せません。
そして現在、第二章の盛り上がりも最高潮!
(マジでやばいよ)
さあ、最高に魅力的なキャラクターたちと、世界滅亡を回避する冒険へ出かけましょう!
私が読んでいないだけかもしれませんが、語尾に〜じゃと付くキャラクターを久しぶりに見た感じ。最近の女王とか王女系は威圧的な人や落としやかな人が多い印象だったのでなんとなく懐かしい。
それ以外にもキャラのバリエーションが広いので、言葉一つで誰が話しているかが分かってしまう。読み手にとってこれほどシーンが掴みやすい利点も無いでしょう。
次にストーリー、この発想はありませんでした。ゲームブックと呼ばれているようですね、選択肢から行動を選んで読み進めるタイプの本。それを現実に持ってくる話は見たことがないので新鮮でした。
読んでて痛快なファンタジー小説でした。
そうです、ゲームブック知らない民です。こんばんは。
皆さんが懐かしいと感じる中、知らない民の私は、「そんなもんあったの?」と、読み進めております。ゲームブック、検索しました。確かにありましたね(苦笑)
でも、知らない民だからこそ! 純粋に楽しめております! まず、選択肢! 「はやぁ?」と一緒になりましたね(笑)
選択肢、ありがたいけど、責任重大! 私なら放棄します!(え)
でも、主人公レミィさん、可愛く強いので「はやぁ?」となりつつも、ちゃんと選択していきます。さすが!
そして、皆さん書かれていますが、レミィさんがとにかく可愛い! 応援したくなる!
さぁ! 皆さんも「はやぁ?」と悩みつつ、レミィさんの選ぶ先を信じてついていきましょう!