迫る破滅、終わりを変えるは示される二択

伝承管理機構のコデックスという、何やら胡散臭い存在から、10年後に世界が滅亡することを宣告された、聖竜の血を引く皇女レミィエール・フィーダ・アズ・グリスガルド──愛称"レミィ"。

滅びを回避するために、レミィは予言書が示す二択の中から自らが最適解と思う選択を選び取り、滅亡を回避するべく奮闘する。だが、時を同じくして、封印されし邪竜"ニルカーラ"を信奉する狂信者たちも暗躍を始めており……?

この作品の見どころは、予言書の示す二択──ゲームブック要素と、主人公レミィの強烈な個性、レミィに負けず劣らず、一癖も二癖もある登場人物たちである。

レミィの魅せるコミカルな言動や出鱈目な強さは、読み手の目を釘付けにすること間違いなしだ。

レミィ「はやぁっ!?」

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