概要
しかし、極度のコミュ障によりパーティーメンバーとの会話はほぼゼロ。
武器屋や防具屋などのお店にも入れず、装備は魔王との最終決戦なのにダサい私服のまま。
そんな陰キャ勇者は、仲間とのコミュニケーション不足が原因で、魔王と一緒に大穴へ落とされてしまう。
そこは、人間たちが手に負えずに封印した凶悪な魔物たちが蔓延る、通称『奈落』と呼ばれた『入ったら最後、出ることの出来ない』封印されし大穴だった……。
これは、そんな奈落での、勇者と魔王のほのぼの冒険譚!
異世界ファンタジーコメディです!
主人公ラクナのイメージイラストあります!
よろしければご覧ください(*´꒳`*)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!実力は見せてもらった。我が生涯のライバルよっ
ある日、拙作にお★様がついており、
ドレドレどんなお方なんじゃいと上から目線で読みに行った私、
第1話を読み終え、心の中で土下座しておりました。
クオリティ高ええええええええ。
ギャグとシリアスの融合は私も得意とするところなのですが、
かなわない、というかこちらは質と方向性がまるで違う。
なんというのだろう、すべてが優しさに包まれているのです。たまにあるバイオレンスすらも。
主人公ラクナの自虐的なおっとりさ、彼女の一人称で進む物語だからでしょうか。
恨まない。
勝ちに興味もない。
自分に世界が救えるなど思ってもいない。
ただ、友情など身近に誠実。
剣を抜いてしまったから勇者扱いされて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!勇者と魔王が手を取り合う、優しく明るい物語
聖剣に選ばれたコミュ障勇者ラクナは、魔王を倒す旅に出る。
ラクナは魔王をあっさりと倒したものの、仲間の裏切りにあい、魔王と共に奈落へと落とされてしまう!
このお話は、奈落に落ちてしまったラクナちゃんが、魔王さんや奈落の管理者ヘル様たちと絆を結び、真実を求めて戦い旅するストーリー。
ラクナちゃんや魔王さんをはじめとした魅力的なキャラクターたちは、皆とっても個性的で、けれど優しくひたむきな、明るい子たちばかりです。
キャラクターたちの掛け合いが楽しくて、毎話くすりと笑わせてくれます。
けれどストーリーの主軸はシリアス。
互いの絆を深め合い、信じ合うシーンの数々では、じーんと来てしまいます。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!天才か!!
#4までの感想で申し訳ないですが、作者の大入圭先生ははっきり言ってマジもんの天才だと思いました。
読み始めてすぐ、主人公の人となりが自然に入ってきて、プラス、状況展開やギャグがふんだんに詰め込まれている。
第一話目で読者をつかむって、こういうことかと思いました。
その後も、主人公の脳内暴走や、一緒に奈落に来たバラの匂いのあの人、とのコミカルな掛け合いがすごい速度で繰り広げられ、物語に引き込まれます。
※
文章でコメディを描くのって、実はかなり難しいことだと思います。
実際コメディを書こうと思ったら改行、空白、漢字の分量など、ネタ以外の部分でも大変な労力が必要だと思っていて、それを…続きを読む