概要
最強を目指さない。楽しいプロレスの作り方
新人プロレスラー瀬田小次郎は練習中に見知らぬ世界にきてしまう。
かつてこの世界で起きた勇者と魔王の戦い。勇者は素手だけで魔王軍と戦い抜き、勝利を収めた。そのためこの世界は素手で戦うことが尊ばれ、その理念を受け継いだ格闘技が大流行していた。しかし人間が作り上げた格闘技に他種族は対応できず、負けることが自然となっており、ついには人間最強主義という思想まで出来上がってしまった。
この評価を覆したい他種族と大好きなプロレスをやりたい小次郎。双方の利害は一致し、その特徴や魅力を活かしたプロレス団体を立ち上げる。悪役レスラーとなった小次郎の戦いが始まるのだった。
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