乙女は風の中へへの応援コメント
今回のお話はとても切ないものでした。
想いを伝えてしまった時は共に過ごす時の終わり。それはリアさんも痛いほどわかっていたと思いますが、もうこんなにも気持ちが大きくなってしまったら口に出すしか無かったのかなと。
どうか彼女にこれから幸がありますようにと願わずにはいられません。
それにしても長いこと一緒に旅していたリアさんが離脱するとなると、読者としても喪失感が強いです……
でも、この状態で旅を続けるのは無理なので、彼女の強い意志を讃えて見送ります!
作者からの返信
椎野 紫乃さん、ご感想ありがとうございます!
リアとの別れのエピソードでした。当初はオリヴィエに告白したものの受け入れられず、傷心のままリアが去るという想定だったのですが、それではあまりにもリアが報われないと思い、このような形になりました。別れの痛みはお互いにあったでしょうが、それでも初めての恋を経験でき、リアは幸せだったろうと思います。この思い出を胸に、牧場に帰っても幸福な生活を送ってほしいですね。
長く旅の道連れを務めていた分、リアがいなくなった喪失感は大きいですよね…。
でもそれを埋められるように、次章からは懐かしい人も登場しますので、また新たな気持ちでお楽しみくださると嬉しいです!
愛の残り香への応援コメント
月の化身のようなイベリスと黒いドレスのオリヴィエが繰り広げる、2人だけの舞踏会。
第3章も流麗な情景描写の数々に唸らされましたが、最後の最後に出てきた素晴らしい場面に、思わず息を飲みました。何と、何と美しい…!!
次章も楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
ジェムさま、第三章を読了いただきありがとうございます!
美しい情景描写にこだわった本作の中でも、本章はお気に入りのエピソードです。月明かりの下での幻想的な舞踏会をお楽しみいただけたでしょうか。
舞踏会の名残を噛み締めるオリヴィエの中に芽生えたある感情。この最後の場面が彼女の心境にどう影響するのか、続きもお楽しみくださると幸いです!
早朝の珍事への応援コメント
ルドベキアはオリヴィエのことが好きなんですね。居なくなってから自覚する、そういうものかもしれませんね…
おっと朝から元気な御仁がいるようで(;'∀')! オリヴィエに見つかったのが運の尽きですね!
スノードロップ、好きなお花です。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
密かにオリヴィエに想いを寄せていたルドベキアでした。これまで騎士道一辺倒だった分、恋情に気づくのにも時間がかかったのでしょうね…
朝からお盛んな御仁が一名。合意がない以上見過ごしてはおけませんね! オリヴィエが通りがかって幸いでした。
スノードロップ、見た目も名前も綺麗なお花ですよね。本章は雪がモチーフなのでその描写もお楽しみいただけると幸いです。
新たな姫付きへの応援コメント
久し振りに生アイリス(言い方!)が見られて嬉しいです!
相変わらず可愛らしいなぁ( *´艸`)!
オリヴィエのことを心配してくれているのも嬉しいところです。
ルドベキアがオリヴィエの代わりに姫付きになっているのですね。
おやおや、なんだか彼の心のさざめきが聞こえたような……。
作者からの返信
保紫 奏杜さん、ご感想ありがとうございます!
お待ちかねのアイリス再登場です! かなり久々ですが、天真爛漫さは相変わらずでしたね。不在のオリヴィエのことも案じてくれており、オリヴィエとしても一安心ですね。
オリヴィエの後任はルドベキアが務めていました。彼の心のさざめき、この後もしばらく続きますのでお楽しみに!
秘めた言葉への応援コメント
初めてコメントさせていただきます。
端麗な地の文と色彩豊かな情景描写にすっかり引き込まれ、まるで舞台を見ているような心持ちになりました。
凛と咲く白薔薇のような女性騎士、華やかに色付くガーベラのような姫君、太陽のような心持ちの友。
彼女たちがこれから歩む道を、楽しみに追わせていただきます。
作者からの返信
ジェムさま
はじめまして、お読みいただき誠にありがとうございます。
本作は花をモチーフとしているだけに文章の美しさにこだわっており、情景描写には特に力を入れました。目の前に映像が広がるような文体を心がけたので、舞台を見ているようだとのご感想、大変光栄です。
花や太陽を思わせる登場人物達がどのような物語を紡ぐのか、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。
密談への応援コメント
金の騎士さんたち、ちょっと可哀そうな(;'∀') 目に毒ですね!
ディモルフォセカの王さまにしなだれかかっている女は…ああーこれは……なんとも野心のある女性ですね。あれ、こっちに来ちゃっていて大丈夫なんでしょうか。というか、オリヴィエの弱点ってあの人しかいないじゃないですかー! あぁ早く帰って護ってあげて欲しいです!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、ご感想ありがとうございます!
目の前で蜜月ぶりを見せつけられ、金の騎士達はきっとタジタジですね。そして謎の女性の正体は……想像通りだとすれば大変なことになってきましたね! オリヴィエの弱点への言及もあり、不穏な気配が漂っています。陰謀が起こる前に帰還できればよいのですが、果たして間に合うでしょうか?
次章はまた視点が移ります。保紫さん一押しのあの人も久々に登場しますのでお楽しみに!
カクヨムコンも始まりましたし、私もまた「ウェーブ」を読みに行きますね。
女の影への応援コメント
なんだか衝撃的な回でした…(;'∀')!
オリヴィエって男性にも惹かれていましたし、てっきり男女関係なく気になる人を好きになるタイプかと思っていたのですが、そういう目で見ていない筈のリアと一緒に寝ているだけですごく意識していましたね…! オリヴィエは、それが好きな女でなくても、女性の体に欲情するのですね。ドキドキしました。語弊があるかもしれませんが、男性的に感じます。リアとどうなってしまうのか……色々と心配です!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます! 急展開の回でしたね。
オリヴィエは男性性と女性性の両方を持っているイメージですね。性自認は女性なのですが、騎士として男性らしく生きてきた分、男性的な部分も多くある。今回は親密なシチュエーションに加え、リアがいつもより女らしい雰囲気で迫ってきたことで、その部分が反応してしまったのだと思います。
妙な空気になってきましたが、二人は果たしてどうなってしまうのでしょうか?
言えなくてへの応援コメント
今回の章はそれぞれの繊細な恋心が描かれていて、とても読み応えがありました。
いつも楽しいお話をありがとうございます!
オリヴィエさんのアイリス姫への心はとても強固で、何者も邪魔できない強さを改めて確認できました。姫の騎士としての職務はもちろん、一個人として慕う気持ちは嘘偽りないのだと。人を想う気持ちは美しいなぁと思いました。
最後、お花を渡せなかったリアさんの心は想像できない痛みを抱えてしまったと思いますが、オリヴィエさんの気持ちは変えられそうもありませんし、自分で立ち直るしかないのでしょうか……。
彼女もどこかで踏ん切りがつき、新たな道を見つけられるよう願わずにはいられません。
作者からの返信
椎野 紫乃さん。こちらこそ、いつも丁寧なご感想をありがとうございます! 大変励みになっています。
第四部のテーマは恋愛ということで、開幕の本章では折り重なる恋心を描いてみました。離れていてもオリヴィエのアイリスへの心は揺らぐことはなく、むしろ強固さを増していくような気がしますね。それも騎士としての忠誠心と、個人としての愛情の両方があればこそ。美しいというご感想、大変痛み入ります。
オリヴィエの慕情が揺るぎないだけに、リアの心痛は察するに余りあり……。彼女は自身の恋情に折り合いをつけ、前へ進むことができるでしょうか?
次章はリアのメイン回です。彼女の揺れ動く心境を描いていきますので、ぜひ注目しながらお楽しみいただけると幸いです!
仮初の姫への応援コメント
花祭りの終わり、ですね。
オリヴィエは自分が女である限り解けない呪い、だと言いましたが、男であればもっとつらかったかもしれないな、とふと思いました。女だからこそずっと傍にいられる可能性があるのかも、と。
楽しい気分も味わえたでしょうが、最後にはつらい気持ちになってしまいましたね、リア…。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
男であった方が辛い。そうかもしれませんね。オリヴィエが姫付きに選ばれたのは彼女が女だったからかもしれないわけで、女であればこそ、状況に左右されずに一緒にいられる可能性もあるかもしれません。
悲しい終わりを迎えた花祭り。ですが実は、この後にもう一つイベントがあります。そこでリアの憂いを晴らすことはできるでしょうか?
花の宴 ―1―への応援コメント
キュラスの街は祭りで華やかですね! 色彩豊かで可愛らしい町、リアが楽しそうで良かったです。オリヴィエの目も楽しませてくれているようですね。
花冠をかぶったお姫さまは、騎士さまとお似合いだと言われて嬉し恥ずかし、といったところでしょうか(^^) 花祭り、このまま楽しめるといいですね!
作者からの返信
ラナンキュラスの花をモチーフにしたキュラスの街は、色とりどりの家や花に囲まれた可愛らしい街。そんな街でのお祭りを見て、沈んでいたリアにもようやく笑顔が戻ってきましたね。オリヴィエの目も楽しませ、2人にとっては憩いの時間になっていますね!
お姫さまになったリアは恥ずかしい気持ちもありつつも、やっぱり嬉しさもあるでしょうね。花祭りはまだまだ続きますので、どうぞリア達と一緒にお楽しみください(^^)
恩返しへの応援コメント
リアは、オリヴィエとリリスの会話を聞いてから、こんな調子なのですね。これまでとは違うリアの様子に、オリヴィエも気になる様子…。
でもこの辺りで別れを告げ、なんてことは危なくていけませんね(;'∀') ブレットと一緒でもリアが一人旅などできるわけがないので、やはりこのまま連れて王国へ急ぐしかないでしょうね。次の街でブレットを休ませる間に、リアと話ができるといいですね(^^)!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
リリスとオリヴィエの会話を見聞きし、リアはすっかり萎れてしまいましたね。原因がわからないだけにオリヴィエも心配しています。
何とかリアに元気を取り戻してほしいところですが、牧場に帰すのは難しそうです。新しい街で、オリヴィエはリアの悩みの種を取り除くことができるでしょうか?
言えなくてへの応援コメント
あぁ切ないですね、リア( ;∀;)!
リリスを喜ばせるためだと自身に言い聞かせても辛くなる気持ち、しかもオリヴィエにはなかなか言えずにいますものね…。
オリヴィエもなかなか罪なことを(;'∀') リリスの向こうにアイリスを見て誓いの言葉を口にしてしまった…。また会いにきたいことが本心だとしても、母と二人きりでここにいるリリスにとっては、これからずっと焦がれてしまう呪いになるかもしれませんね。ちょっと心配です。
アイリスに対して心の中で誓ってくれたオリヴィエには、早く本人に伝えられたら、と願ってやみません…! あぁリアはずっと気持ちを黙っておけるのでしょうか…。
作者からの返信
第十六章を読了くださりありがとうございました!
喜ぶリリスとは対照的に、リアの方は切なさの残る結果となってしまいました。オリヴィエに気持ちを言い出せないだけに、いっそう切なさが募りますね……。
リリスをアイリスに見立てて思わず口にしてしまった誓いの言葉。オリヴィエにとっては一種の決意表明だったのでしょうが、場合によってはリリスに期待を持たせてしまいますね。無自覚に多くの人の心を乱してしまうオリヴィエはなかなか罪な人です^^;
アイリス本人にオリヴィエが誓いを伝えられるのはまだ先のこと。その前にリアが気持ちを打ち明けることはあるでしょうか?
次章はリアのメイン回です。揺れるリアの心境がどこに向かうのか、引き続きお楽しみくださると幸いです!
交錯する想いへの応援コメント
ああ、切ないですね…。
リアの気持ちも考えると、なんともしがたい気持ちになります。といっても、私は是が非でもオリヴィエにはアイリスの元へ帰って欲しいのですが。笑
一縷の望みを抱いて問いを発したリアは、物思いに沈むオリヴィエを見て何を思っているのでしょうね。可能性がないことを確信して、それでもなおオリヴィエを慕う気持ちを消せない、そんな想像をしてしまいます。
作者からの返信
こちらもご感想ありがとうございます。
二人の心境が交錯する回でした。読者の方はリアの心境を知っているだけに、余計に切なくなりますよね……。
オリヴィエの懸想の相手が女性という点ではリアにも吉報のように思えましたが、オリヴィエのアイリスへの想いは強く、さらに騎士としての使命感が相俟って、リアが間に入る余地はなさそうです。
オリヴィエの積年の想いを知っても自身の思慕は止められず、リアは今まで以上に切なさを募らせているような気がします。
望みがないこの恋に彼女がどう決着を付けるのか、この先の展開にも関わってきますので、引き続き見守っていただけますと幸いです。
嵐の夜にへの応援コメント
リアにとっては牧場が安らぎの場なんですね(^^)
雨はリアにとってもリリスにとっても幸運なものとなったようです。
アイリスのことを思うオリヴィエには胸が痛みます。
アイリスもこの瞬間、オリヴィエのことを考えていればよいのに…と願ってやみません。きっと忘れていないはずだと信じております!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
突然の嵐でしたが、リアやリリスにとっては嬉しい結果になりましたね! リアは牧場に滞在でき、リリスはオリヴィエ達と一緒にいられ、二人とも和やかな時間を過ごせているようです。
故郷はまだ遠く、愛しい人との再会も遠い。オリヴィエにとっては辛い日々が続きますね。。だけどアイリスはきっと彼女を忘れていないはず。今も雨の向こうで、オリヴィエを想ってくれているのではないでしょうか。
忘れがたき人への応援コメント
ワスレナグサ、素敵な逸話ですね! アイリスとのやり取りがオリヴィエの中に蘇ってきて…その時、オリヴィエはどうお返事したのでしょう…! ふと思い出す時があるのかもとワクワクします(^^)
リリスにアイリスを重ねるのはいいですが、オリヴィエがここに留まろうなんて考えを持つとは少し驚きました! むしろ、帰国に気持ちが逸るかもと思ったもので(;'∀') ずいぶんとリリスに絆されましたね。
リアもオリヴィエの傍で何かを感じ取っているのかも…。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
ワスレナグサの逸話、ロマンチックですよね! 騎士を題材としていることもあり、ぜひ本作に取り入れたいと思っていました。オリヴィエにとっても大切な記憶でしょうから、今までずっと忘れずにいたのでしょうね。もちろんアイリス自身のことも!
帰国を逸る気持ちは当然あるでしょうが、帰国した先に幸福な生活があるとは限りませんから、それならアイリスに似たリリスの傍にいて……なんて気持ちが出てきたのでしょうか。少し感傷的になっているのかもしれませんね。
オリヴィエがどう返事をしたか、リアが何を感じているか、いずれもこの後の展開に関わってきますので、ぜひ注目してみてください!
仲深まれどへの応援コメント
リリスちゃん、楽しそうですね(^^)! 名前はアマリリス、からなんですね。お母さんの好きな花の名前、という理由が素敵です。
オリヴィエの記憶の中のアイリス、可愛らしくて少しお転婆な姿が想像できて楽しいです! 王さまにオリヴィエがどれだけ信頼されていたのかもよく分かるエピソードでした。
リアは、いずれオリヴィエから離れなければならないことを憂いているのですね。そういう約束だったとはいえ、オリヴィエを慕うリアにとってはつらいでしょうね…。
作者からの返信
保紫 奏杜さん、ご感想ありがとうございます!
オリヴィエやリアとお喋りできてリリスはとっても楽しそうですね! 好きな花の名前を娘に付ける辺り、ハンナもきっと花好きなのでしょうね(^^)
注意されても懲りずに花摘みに行ってしまうアイリス。可愛い姿を想像してもらえて嬉しいです! リリスと同じくお転婆でしたが行動の制限はされなかったようで、それだけオリヴィエが国王から信頼を得ていたのでしょうね。
リアの心境を汲み取っていただきありがとうございます。長い間旅路を共にしてきましたから、離れる時はやはり辛いでしょうね……。
この先は彼女の心境にもスポットを当てていきますので、ぜひ注目していただけると幸いです!
懐かしの薫りへの応援コメント
リアは同じような境遇のリリスの気持ちが分かってあげられるんですね。動物たちがいるとはいえ、やはり人のお友達というのは大切ですよね。数時間とはいえ母親以外の人たちと話をすることは、きっとリリスの視野を広げる切っ掛けとなることでしょう(^^)!
ブレットもゆっくり休めそうですね。
リリスに抱き付かれてアイリスを思い出すオリヴィエが切ない( ;∀;) 早く会いたいですよね…。思い出の中の幼い頃のアイリスも、とても可愛らしいです( *´艸`)✩*॰¨
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
牧場で暮らしてきた者同士、リアとリリスには通じるものがありますね。動物がいるので寂しくはないでしょうが、時には人同士でお喋りもしたいもの。数時間でもオリヴィエ達が滞在してくれれば、リリスもいい思い出ができることでしょう。ブレットも、久しぶりに牧場の仲間と羽を伸ばせそうですね!
オリヴィエのアイリスへの想いは募るばかり。私も早く会わせてあげたいです。。
この回はアイリスの追想がよく出てきますので、今後も愛らしい彼女の姿を楽しめると思います♪
牧場の母への応援コメント
牧場の動物たちと触れ合うリアが、とっても嬉しそうですね!
やっぱりリアは牧場で暮らすのが合っているんだなぁと思います。
リリスを心配するお母さん、気が気じゃあないでしょうね。でもきっと、お母さんかお父さんに似たんでしょうね(^^) 出会ったのがオリヴィエたちで本当に良かったです。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
オリヴィエと旅をするのも嬉しいでしょうが、やはりリアにとっては動物と触れ合えるのが一番の喜び。動物たちも彼女に懐いていますし、みんなが牧場での一時を楽しんでいますね!
お転婆なリリスにハンナは手を焼いている様子。でも実はハンナ自身も、小さい頃は親を困らせていたかもしれませんね。オリヴィエ達がリリスを送り届けてくれたことで、ハンナも安心したのではないでしょうか?
終焉の時への応援コメント
今回のお話はすごく感動しました。
お父様もオリヴィエさんのことを想ってらっしゃって、後悔や苦悩があり一人の親としての葛藤があったんだなぁ……と。
娘が自分を超えて一番嬉しいのはお父様だよな、と思ったら涙が……。
オリヴィエさんも大切な人のために過去を断ち切って、それはすごく勇気のいることだと思います。
きっとこれからももっともっと強くなれますね!
もう、お父様もオリヴィエさんもとても大好きです……!
作者からの返信
椎野 紫乃さん、ご感想ありがとうございます!
第三部の最後を飾る本章。第三部を通して描いてきた親子の絆が結実した、私としてもお気に入りのエピソードです。自分でも書きながら泣いていたので、感動したというお言葉、大変嬉しいです!
厳格に見えたアルストロですが、実は父親としての葛藤もあったのでした。娘を騎士にしたことへの後悔もありましたが、無事に試練を乗り越えた娘の姿を見た時には報われたように感じたでしょうね。オリヴィエ自身、過去を断ち切ることに迷いはあったでしょうが、それでも前へ進むことを決めたことは、彼女をより強い騎士の道へと導いてくれると思います!
私も大好きなこの親子。同じように感じてもらえて本望です!
アルストロの遺志を継いだオリヴィエの活躍を、ぜひ今後も見守っていただけると幸いです!
小さな姫君への応援コメント
あら、可愛いお嬢さんと出会いましたね!
大人びた、いや、背伸びしたい盛りのおしゃまなお嬢さん。可愛らしいです。彼女を見てアイリスを思い出したオリヴィエに、私が嬉しくなりました。アイリスの子供の頃、きっとその時からとっても愛らしいお姫さまだったんでしょうね…!
この出会いがオリヴィエたちにとって楽しいものになるとよいのですが(^^)
作者からの返信
おませな女の子、リリスの登場です。どう見ても子どもなのに、大人の女性っぽく振る舞っているのが可愛いですよね(^^) アイリスも幼少期は、彼女のようにおしゃまで愛らしい女の子だったのだと思います。
久しぶりにアイリスのことを思い出し、オリヴィエも安らいだ気持ちになっている様子。牧場にも行けるということで、リアにとっても楽しい時間になるといいですね!
戦士から乙女へへの応援コメント
新たな旅路の始まりですね!
ブレッドがちゃんとリアを守っていてくれて良かったです。賢いですね(^^)
必ず王国を通らなければならないとは、また波乱の予感がします。目立たない格好ができればいいのですが…。
この章は美しい表現や描写が多くなるという通り、情景描写に気合を感じました。どんな物語になっていくのか、楽しみです!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、さっそく第四部をお読みくださりありがとうございます!
舞台は変わり、新たな地方での旅の始まりです。ブレットは忠犬ならぬ忠馬として、立派にリアを守ってくれました。彼がいれば長旅も安心ですね。
故郷に近づいてはいるものの危険も身近にあるようで、安逸な旅とはいかないかもしれませんね。
本章を書いた時は第三部終了から二ヶ月近く経っていたので、調子を取り戻すために情景描写に気合いを入れました。注目してくださって嬉しいです!
お気に入りのエピソードの多い部になっていますので、じっくりお楽しみいただけると幸いです!
新たな旅へへの応援コメント
ジーク・ヴィントと共に、これからですね!
きっとアルストロも見守っていてくれることでしょう。
まずはリアを安心させてあげて、一路(とならずとも、心はそうですよね!)エーデルワイス王国へ!
剣を立て、アルストロや騎士たちの魂に宣誓するように名を口にしたオリヴィエ、格好良かったです。
第四部も楽しみにしております(^^)
作者からの返信
第三部を読了いただきありがとうございました!
旅は終わり、また新たな旅が始まります。リアと、そして新たな愛剣と共に、残りの旅路も乗り越えていってほしいですね!
剣を掲げて宣誓したオリヴィエは、試練を挑んできたアルストロの動きと台詞になぞらえています。これからは風の騎士として、父と同じく雄々しく生きてくれることでしょう。
第四部には別のテーマがあり、雰囲気もまた変わります。
新たな物語や人間模様をお楽しみくださると幸いです!
終焉の時への応援コメント
アルストロもオリヴィエのことを考えてくれていたんですね。そして騎士の道に押したことを後悔してもいたとは…。
でもこの試練をオリヴィエが見事に乗り越えてみせて、アルストロにも心の平穏が訪れたようですね。自分の手を離れて立派に成長した娘を見るのは、とても嬉しいものだったと思います。
自分がエリアル・ブレードを折ったせいで、なんてオリヴィエには辛いですね…。しかしそれもきっと必要なことだったのでしょう。きっと届けてくれた言葉通り、見守り続けてくれるはずですね(^^)!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
オリヴィエからすれば厳格な騎士として映っていたアルストロですが、裏では娘のことを想っていたのでした。よかれと思って娘を騎士にしたけれど、それが娘を不幸にしていたのではないか……彼は葛藤を抱え続けていたのでしょうね。だけど結果的に、成長したオリヴィエの姿を見ることができ、アルストロの心残りも消えたのではないかなと思います。
決着の先にある別れ……自分の手で父の命運を絶ってしまい、オリヴィエは辛かったでしょうね。だけど騎士の魂は剣に宿るもの。きっとこの先もアルストロは、ジーク・ヴィントと共にオリヴィエを見守ってくれることでしょう。
勝利の風への応援コメント
ついにオリヴィエがアルストロに勝利しましたね! エリアル・ブレードが折れるのを見るのは二度目ですが、今度はオリヴィエ自身が過去の自分を超えるために折ったのですね。アルストロの技を破ったことも併せて、意味のあることだったと思います。エリアル・ブレードに負けじとオリヴィエに勝利をもたらしてくれたツワブキさんの剣にも感謝したい気持ちです。
新しい剣はジーク・ヴィント! 勝利への風が吹きそうな良き名前ですね。剣の形状や色味がとても美しいです。オリヴィエが持つことによって色が変化していくさまには見惚れてしまいました。
新たな剣を手にしたオリヴィエ、今後の活躍も楽しみです(^^)!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
長きにわたったアルストロとの戦いにようやく決着が付きました。自らの手で愛剣を折ることには勇気が必要だったでしょうが、過去の自分と決別するために必要な行為だったのでしょうね。オリヴィエの覚悟と、名工ツワブキの力が合わさった勝利でした。
「ヴァルキリア」がドイツ語ですので、それに合わせてドイツ語のネーミングを使用しています。「Sieg Vint」はまさに「勝利の風」の意ですね。かなり考えて付けたネーミングなので、よい名前と言ってもらえて嬉しいです。
ちなみに、オリヴィエのファミリーネーム「グリュンヒルデ」は、戦乙女のBrünhilde(ブリュンヒルデ)とgrün(緑)を合わせています。ドイツ語は格好いい単語が多くてネーミングが捗りますね!
ジーク・ヴィントの形状は花鳥風月をイメージしました。自然界の美しきものを愛するオリヴィエに相応しい剣にしたいなと。剣身が翠色に変化していく描写もこだわったので、見惚れたというご感想、大変嬉しいです。
聖剣を入手した新生オリヴィエ。今後はさらなる活躍が期待できそうですね!
戦う理由への応援コメント
勝たねばならない理由、力を欲する理由はアイリスを護るため。
オリヴィエの強い気持ちが伝わってきました。随分長い間会えていないのに、オリヴィエの中では色鮮やかにアイリスが居るんですね! 私の中にもアイリスの姿が浮かびました…。なんだか不思議と安心しました!
これほどの強い想いがあるなら、オリヴィエはアルストロに向かっていけますね。いずれはあの蒼炎の騎士にも…。
風に身を切り刻まれても、アルストロの導きに応えて顔を上げるオリヴィエが格好良いです(^^)!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
離れている期間が長くなっても色褪せぬアイリスの姿。それはオリヴィエの想いの強さが裏打ちされた結果なのでしょうね。彼女の力は護るための力であり、力を求めるのも愛する人を護りたいと願えばこそ。その想いがある限り、どんな強敵が相手でも戦いを下りずに向かっていけるのでしょう。
オリヴィエの不屈の闘志と忠誠心を描いたエピソードなので、格好良いというお言葉、大変嬉しいです!
宿す力はへの応援コメント
アルストロは神殿に呼ばれて、選ばれていたんですね! 実際に風の力を手に入れて…。ツワブキさんが彼が助けにきた時に感じた風は、アルストロが起こしたものだったんですね。
なるほど、蒼炎の騎士の方は技術で持って剣に魔力を。新生エリアル・ブレードを手に入れることができたなら、オリヴィエもその力を得ることができるのでしょうか…!
作者からの返信
続けてのご感想ありがとうございます!
アルストロの『銀風』は単なる異名ではなく、現実に風の力を宿していました。彼の騎士としての心を見出し、神殿が力の継承者として認めたのでしょうね。
オリヴィエが聖剣を入手できれば、風の力を手に蒼炎の騎士と渡り合えるかもしれません。そのためにも、何としても試練を乗り越えてほしいですね!
秘めた言葉への応援コメント
トリトマの森の描写が素晴らしいです♪
私が好きな、あるファンタジー小説のエルフの森を彷彿とさせます。
花をモチーフにした騎士団は、ありそうでない良い設定だと思いました。なんか、宝塚歌劇団のミュージカルで見たいような気がします。
作者からの返信
花咲き乱れるトリトマの森。普段から風光明媚な場所ですが、夜は靄が出てきて神秘的になりますね。美しい情景描写は力を入れているところなので、気に入っていただけて嬉しいです。
作者は遊戯王が好きなのですが、花騎士、という名称も遊戯王カードをヒントにしました。
宝塚のミュージカルで見たい、私も同じことを考えてます笑 イメージしたわけではないのですが、ベルばらに近いのかなと思ってます。
運命の一戦への応援コメント
最新話まで楽しませていただきました!
再びカブトの森へ…。なるほど、トリカブトの花は夜に咲くのですね。お父さんの魂がずっとオリヴィエのエリアル・ブレードに宿っていたとは。やはりそれが折れたことでアルストロが現れ、丁度そこにあった神殿に呼ばれた…運命的なものを感じます。
オリヴィエを導き、試練を与えるアルストロ。娘を思う気持ちが垣間見られて、オリヴィエには父を超えて、騎士としての覚悟と実力を示してもらいたいと思います。アルストロがそう望むように。
剣と剣の戦闘シーンもとても丁寧ですね。アルストロの強さが伝わってきました。夢に見た彼からの言葉が、大事になってくるでしょう。オリヴィエの心が真なる騎士として輝きを放ちますように。森の外で待っているリアと、王国で待っているアイリスのために(^^)!
作者からの返信
最近話までお読みくださりありがとうございますー! 素敵なレビューまで頂戴できて感激です!
昼はナスタチウム、夜はトリカブト。時間によってカブトの森は姿を変えます。そして花に導かれる先で果たした父との邂逅。偶然が重なった先の出来事でしたが、ある意味では父の遺志が働いた結果と見ることもできますね。彼もまた、エリアル・ブレードの中でオリヴィエを見守りながら、成長した娘と戦うことを望んでいたのだと思います。
戦闘シーンが丁寧とのお言葉、大変嬉しいです。アルストロはおそらく、これまでオリヴィエが対戦した相手の誰よりも強いですね。そんな彼を破るためのヒントはやはり彼の言葉の中にあります。彼女はこの試練を乗り越え、真の騎士として花を咲かせることができるでしょうか?
運命の親子対決、どうぞお楽しみください!
風の許へへの応援コメント
第十四章を楽しませていただきました!
思いがけなく亡くなったお父さんのことが知れて良かったです。オリヴィエにとってはイメージとかなり違ったようで、本当に父か?なんて感じているようですが…。どうなんでしょう、案外そんなものかもとも思います。
エリアル・ブレードは打ち直してもらえませんでしたが、貴重な出会いだったように思います。ツワブキさんにとっても、良い出会いでしたね。現実世界でも思いますが、こういう『技』を持っている人は、弟子をとって後世に繋いでいって欲しいなと思ってしまいます。
そして、やはりカブトの森に伝説の剣があるのですね! 今度こそ、そのトリカブトの花を見つけられるでしょうか。
ひとまずは剣を手に入れましたし、行かない選択肢はなさそうです。
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第十四章をお読みくださりありがとうございます!
亡き父の素顔に迫る回でした。オリヴィエにとって父は謹厳実直な人でしたが、実際には娘を想う心もあったのですね。表には出さないだけで愛情を抱いている父親、現実にも多いかもしれませんね。
ツワブキも、気にかけていた騎士の娘と出会え、その心が継承されていることを知れた、実りある機会だったのではないかと思います。偏屈な彼が弟子を取るのは難しいかもしれませんが、貴重な名匠ですから、ぜひ技と心意気を引き継いでほしいですね。
はい。最後はカブトの森に戻ってきました。鍵となるのはトリカブトの花。花はオリヴィエに剣への道を開いてくれるでしょうか?
蘇りし魂への応援コメント
第十三章を楽しませていただきました。
隊長命令とはいえ、隊長を残して金騎士団が撤退するとは、驚きました。森の外で出てくるのを待機しているのかな?なんて。ガザニアは命拾いしましたね(^^) 運は良い奴なのかもしれませんね!
蒼炎の騎士も、あの「どこかへ飛ばされる現象」について詳しく把握はしていない様子ですね…。これまでこんなことは無かった、ということでしょうか。まさか蒼炎の騎士も飛ばされていたとは! 本当に彼と一緒の場所に飛ばされていなくて良かったですね…! 蒼炎の騎士にとってはその方が良かったでしょうが。
再び蒼炎の騎士と剣を交えることになる時、また何処かへ飛ばされるかも!?という心配は双方とも無かったのでしょうか…さすが豪胆です。結果的に飛ばされたのが蒼炎の騎士だけでしたので、オリヴィエは振り出しに戻らなくて良かったです。もしそんなことになったら、森の外で待っているリアが途方に暮れてしまうところでした( ;∀;)
蒼炎の騎士はオリヴィエに本気なんですね。グイグイ行くところ、いや、自信家ですよね、蒼炎の騎士さん。わざと攻撃を受けたりして、オリヴィエを侮っている部分もあるような。と、ここでタイトル回収、でしょうか! 蒼炎の騎士とは浅からぬ縁がまだ続きそうな気がします。
オリヴィエのお父さんが現れ、更に蒼炎の騎士と斬り合うとは、これまた驚きました! エリアル・ブレードが折れたことによる出現でしょうか、あの神殿に関係あるのかとも思いましたが…オリヴィエは神殿に上がりませんでしたね。アルストロの言う「我が元」とはどこなのでしょう…。早急に新たな剣が必要ですが、オリヴィエは意気消沈していますね。エリアル・ブレードに固執しているんですね…。何かを為すための、誰かを護るための、手段としての剣であるべき。と個人的には思いますが、今のオリヴィエには時間が必要なようです。修復できる人がいれば一番良いのですが。まずはリアの元へ戻って、心と体を癒すことですね。
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第十三章をお読みいただきありがとうございます! いつも以上に丁寧な感想、大変励みになります。
金騎士団はおそらく森の外で待機しているのでしょうね。ガザニアも本当は助太刀したかったでしょうが、隊長の命令には逆らえません。ロベリアの二の舞いにならなかっただけ幸運でしたね!
空間転移の現象については、蒼炎の騎士も把握していないようです。以前マルコが言っていたように、強力なエネルギー同士の衝突によって生じ、それだけのエネルギーを生み出す相手が歴代の対戦相手にはいなかったということでしょうか。彼と同じ場所に飛ばされていたらオリヴィエも危なかったですね。
空間転移が生じるかもという危惧はあったかもしれませんが、不確実なことですので、それよりは決着を付けたい気持ちの方が強かったのかもしれませんね。結果的にオリヴィエは森に残され、リアも一安心です。
はい、蒼炎の騎士は本気でした。今は彼女を翻弄していますが、いつまでその余裕は続くのか。
タイトル回収、そうですね! この先は『緑風』の方がクローズアップされていきます。
オリヴィエの窮地を救った父上。彼が蘇ったのは剣が破壊された影響か、それとも神殿か。調べるための気力はオリヴィエに残されていませんでした。彼女にとってエリアル・ブレードはただの剣ではなかったのですね。愛剣を失い傷心していますが、剣も彼女自身も回復できるでしょうか。
第三部、そして全体の折り返し地点となる章でした。先の展開も見届けていただけると幸いです!
動き出した城への応援コメント
カブトの森で、まさか蒼炎の騎士と再会するとは…!
オリヴィエには彼に聞きたいことがいっぱいあるでしょうね。彼によって遠くに飛ばされてしまったのですから。意図的なのか、偶然なのかはともかく、彼が何か答えを持っていることは確かだろうなと思います。
森に行かせてくれたリアは、心配しているでしょうね( ;∀;) 夜までに戻れるとよいのですが…。というか、オリヴィエ、初めての怖そうな森を進む時に何か目印とかしないんだってちょっとビックリしたのですが、無事戻って来られるでしょうか…。待っているリアとブレッドの元へ、無事に戻れることを祈っております…!
森のナスタチウムの群生、宙に浮いた神殿などの描写が丁寧で、想像しながら森を行くことができました。まさか他の人と鉢合わせるとは予想外でしたが、ガザニアには勝利できて良かったです!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第十二章もお読みくださりありがとうございます!
カブトの森でオリヴィエを待っていたのは金騎士団、そして蒼炎の騎士でした。あまり再会したくない相手ですが、彼との会話によって空間転移の手がかりは見つかるでしょうか?
外で待っているリアは心配でたまらないはず。彼女もオリヴィエも、どうか無事でいてほしいですね。
目印は、どうなのでしょうね。付けても霧に紛れるだけだと思ったのか、進むことに集中していたのかもしれません。
カブトの森は神秘的な雰囲気を出したかったので、描写を尽くしました。想像しながら探索してもらえてとても嬉しいです。
ガザニアに勝利して安堵したもの束の間、状況はまだ予断を許しませんね。
宿敵と再会した先に待つものは何か? 続きもお読みくださると幸いです!
風の導きへの応援コメント
闘技場での試合、楽しませていただきました!
路銀を取られていたとは困った事態、からの闘技場への誘いでしたね。当初、どうもリアが嘘を言っているんじゃないか、このままエーデルワイス王国へ辿り着くのを遅らせたくて(もう少しオリヴィエと一緒にいたくて)稼いだお金を盗られたことにしたのだろう…と思っていたのですが、勘繰りすぎましたね。笑
荒くれたち相手に勝ち進むオリヴィエは、さすがに強いですね。しかし優勝してからの夜の闘技場、多対一の戦いは、少し虚しさを感じました。闘技場の戦士としての秩序と誇りを持っているかに見えた彼らが、揃いも揃って卑怯な手でオリヴィエを倒そうとするなんて…。
しかし闘技場の噂というか、は本当だったんですね。夢のような出来事でしたけど、森、が提示されました。そこで一体何が起こるのか楽しみです(^^)!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第三部もお読みくださりありがとうございます! 闘技場の連戦は書きたかったエピソードの一つなので、楽しんでもらえて嬉しいです!
侯爵の魔の手を逃れたと思いきや、別の形で帰還を阻まれてしまいました。リアがオリヴィエと一緒にいたいのは間違いないですが、さすがに嘘を付くことまではしないようです。
屈強な男達を前にしてもオリヴィエの強さは揺らぎません。剣闘士達も普段は正攻法で戦うのでしょうが、今回はよほど敗北が悔しかったのか、卑劣な手段に訴えてしまいましたね……。今後は真っ向勝負の大切さを思い出してほしいものです。
闘技場を制したオリヴィエの前に示された道。森にはいったい何があるのでしょうか?
剣を巡る旅はここから。続きもお楽しみくださると幸いです!
蘇りし魂への応援コメント
形見でもある大切な剣が折られてしまい、オリヴィエさんの心痛は大変なものと思います……。
こんなにショックを受けて立ち直れるのかな、と心配してしまいますが、どうか乗り越えていって欲しいと個人的に陰ながら見守っています。
そして、娘の危機を助ける形でのお父様の登場に感動しグッときました!
もしかしたら不思議な森の作用的なものなのかもと思ったりしますが、それでもお父様の姿で助けてくれて愛情を感じ心が温まります。
引き続き楽しませていただきます!
作者からの返信
椎野 紫乃さん
こんにちは。続きをお読みくださりありがとうございます!
新しい剣を手に入れるはずが、愛剣を破壊されてしまったオリヴィエ。戦闘の最中でも茫然自失としてしまうほどショックを受けていましたね。何とか立ち直ってくれればよいのですがどうなるか。
父上の参戦にグッと来ていただけて嬉しいです! 肉体は失われても、魂はずっと娘を見守っていたのかもしれませんね。
剣を巡る旅はまだ道半ば。引き続きお楽しみくださると嬉しいです!
愛は散りぬへの応援コメント
こんにちは。
大変読み応えのある章でした。揺れ動くオリヴィエの心情に色んな思いが湧きました。
ドレス姿で牢に閉じ込められ、逃げられないまま部屋に連れていかれた時はどうなるかと思いました。予想に反してあまり賢くないただの嫌な奴かと思った侯爵でしたが、オリヴィエに対して求婚したことで、なかなかの手腕の持ち主かと思い直しました。オリヴィエの痛いところを突いてきていましたよね。アイリスがオリヴィエを引き戻してくれて良かったです。結果的にまた、ただの嫌な奴に成り下がってしまった侯爵でしたね(;'∀')
オリヴィエを危機一髪助けてくれた相手、もしかしてと思っていた人でした。個人的には正直にいうと再会して欲しくありませんでしたが、これも運命でしょうか…。互いに思慕しているんですよね。オリヴィエも侯爵相手と違って、触れられたいと願っている。拒否したことを後悔すらしている…。もうこれオリヴィエの心はイベリスにあると言っていいような気がするんですが…ここでもアイリスが歯止めをかけましたね…。
複雑です、今感じている私の気持ち。オリヴィエがアイリスを選んでくれたことに対しては嬉しいけれど、でもやっぱり女としてイベリスにこれほど惹かれるのなら、もうそっちへ行っちゃえばいいじゃない(怒)!と思ってしまう気持ちもあります。
アイリスが恋しいです。
また、時間を見つけて続きを楽しませていただきます(^^)
作者からの返信
保紫 奏杜さん
第十章をお読みくださりありがとうございました!
ギルベルトに続いてイベリス。二人の男性からの求愛によってオリヴィエの心が揺れ動いた回でした。ギルベルトは人の弱点を見つけるのが上手いのでしょうね。女性としての幸せを求めるオリヴィエの気持ちに付け入ろうとしましたが、アイリスとの絆には敵いませんでした。そして嫌な奴は成敗される運命にあるのでした。
イベリスの再登場を予想してくださってましたか。初対面でも彼に惹かれていたオリヴィエですが、今回の一件で思慕が決定的になりましたね。しかし彼女が選んだのはやはりアイリス。イベリスと結ばれた方が幸せになれる気もしますが、そちらの道を選べないのが辛いところですね……。
帰還の旅は長く、アイリスの登場はまだ先になりそうです。。
次章からはまた雰囲気が変わりますので、どうぞ気長にお楽しみいただけると嬉しいです!
刺客への応援コメント
こんにちは。
今回はコミカルな戦闘も交えつつのお話でしたね。三銃士のお三方に呆気に取られるオリヴィエが、とても面白かったです。いつもながら丁寧に指導してあげるオリヴィエの性質が吉と出ましたね。案外素直な者たちのようですし、もしエーデルワイス王国に来たならば、オリヴィエの良き舎弟になりそうな気がします。
ベロニカさんとブルーノの関係がいいですね。こういうの好きなんです。やっぱり罠に掛けられていたのは悲しいところですが……。二人とも捕まってしまって、大変なことになりそうです。
アイリスを思い出すオリヴィエ、心配ですよね。逃げたと思われていないか、こちらも心配です。
また、続きを楽しませていただきます!
作者からの返信
こんにちは、いつもお読みくださり誠にありがとうございます。
前章がシリアスだったので、今回はその分コミカルにしてみました。愉快な三銃士兄弟との戦闘をお楽しみいただけていれば嬉しいです。
茨の三銃士は根っからの悪人ではないので、正統な騎士になる道もありそうですね。エーデルワイス王国にくれば、オリヴィエも弟子として面倒を見てくれそうです。
口は悪いけどベロニカに忠誠を誓うブルーノは、以前に彼女から恩を受けたのもしれませんね。主人に仕える者同士、オリヴィエとも理解し合える部分があったかもしれませんが結果は……。
アイリスと離れている期間も長くなっているので、オリヴィエの想いは募る一方です。早く帰還できればよいのですが道のりはまだ遠そうですね。。
次章が第二部のラストです。罠にかけられたオリヴィエ達の運命やいかに? またお読みくださると幸いです!
正義の果てへの応援コメント
今回は親子との交流とその結末、でしたね。悲しい結果でしたが、一緒にいたリアも無事で、それだけが何よりでした。
高名な父親の影のように生きていたオリヴィエの母親、彼女に向けられるオリヴィエの心情が興味深かったです。
一ヵ月で数々の依頼をこなし、二か月で充分な資金を貯められるとはすごいやり手です……。討伐などもその日に行って帰ってこられる近隣だったのでしょうか。さぞかし大忙しだったことでしょう、そうやって稼いだお金をアニスさんに半分も渡してしまって(;'∀') もうこの町には居られないでしょうから、また何処かの町で稼ぐことになりそうですね。
タイムは無邪気で元気な少年でしたね。剣を見せて欲しいと言われたオリヴィエが最初断った時には、彼女の慎重さに頷きました。見ず知らずの少年に見せてやる義理はありませんもの。結局場所を変えて見せてあげ、持たせてまであげたオリヴィエは、やっぱりお人好しです。笑 少年が無邪気で本当に良かったです。純粋に剣に憧れているようですが、剣の怖さもいずれ学ぶでしょうか……。タイムがどんなふうに成長するかは分かりませんが、アニスのためにも元気で生きて傍にいてやって欲しいものです。
前章のラストにチラと出てきていた領主がオリヴィエをご所望ということなのですね。今回は躱せて何よりです。しつこそうですから、また何かしら仕掛けてきそうではありますね!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第八章の読了、ありがとうございます!
前半は比較的ほのぼのしていましたが、結末は悲しい章でした。リアに危害が及ばなかったことは不幸中の幸いでしたね。
母に対するオリヴィエの心境は描きたかったエピソードの一つです。母が望むような、女性らしい生き方ができなかったことはオリヴィエの心残りなのでしょうね。自身の性を呪わしく思うオリヴィエの心境は、母への心境に端を発しているのかもしれませんね。
依頼のために東へ西へ、オリヴィエは実に多忙な日々を送っていました。遠方の依頼は少なかったか、敢えて引き受けなかったのかもしれませんね。アニスに資金の半額を渡してしまったのは、彼女にやり直してほしいという願いの表れだったのかなと思います。
無邪気で元気いっぱいのタイムには、オリヴィエもつい心を許して剣を見せてしまいました。意外と子ども好きなのかもしれませんね。タイムはいずれ剣の怖さも知ることにはなるでしょうが、どうか今の純真さを失わずに成長してほしいものです。
はい、領主との対決はまだ続きます。第九章は本章よりも明るいですが、そこでも領主が絡んでくるか否か? 引き続き見守ってくださると幸いです!
忍び寄る牙への応援コメント
やはり旅に波乱は付き物ですね! 好色な男爵がオリヴィエにしてやられてスッキリしました。商用で来たと言っていましたが、お付きの人は誰もいなかったのでしょうか(;'∀')? 護衛や従者なしで旅しているなら、ある意味すごい強心臓の男爵さま! アラレもない恰好になっちゃって、一人でフラフラしていたら危なすぎですね。正直、この人ならどうなってもよいですが。笑
ブレッドが二人の旅を支えていますね。相当の大荷物と二人を乗せて走れるとは……すごい馬ですね。めちゃくちゃガッシリしていそう。しっかりと食べさせてあげなくちゃですね(^^) エーデルワイス王国まで頑張ってもらわなくては!
ポーカー勝負、面白かったです。男爵が勝負と言った時、私は、あぁ何かテーブル上でのゲームなのだろうなと思ったのですが、オリヴィエが剣の勝負だと思い込んでいたところ、彼女らしいなと思いました。剣一筋ですもんね。
最後に登場したのは、ここの領主さまでしょうか。オラオラ系?で若いんですね。オリヴィエに興味を持った様子なので、今後どう絡んでくるのか楽しみです(^^)
作者からの返信
保紫 奏杜さん、ご感想ありがとうございます!
旅というのは得てして順調にはいかないもの。今回、のっけから男爵の策謀にハマってしまったオリヴィエでした。
レオポルトの従者はいないようですね。色事の邪魔になると思って敢えて付けなかったのか……いえいえ単に作者にその発想がなかっただけです^^; 護衛がいたとしても、オリヴィエには敵わなかったかもしれませんけどね。あんな醜態を晒してしまっては自慢の家名も形無しですね!
ブレットは旅の脚として二人を支えてくれています。荷物は……背中に乗せるのはさすがに無理があると思うので、別の荷台に乗せてハーネスでつないでいるイメージでしょうか。しっかり食べて、しっかり走ってもらわないとですね!
ポーカー勝負は描きたかった展開の一つなので、面白いと言ってもらえて嬉しいです! 生粋の騎士であるオリヴィエはポーカーは不得手でしたが、彼女の騎士としての心が結果的に勝利につながりましたね。
新しい領主は思ったより若いようですね。彼の正体は次章で明らかになります。
まだまだ続く波乱の旅、引き続き見守っていただけますと幸いです!
旅立ちへの応援コメント
第六章を楽しませていただきました。
遠いディモルフォセカの地に空間転移してしまったオリヴィエと、牧場の人たちとの関わり合い。オリヴィエの焦りが伝わってきました。あんなアイリスの夢を見ていると、帰らなくては、という気持ちが加速しますよね。もう喪われているのかもという恐怖もあるでしょうし。実際にアイリスの姿を目にしない限りは安心などできないでしょう。色々とありましたが、無事にエーデルワイス王国へ旅立てて良かったです。
リアはオリヴィエが好きになってしまったんですね。オリヴィエはけっこうな女殺しと見た。笑 惚れちゃうのも分かるので切ないですね。
地代の値上げは彼らが勝手に言っているのかと思っていましたが、新しい領主はダメな奴っぽいですね。どちらにせよ、あの程度の小物がオリヴィエに適うわけがないと見守っていましたが、思いのほか相手が悪賢かった! リアとブレットに救われましたね。ブレット可愛いです。普段は逃げたりするけどリアのこと好きなんですね(^^)
オリヴィエ、お説教次いでにわざわざ自分の身分を明かしちゃったことは……良かったんでしょうか(;'∀')? 相手を威圧するためとはいえ、敵対する王国の高名な騎士がいたことは奴らによって報告されるでしょうし、そうなれば匿っていたお爺さんも危なそうですし、オリヴィエたちの旅路も追われる危険性が高まりそうです。ヒエエ! 無事にアイリスの元へ帰れることを願っています!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第六章もお読みくださりありがとうございます!
故郷から遠く離れた地で、牧場の人々と交流しながらも不安が拭えないオリヴィエでした。不穏な夢のこともあり、アイリスの安否が忍ばれますね。
はい、リアはオリヴィエに恋をしてしまいました。しかしオリヴィエ自身の心は別にあるのが辛いところ。リアの恋心がどう転ぶかも注目していただけると幸いです。
悪辣な新しい領主。実は彼の存在は後々まで尾を引いてきます。
そしてブレットは旅の相棒に。何だかんだありつつもリアのことは慕っているのですね。可愛いと言ってもらえて嬉しいです。
オリヴィエが正体を明かしてしまったことは得策ではなかったかもしれませんね。敵に追われる身となった彼女の命運やいかに。
これから長い帰還の旅が始まります。オリヴィエが無事に故郷に辿り着けるのか、引き続き見守っていただけると幸いです!
蒼翼の不死鳥への応援コメント
オリヴィエはアイリスのことが好きなんですね。一応自覚した、ということで、私はほっとしたというか、嬉しい気持ちになりました。一途な人が好きなんですよ(;'∀') 応援したいなと思います!
まぁもしオリヴィエが男でも、姫さまの結婚相手として認められるのかは難しいところなのかもしれませんが、ないわけではないですもんね。シャガにはすっぱり諦めてもらいましょう。笑
オリヴィエは随分とシャガに信頼を置いているんですね。秘めたる恋心まで話すとは、親友枠なんですね。
そんなシャガは徐々に腕を上げてはいるようです。彼を見ていると、本当に何故、花騎士団に入れているのか疑問に思うことがしばしばなのですが、それもまた今の花騎士団を象徴しているともいえるのかもしれませんね。
ああー素敵な夢を見ているなぁ♡と思っていたら、なんと襲撃! しかもアイリスの寝所にまで入り込まれているだなんて、大変な事態ですね。蒼炎がまさにそのままの異名だったとは驚きました。二人は何処へ飛ばされたのでしょうか。アイリスが証言はしてくれるでしょうが、何が起こったのかは分からないでしょうね。向こうに下ったなどという噂が広がりそうで、ちょっと怖いです(;'∀')
作者からの返信
保紫 奏杜さん、ご感想ありがとうございます!
カトレアの言葉により、ようやくアイリスへの恋情を自覚したオリヴィエでした。ただ、想い自体はかなり前からあったはずで、アイリスだけを一途に慕い続けていたのだと思います。性別や身分を越えて二人が結ばれることはあるのか。取りあえずシャガには身を引いてもらいましょう笑
シャガはオリヴィエの本質を見てくれたこともあって、オリヴィエも信頼を寄せるようになったのかなと思います。騎士としての腕はへっぽこな彼ですが、花騎士団に入団できたのは騎士団自体が凋落しているからか、あるいは彼の内側に光るものがあったからか、どちらでしょうね。
オリヴィエの夢! 私も書きながらドキドキした場面です。だけど素敵な時間は敵に妨害されてしまいました。
そして宿敵との対決。異名通りの蒼炎を前に、初めて苦戦を強いられたオリヴィエでした。決着は付かず、どこかに飛ばされてしまった二人。オリヴィエの身に何があったのでしょうか。
次回からは部が変わり、舞台も変わります。新たに展開する物語をお楽しみくださると幸いです!
眠れる炎への応援コメント
アイリスが無事で良かったです!
馬車の傍で戦っているのかなと思っていたのですが、戦っているうちに少し離れていたんですね。よくその間に攫われなかったこと! 実はあの間に攫われていました、っていうのを想像していました。ロベリアはこれだけの騎士を連れてきながら、采配を間違えていますね。目的を忘れてしまっているように思えましたが、オリヴィエに魅せられたのでしょうか? なんにせよ、アイリスが無事だったことは何よりでした!
オリヴィエはまるで鎧を着ていないかのような動き! 生垣に跳び上がれるなんてすごいですね。相手の騎士たちがオリヴィエを見失ったのは、兜で視界が狭まっているせいでしょうか?
ロベリアはそこそこ強くて良かったです。色々と警告までしてくれた意外と親切な人でしたが、作戦を練れておらず結局アイリスを連れ去ることができていないことを考えると、二番手で納得です。二番手でも、うーん……な男でしたね。
美しい薔薇が散らされてしまって、薔薇たちにとっては災難でした( ;∀;) アイリスが見たら心を痛めそうです。
最後に表れた漆黒の騎士は蒼炎の騎士でしょうか。近くには来ていたんですね。ロベリアの剣を持ち去ったことで、この場に誰かがきたことが証明されてしまいましたが、ただの物盗りと思われるのかな……? なんてことを考えておりました。
いずれオリヴィエと相まみえそうで、その時が楽しみです!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、毎度丁寧なご感想をありがとうございます!
オリヴィエは見事アイリスを守り抜きました。一方のロベリアは、戦いに夢中になり当初の目的を忘れてしまいましたね。手の内も明かしてしまいましたし、この辺りの詰めの甘さが彼が降格した理由かもしれませんね。薔薇園にとってもアイリスにとっても災難な戦いでした。
鎧の重さもオリヴィエには気にならないようです。敵の騎士がオリヴィエを見失ったのは、兜による視野の狭さというよりは鎧の重さに慣れていなかったせいなのかなと思います。これも実力の差。ロベリアは実力はありましたが、最後には自らの策に嵌まってしまいましたね。最期に目にした光景からして、彼がオリヴィエに魅入られたのは間違いなさそうです。
漆黒の騎士の正体は、おそらく……ですね。彼がロベリアの剣を持ち去ったのは物盗りに見せかけるためか、または何かの布石か。オリヴィエと相見える日は意外と近いかもしれません。
強敵との一騎打ち、ぜひ楽しんでいただけますと幸いです!
襲撃への応援コメント
ディモルフォセカの騎士が襲ってきましたか。何やら自信満々で自意識過剰そうな男ですが、数で押そうという用意周到なところは評価できます。事情を説明してくれたお陰で、情報は手に入れられましたね、オリヴィエ。
兜の描写が丁寧ですね。web小説では珍しい気がしますが、私好みです( *´艸`)!
アイリスは馬車の中、ですが、これほどの人数を相手に一人で馬車を完全に護ることは難しそうです。難しそうですが、やるしかありませんね!
作者からの返信
保紫 奏杜さん、ご感想ありがとうございます!
平和な花園の旅から一転、敵国の騎士に襲われてしまいました。ロベリアは見るからに自惚れが強そうな男ですね。ですが策を講じている辺り、意外と侮れない相手かもしれません。敵の狙いを把握できたことは不幸中の幸いでしたね。
場面一つ一つを想起できるように描くのが好きなので、兜の上げ下げの描写も取り入れています。戦闘に向けた緊張感を高める効果もあるかなと。細かいところにも着目してくださって嬉しいです!
多勢に無勢のこの状況で、オリヴィエは果たしてアイリスを守り切ることができるでしょうか。次回、開戦です!
花園にてへの応援コメント
騎士たちは毎日訓練に励んでいるのですね。この花騎士団は、この国の軍隊のようなもの、なのですね。
そしてルドベキアはもしかして、オリヴィエのことが女性として気になっているのでしょうか! そんなふうに見えました。これが育っていくことはあるのかしら、と少し気になる人物です。
ズオウは相変わらずですね。いっそ清々しい気すらします。笑
イメージ的に山賊とかの頭っぽいです。他国との戦いになった時、彼がどうなるのかと、ちょっと想像しちゃいますね。案外、しぶとく生き残ったりするのかもしれませんが。
アイリスの可愛らしさにうっとりしました( *´艸`)♡アイリス好きなんですよね。更にそのアイリスを想っているオリヴィエが好き。「存在そのものが」なんてとっても素敵でした!
作者からの返信
花騎士団は軍隊的な位置付けですね。ある者は王城の警備をし、それ以外の者は訓練に励む。常に研鑽を怠らない一団です。
おっ、鋭いですね! そうなのです。本章のルドベキアはどうもオリヴィエを意識しているようで。舞踏会で見た彼女のドレス姿がよほど印象的だったのですね。今後、二人の関係に変化はあるのでしょうか?
ズオウはブレません笑 取り巻きを連れている辺り確かにお頭っぽいですね。有事の時にはあっさりやられるか、逆に憎まれっ子世に憚るか、どちらでしょうか。
アイリスを好きだと言ってもらえて嬉しいです。とにかく可愛らしい女の子のイメージで描いているので。
そしてそれを見守るオリヴィエはどこまでも優しい。アイリスの存在そのものを慈しみながら、それを言葉にしない辺りが彼女の性格を表しているのかなぁと思います。
秘めた言葉への応援コメント
初めまして。umiと申します。タイトルに惹かれて読み始めたこの物語に、第一章ながら早くものめり込んでいます。文章も読み易く、美しい光景と心情が大変よく理解できます。美しいものを書くのが苦手な私にとっては、羨ましい限りです。今後も読み進めて参ります。
作者からの返信
umiさま
はじめまして。お読みくださりありがとうございます!
タイトルは私も気に入っているので、目に留めていただきとても嬉しいです。
美しい情景、心理描写、どちらも本作で大切にしているものです。花をモチーフとしている分、世界観の美しさに浸れるような作品にしたいなと。
長く楽しめる作品ですので、ぜひ続きもお読みいただけると嬉しいです!
愛の残り香への応援コメント
情景描写も丁寧ながら、オリヴィエの心理描写もとても丁寧に表現されていますね。今回、まさかの男性にちょっと絆されてしまったオリヴィエの揺らぐ気持ちが、すごく伝わってきました。彼女の中の女の部分を引っ張り出したなんて、イベリスはすごいですね。女性の扱いには相当慣れているように思えました。オリヴィエの気持ちがどう転ぶか分からないとなると、すごくソワソワしてしまいます!
アイリスがこのことを知ったら、どう感じるのかしら……。
シャガとルドベキア以外の騎士たちは相変わらず酷い連中ですね(;'∀') 花騎士団は縁故で入れたりするのでしょうか……この国、大丈夫なのかしらとまた心配になってしまいます。アイリスの継母は他に色目を使うような奔放な女性のようですし。何か起こりそうな気がしています。
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第三章もお読みくださりありがとうございます!
第三章では、性の狭間で揺れ動くオリヴィエの心境を表現しています。アイリスへの思慕は変わらずにあるものの、初めて異性に女性として扱われて心が揺れる。イベリスの誘いを断りはしたものの、思いを断ち切れたわけではない以上、今後も気持ちが揺れる場面があるかもしれませんね! アイリスがこのことを知ったら素直に喜べなさそうです。。
ズオウを筆頭とした花騎士団の面々はオリヴィエには冷淡。実力の劣る者が幅を利かせている辺り、世襲制なのかもしれませんね。王族は王族でカトレアが放埒な振る舞いをしていますし、国の先行きが危ぶまれますね……。
指先の約束への応援コメント
第二章を楽しませていただきました!
シャガはアイリスが好きなんですね。といっても恋と呼べるものかどうかは分かりませんが。憧れに近いのかなと。アイリスへの気持ちなら、オリヴィエの方が断然深いのでしょうね。
おや、騎士の中にも真面な人もいましたか! ルドベキア。入団してから半年とのことですが、この間、オリヴィエとは接触がなかったのでしょうか? どうやらオリヴィエのことを妬ましく思うこともなく、むしろ他の騎士たちを蔑んでいるようにも思えました。イイ男じゃないですか! このような騎士がいると分かって良かったです(^^)
シャガが摘んできた花、アイリスに喜んでもらえて良かったですね。アイリスからは、オリヴィエにお花。確かに白い花がよく映えそうですよね! この二人のパート、見ているこっちがちょっとドキドキするというか、正直にいえばめっちゃ好きです。
オリヴィエが髪を切らない理由、アイリスのお願いだったんですね( *´艸`)♡
作者からの返信
保紫 奏杜さん、第二章読了ありがとうございます!
天真爛漫なアイリスに惹かれるシャガ。彼の恋心は、愛らしい女の子に惹かれる仄かなものかもしれませんね。オリヴィエの方が関係性が長く深い分、確固たる想いがあると思います。
新キャラ、ルドベキアはオリヴィエと似た思考の持ち主ですね。オリヴィエとは話す機会くらいはあったものの、密接な関わりはなかったのかなと思います。今回初めて手合わせをし、互いの存在をより意識したという感じでしょうか。彼のような騎士がいるなら、花騎士団も捨てたものではないですね!
翠色には白が映える! オリヴィエの鎧の色も白ですね。百合作品って初めて書いたのですが、ドキドキすると言ってもらえて嬉しいです。甘すぎない、仄かな百合をお楽しみいただけたらなと。
遠い昔の約束を律儀に守る辺り、オリヴィエの性格が現れていますね!
第三章はさらにロマンチック。そして新たな恋の予感も……?
引き続きお楽しみくださると嬉しいです♪
秘めた言葉への応援コメント
花の名を冠した王国、花騎士団の存在、麗しき翠の女騎士。大変興味深く第一章を楽しませていただきました!
オリヴィエは強い意志を持った女性なのですね。冒頭の森での圧勝、格好良かったです。剣の腕には相当の自信があるようですね。そして国では有名どころ。それほどならば、同じ騎士団の仲間たちから憎からず想われていてもおかしくないなと思っていたら、どうやら騎士団の男たちはオリヴィエに批判的な様子ですね。隊長グラジオは違うようでほっとしましたが……。オリヴィエ以外の騎士たちの程度が知れるエピソードで、この先の王国が少し心配です。
新たに入団してきたシャガは、元気だけは良いですね(^^)でも先輩に対する敬意はどうしたシャガよ。相手をしてやったオリヴィエは優しいんですね。意外と面倒見が良いのかもと思いました。
他の騎士たちと違ってオリヴィエのことを女だからと差別しないところは、シャガの良いところですね。彼の周りに強い女性がいたのかなとふと思いました。
個人的に気になっているのは、アイリスです。オリヴィエから見たアイリスを見守っていると、そこに仄かな愛情を感じるんですよね。これがただの憧れや敬意からくるものなのか、それとも……。いや、多分、私がこうだったらいいなと思ってしまっているからそう感じるのかもしれませんが。笑
月下美人の花、実際に見たことがありますが、凛として闇夜に輝く白く大きな花ですよね。オリヴィエにはぜひ枯れずに咲き続けて欲しいなと思います。
このお話でカクヨムコンに参加されておられるようですので、先に星だけ入れさせていただきますね。また続きを楽しませていただきます!
作者からの返信
保紫 奏杜さま
お読みくださり、さらに丁寧な感想をありがとうございます! 興味を持っていただけたようで光栄です。
オリヴィエは強く凛とした女性として描いています。圧倒的な強さを持ちながらも、内側には脆さを抱えている。その両極で揺れる心境が本作の見所の一つです。
男尊女卑思考がまかり通るエーデルワイス王国では、オリヴィエは正当に実力を評価されていません。女であるというだけで彼女を揶揄する男の騎士達にこの国を任せられるのか。グラジオの手腕に期待したいですね。
シャガは人懐っこいゆえに礼儀が飛んでしまっています。その親しみ具合が彼の良さでもあるのですが。オリヴィエも内心では、彼に慕ってもらえて嬉しかったのかもしれませんね。
そしてアイリス。彼女とオリヴィエの関係は本作のメインテーマの一つです。どこまでが愛で、どこまでが憧れなのか。この恋愛模様にも着目してみてください。
月下美人を見たことがあるなんて羨ましい! 花は一夜だけの命ですが、オリヴィエはきっと長く咲き続けてくれると思います。
星もありがとうございます。先の長い物語ですので、じっくり楽しんでくださると嬉しいです!
編集済
愛の残り香への応援コメント
本作も胸に迫る心理描写で、物語に没頭しながら読み進めました。
オリヴィエさんの恋愛対象は女性なのかな?と思っていたのですが、どうやら単純な話ではなさそうですね。
騎士として育てられたからこそ、女性らしさは不要と思ったかも知れませんし、男性社会で生きづらさを感じていたからこそ、男性への失望のようなものを覚え、心にフィルターがかかっていたのではないかなと、勝手ながら想像しました。
それがなくとも、アイリス姫のそばにいることで騎士として活躍できますから、王女への思い入れは大きいはずですよね。もちろん、姫が魅力的な方だからというのもありますが。
などと好き勝手書いてしまいましたが、最後にはどんな結末が待っているのか、明かされるのが楽しみです。
じっくり見守らせていただきたいと思います!
作者からの返信
平本りこさん
こちらの作品にもお越しいただきありがとうございます! 没頭できたとのお言葉、大変嬉しいです。
騎士ゆえに封印された女性らしさ、男性社会で冷遇されたゆえの男性への失望、両方オリヴィエにはありますが、かと言って性別で相手を一刀両断しているわけでもないのですね。本章では初めて異性から愛を向けられたことで、眠っていた感情が呼び起こされたとも解釈できます。
騎士としての男性らしさと女性としての性、どちらも持つ彼女ならではの揺れる心境や恋模様が本作の見所の一つです。
姫付きであることはオリヴィエにとって誇りであり、何を以てしても代えがたいもの。それが余計にアイリスへの愛を強めているのかもしれませんね。
『氷結』以上に長い物語ではありますが、ぜひじっくり見守っていただけますと幸いです!
遂げぬ想いへの応援コメント
オリヴィエさんの揺れる思いがすごく切ないな、と思いコメントを残させていただきました。
オリヴィエさんの支えはアイリスさんでありますが、国に無事戻った後、どのような状況になっているのかと考えるとハラハラします。万が一、アイリスさんの気持ちがオリヴィエさんの思い通りでなかったとしたら、どうなってしまうのか……
心配しつつ、先も楽しみにしています!
作者からの返信
椎野 紫乃さん、ご感想ありがとうございます!
イベリスとの再会によって再び揺れ動いたオリヴィエの心。アイリスの存在がなければ、オリヴィエもこのままイベリスと共に歩む道を選んだかもしれません。
ですが、そこは騎士である彼女のこと。本能に身を任せることはやはりできませんでした。
忠誠心と愛ゆえの結末でしたが、オリヴィエの願いが成就するかはわからず、国に帰った時に彼女を待ち受けているものを思うと心配になりますね。脆さを抱えたオリヴィエの旅の行く末を、ぜひこの先も見守っていただけますと幸いです。
刺客への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
めくるめく展開に圧倒されるばかりでした……!!
個人的にベロニカさんとブルーノさんの関係は、アイリス姫とオリヴィエさんのことを思わせました。振る舞い方こそ違うけれど、絶対に仕え続けるというその信念。オリヴィエさんは一刻も早く姫様の元へ帰りたいと思っているでしょうが、まだまだその道のりは長そうですね。ブルーノさんはどういう思いでベロニカさんの隣にい続けるのか、とても気になりました。
そして三銃士の3人! 今までこの物語にはいなかったタイプのキャラクターでとても面白かったです。しかし花を想う心、優しくて素敵ですね。
年末年始は中々読みに来られずでしたので、久々にこの世界観に浸ることが出来て楽しかったです。ゆっくりにはなりますが、しっかり追わせていただきたいと思います!
作者からの返信
冬原水稀さん、こんにちは! また読みに来てくださってとても嬉しいです!
ベロニカとブルーノの関係は、特にアイリスとオリヴィエを意識したわけではなかったのですが、言われてみれば似ているところもありますね! ブルーノは態度こそ悪いものの主人に忠誠を誓っており、長い付き合いの中で、外部からは図れない事情が生まれたのでしょうね。
三銃士兄弟はお気に入りのキャラクターです。本作では珍しいコメディ担当で、愉快な会話を楽しんでいただけるようにしました。花を愛する分、オリヴィエともいい友人になれるかもしれませんね。
世界観に浸れる、というお言葉、とても嬉しいです。十章も間もなく終わりますので、またお時間のある際に遊びに来てくださると嬉しいです!
刺客への応援コメント
立場によってそれぞれの正義があり、夫人は屋敷を守るためオリヴィエを捕えようとしたという、なんとも考えさせられるお話しでした。
途中、三銃士兄弟が登場し楽しげでしたが、ラストまさかブルーノにオリヴィエが負けてしまうとは⁉︎
絶対無敵だと勝手に思っていたので、びっくりです!
まだまだ目が離せません!
作者からの返信
椎野 紫乃さま
いつもお読みくださりありがとうございます!
オリヴィエを策略に嵌めようとしたベロニカ。伯爵家の屋敷を守るため、彼女も手段を選んではいられなかったのですね。
三銃士兄弟は本作では珍しいコメディ担当でした。楽しんでいただけて嬉しいです。
ここに来て不覚を取ったオリヴィエ。彼女を倒すとはブルーノの腕は相当なものですね。
次章が第二部のラストです。オリヴィエの命運やいかに。乞うご期待です!
秘めた言葉への応援コメント
第1章、読ませていただきました。
冒頭からここに至るまで、文章が綺麗でとても読みやすかったです。
オリヴィエさんがストイックな性格である分、シャガ君やアイリス姫といった自分の心に忠実に振る舞う存在がいることが、彼女に今後どんな変化をもたらしていくのか楽しみですね!
作者からの返信
world is snowさま
お読みくださりありがとうございます!
一番海外文学っぽいかなと思う作品を応募させてもらいました。世界観はヨーロッパ風、ネーミングは花+ドイツ語をモチーフにしています。
文章の美しさには注力しているので、お褒めいただき嬉しいです。
オリヴィエの心の揺れは本作のテーマの一つです。自分とは違うタイプの人々に触れる中で彼女がどのように変わっていくのか、見守っていただけますと幸いです!
正義の果てへの応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
今回はとても胸が痛むお話でした……アニスの息子を思う気持ちから来る裏切り。タイムの「騎士になりたい」という純粋な思い。親子の繋がりを見ていた分、より一層辛かったです。
しかしオリヴィエさんの言う通り、許すことが出来ないのもまた確かな事実。『もう二度と、あの子の名前を穢けがすような真似をしないでくれ』という言葉には震えました。きっと崇高な騎士の魂を持つオリヴィエさんだからこそ、零した言葉だったのでしょうね。
これからのタイムの人生が、真っ直ぐ気高くあるよう願うばかりです。
切なく終えた今回の旅先。次はどこへ行くのか、また楽しみに拝読したいと思います。
作者からの返信
冬原水稀さま
引き続きお読みくださりありがとうございます! 章ごとのご感想、いつも励みになっています。
本章は私にとっても辛いエピソードです。前半ではタイムとの交流を中心にほのぼのとした展開を描いていただけに、結末がより重苦しく感じますね……。
母に似た人の裏切りだったこともあり、オリヴィエの感じた痛みも相当なものだったでしょう。それでも自分の痛みをぶつけず、タイムの将来について進言するあたりが彼女らしいのかなと思います。
タイムはどうかこの一件を知らぬまま、純真で立派な剣士として育ってほしいですね。
本章が重苦しく終わってしまったので、次章は一転して明るいお話です。
引き続きオリヴィエ達の旅路を見守っていただけますと幸いです!
愛の残り香への応援コメント
ここまで一気に読ませていただきました。
とても面白かったです!
時間はかかるかもしれませんが、続きも読ませていただきます!
三章では舞踏会に出たことでオリヴィエさんの心境の変化など見どころが満載でした。
今後、彼女の心の落とし所がどんなふうになるのかとても楽しみです。
作者からの返信
椎野 紫乃さま
お読みくださりありがとうございます! 面白い、続きも読みたいという感想をいただけて大変光栄です!
三章は私も気に入っているお話です。今までは男らしく振る舞っていたオリヴィエですが、ここに来て始めて女性としての心境が目覚めました。
彼女の心の移ろいは本作の主軸の一つなので、今後も注目しながらお読みいただけると嬉しいです!
忍び寄る牙への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
今回のお話も、とても面白かったです! 途中のハラハラする展開と、オリヴィエさんの活躍が、本作品の魅力であり見どころであると毎度思わせていただいています。
今回のメインはポーカー。私自身あまりやったことがないのですが、文章がわかりやすくするする読むことが出来ました。不正にも打ち勝ち勝利を掴む、オリヴィエさんの姿が格好良かったです。
そして終盤の青年の存在が気になりますね。続きも楽しみに拝読したいと思います。
作者からの返信
冬原水稀さん
こんちには。引き続きお読みくださりありがとうございます!
ポーカーは私もルールを曖昧にしか知らず、執筆に当たって調べました。ポーカーを知らない人でもルールがわかるように配慮しつつ、臨場感のある展開を描くように心がけました。そのため、ハラハラしたという感想をいただけてとても嬉しいです!
ポーカーで勝利して安堵したのも束の間、何だか不穏な終わり方をしています。この青年が何者なのか、予想しつつ続きもお楽しみくださると嬉しいです!
旅立ちへの応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
6章を読了しました。
舞台が移り変わり、(今までももちろん面白かったのですが)さらに面白くなってきましたね! 故郷を離れたオリヴィエさんのことを、ドキドキしながら見守らせていただきました。優しい人たちとの心の交流、そして暴漢たちとの対決。どうなることかと胸が縮まる思いでしたが、流石は誇り高き『翠色の騎士』。立ち向かう様が格好良かったです。
そしてリアさんという、新たな旅の仲間が出来たのですね。これから始まる故郷への旅がどのようなものになるのか、また楽しみに拝読したいと思います。
作者からの返信
冬原水稀さん、第二部もお読みくださりありがとうございます!
エーデルワイス王国内部での日常を描いていた第一部から一転、第二部では舞台が移り、オリヴィエの帰還の旅が始まります。今までは「静」の状態だった物語がようやく動き出す感じですね。さらに面白くなったという感想、とても嬉しいです!
騎士としての誇り高さは、オリヴィエを貫く信念の一つですね。卑劣な暴漢を前に一時窮地に追い込まれましたが、最後には自らを律して勝利を収めることができました。彼女の生き様を格好いいと評していただき、描きたいものが伝わっているのだなと感無量です。
リアという新たなヒロインと共に始まる女二人旅。様々な出会いと別れの物語が繰り広げられますので、せひ引き続き見守ってくださると幸いです!
魅惑の女王への応援コメント
オリヴィエの真っ直ぐな愛情が切ないです……
これから彼女の恋心がどうなっていくのか目が離せないですね!
カトレアは言動は兎も角、とても美しいんでしょうね……傾国と言うか毒蛾のようというか
こういうキャラはとても好きです
作者からの返信
日家野二季さん、感想ありがとうございます!
カトレアの誘惑にも屈しないオリヴィエのひたむきな愛情。容易に打ち明けられないだけに辛いですよね……。
彼女の恋心は物語の要でもあるので、ぜひ長い目で見守っていただけると嬉しいです!
放埒な言動が目立つカトレアですが、絶世の美女であることは間違いありません。
色香漂う魔性の女を意識して描いたので、好きだと言ってもらえてとても嬉しいです。
蒼翼の不死鳥への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
とてもハラハラする展開でした……!! 今まで以上の強敵が表れ、剣に魔法、さらなる世界観の広がりに引き込まれています。「蒼炎」の名は、そういう意味だったのですね。
シャガとオリヴィエ、アイリス姫とオリヴィエ、それぞれの関係もさらに気になっているところです。この先オリヴィエはどうなってしまうのでしょうか。
続きも楽しみに拝読したいと思います。
作者からの返信
冬原水稀さん、こんにちは!
またお読みくださって嬉しいです!
今までは無敗を誇っていたオリヴィエですが、ここに来て初めて敵に翻弄されることになりました。「蒼炎」は言葉通りの意味だったのですね。
決着がつかないまま消えてしまった二人の騎士。彼らの身にいったい何があったのでしょうか。
二部からは舞台が移り、新たな場所で物語が展開していきます。アイリスやシャガといった既存のキャラクターとの関係も意識しつつ、新しいキャラクターも登場してオリヴィエと関係を結んでいくことになります。
一部とは雰囲気が変わりますが、
引き続きお楽しみいただけると幸いです!
訓練への応援コメント
女性騎士だ!とテンションが上がって読み始めたのですが、作品そのものも雰囲気も良く、葛藤しながらも気高く生きている主人公のキャラクター性にも惹かれます
ゆっくりにはなってしまいますが拝読させて頂こうと思います
作者からの返信
日家野二季さま
こんにちは。お読みいただき、感想までくださってありがとうございます!
本作はファンタジーならではの美しい世界観と、格好いい女性の生き様を描きたくて書き始めた作品です。主人公が持つ騎士ならではの気高さと、女性に生まれた葛藤を描くことに注力しているので、その点を気にいってもらえてとても嬉しいです。
更新もスローペースなので、ゆっくりでも読み進めていただけると幸いです!
眠れる炎への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
今回は戦闘描写も色濃いエピソードでしたね。血の舞う命のやり取りであるにもかかわらず、花びらの舞うような美しさを感じてしまうのは、瑞樹さんの文章の技量としか言いようがありません。物語に没頭し、惚れ惚れしてしまいました。
そして気になるのは”蒼炎の騎士”の存在ですね。この先オリヴィエさんと見えることは間違いないと思いますが、どのような展開になっていくのか……楽しみです。
作者からの返信
冬原水稀さん、コメントありがとうございます! こちらこそ毎度丁寧な感想をいただけて非常に励みになっています。
前回控えめだった分、今回は戦闘メインにしました。ただし場面の美しさは大切にしたかったので、薔薇園の中での花舞う死闘という構成にしました。迫力ある戦闘と美しさを両立できるような描写を心がけており、花や風をモチーフとした本作ならではの文章が描けたのではないかと思います。お気に召してもらえて大変光栄です。
“蒼炎の騎士”は次章のタイトルにも表れており、ストーリーに大きく関わってきます。
オリヴィエは果たして彼に勝つことができるのか、引き続きお楽しみいただけると嬉しいです!
愛の残り香への応援コメント
少し貯めて読ませてもらいました。
この舞踏会のシーンは主人公の不安や期待や……なんていったらいいんだろう。
様々な感情が絶妙なバランスで……。
うまく言えませんがとにかく素晴らしかったです。
久しぶりにこの物語を訪ねてみて良かったw
作者からの返信
鳥羽フシミさま、続けてお読みくださりありがとうございます!
本章ではオリヴィエの様々な感情の揺らぎを表現してみました。主人に対する報われない思慕、その先に待っていた新たな出会い。騎士としての一面と女性としての一面が混じり合う様を感じ取ってもらえていたら嬉しいです。
今後も1か月に一章くらいのペースで更新していきますので、またお訪ねしてくださると嬉しいです!
愛の残り香への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
毎度のことながら、惚れ惚れしてしまうような描写ですね! 「花」というモチーフが主軸なだけあって植物と重ね合わせた表現が多く見られますが、既存表現と被らず、常に新しい言葉を用いられていて凄いなと感じます。
そして今回は、オリヴィエさんの心の揺れ動きに何より注目してしまいました。アイリス姫への溢れる感情、イベリスさんの登場に一瞬花開く未知の自分……二人のダンスシーンはセリフの言い回し含めとても美しく、素敵でした。
続きも楽しみです。
作者からの返信
冬原水稀さま、続きもお読みくださりありがとうございます!
本章はお気に入りのエピソードの1つです。舞踏会の雰囲気に浸れるようなロマンチックな情景描写を意識しました。
言葉選びは毎度かなり苦心しています。なるべく言葉がかぶらないように類語を調べ、より美しい表現ができないか探して毎回書いています。その分時間はかかりますが、いい表現ができると満足度も高まります。
オリヴィエの心の動きも注力した点なので、ご注目くださって嬉しいです。
これまではアイリスへの思慕が心を占めていた彼女ですが、イベリスに女性として扱われたことで心境に変化が生まれました。ダンスシーンはセリフ回しも含めてとにかく美しい場面を描きたかったので、同じものを感じてもらえてとても嬉しいです。
今回控えめだった分、次章は剣戟がメインです。それでも本作ならではの美しい描写は意識しているので、続けてお楽しみいただけると幸いです!
指先の約束への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
第2章を読了しました!
変わらず、オリヴィエの所作と情景の美しさが香ってくるような描写に引き込まれています。会話や人間関係にも、何だか幻想的な雰囲気を感じて素敵です。
今回の新キャラクター・ルドベキアさんも、シャガさんとは違った良さがあって良いですね。今まで(恐らく)アイリス姫だけだったオリヴィエの世界が、こうした騎士たちと関わることで何か変わるのか……これからがとても楽しみです。
そして、オリヴィエが髪を切らない理由も素敵ですね! その約束に含まれた淡く温かい感情が伝わってきました。
作者からの返信
冬原水稀さま
第二章もお読みいただき、評価もありがとうございます! 丁寧な感想をいただけてとても励みになります。
美しさや幻想的な雰囲気は本作で大事にしている点なので、ご注目いただき嬉しいです。
純粋に高みを目指すルドベキアはオリヴィエと少しタイプが似ていますね。シャガに続いて友人になれるかもしれません。
そうですね。騎士団内で仲間がいないオリヴィエにとって、世界に存在するのはアイリスだったと思います。
ですが新たな騎士との出会いにより、彼女の世界が少しずつ広がりを見せています。彼女を取り巻く人間模様、そして彼女自身がどう変化していくか、どうぞ楽しみにしていてください!
幼い頃のささやかな約束をオリヴィエは守り通していたのですね。約束に包含された慈しみを感じ取っていただけて嬉しいです。
第三章は3月いっぱいかけて公開します。
本章以上に美しい世界観を描いたので、ぜひ続きもお楽しみくださると幸いです!
秘めた言葉への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
第一章を読了しました。
展開や人物たちの関係の行く末が、ものすごく気になります! オリヴィエさんとシャガさん、オリヴィエさんとアイリス姫……主人公の強さの内側にある、揺れる心情がとても魅力的でした。
月下美人を贈るシーンも、綺麗で印象に残っています。
作者からの返信
冬原水稀さま、続きもお読みくださりありがとうございます! 光栄です。
第一章では登場人物たちの様々な人間模様を描きました。孤立無援だったオリヴィエの友人になりそうな新米騎士、シャガ。そしてオリヴィエのアイリスに対する密やかな恋情など、後につながる様々な要素を散りばめています。
オリヴィエは内面をあまり表しませんが、実際には葛藤だったり恋情だったりといった様々な心境を押し隠しているのですよね。その点に魅力を感じていただけて嬉しいです。
月下美人のシーンはとにかく美しく描こうと思いました。こういうロマンチックなシーンは花を題材とした本作ならではだと思うので、今後も入れていくつもりです。
第一章読了ありがとうございました!
今後もゆっくり更新していくので、よければ引き続きお読みくださると嬉しいです!
好敵手への応援コメント
こんにちは。瑞樹様の自主企画から参りました、縹と申す者です。ご作品、最新部まで読ませていただきました。
四角四面の堅物女騎士さん、強いのは確かに素晴らしいのですが、生み出したくて生み出したわけでもない周囲との軋轢が何とも不憫ですね。真っ当に物を言ってくれる新人の彼の存在が、それを解消する契機となってくれれば良いのですが…………。中々うまくはいかなさそうですね。今後の展開が楽しみです。
フォロー、☆レビューをさせていただきました。また機会があれば続きを読みにひょこっと顔を出すかもしれません。素敵な作品、ありがとうございました!
作者からの返信
縹さま
お読みくださりありがとうございます! フォロー、レビューまで頂戴できて感激です。
性別という自分ではどうにもならない事情にオリヴィエは終始振り回されています。冷遇もやっかみも甘んじて受け入れてはいるものの、女に生まれさえしなければ……という葛藤はどこかで燻り続けています。一応味方はいるものの少数派なので、騎士団内での軋轢は簡単には解消されなさそうです。
彼女の葛藤が解消される時は来るのか、騎士団内での立場は変化するのか。先の展開の構想はあるものの、作者自身も探り探りで書き進めている状態です。
長編として構想している作品であり、今後もスローペースで更新を続けていきます。
エタらないように頑張って書いていくつもりなので、お時間のある際に続きもご覧いただければ幸いです!
編集済
穢された森への応援コメント
ヘビーノベルから来ました。「虚仮威」で「こけおどし」なんですか。次章に出る「婀娜っぽい」がいい意味で使われるですとか(「艶めかしい」と同じ意味なんですね)。勉強になります。こういう国語の勉強になる作品こそ「ヘビーノベル」の条件と考えます。
作者からの返信
らんたさま、お読みくださり誠にありがとうございます。
虚仮威しは私も変換して始めて知りました。なかなか難しい読み方ですよね。
婀娜っぽい、艶めかしい。似た意味の日本語はたくさんありますよね。微妙なニュアンスの違いを意識しながら言葉をセレクトするのは本当に難しい。でもそうやって適切な言葉を探っていく過程は面白くもあります。
全くライトではなく読者を選ぶであろう作品ですが、こうして好意的な感想をいただけると励みになります。
よければ続きもお読みくださると嬉しいです。
穢された森への応援コメント
こんにちは、コメント失礼します。
この度は描写企画へのご参加ありがとうございました。
設定と描写と、両者から芳しい花の香を感じる物語でした。脳裏に、1話舞台となる森の情景が浮かんで私も迷い込んだような気持ちになります。
そんな美しい景色とは裏腹に巻き起こる、残酷な沙汰。しかしそんな展開すら鮮明で、"翠色の騎士"が出てきた瞬間にはあっと息を飲んでしまいました。終盤の花へと語り掛けるシーンの描写が、とても美しくて好きです。
個人的にとても好きな雰囲気で、続きも読んでみたくなりました。また余裕ができた際に立ち寄らせていただきたいと思います。
素敵な言葉と出会わせてくださり、ありがとうございました!!
作者からの返信
冬原水稀さん、こちらこそ企画を開催いただきありがとうございます!
本作は花をモチーフとした作品であることもあり、一つ一つの単語や描写を美しいものにしようと心がけました。森の描写もその一環で、情景を想像できるように花や鳥の様子を詳細に描きました。実際に迷い込んだような感覚を持ってもらえてとても嬉しいです。
翠色の騎士はとにかく格好よく描きたかったので、台詞や戦闘シーンにはかなりこだわっています。でも花を労る辺り冷酷無比な性格ではなく、彼女の人柄を感じてもらえればなと思います。
まだ連載を始めたばかりですが、ゆっくりでも追っていただけると嬉しいです!
忍び寄る牙への応援コメント
強敵との一騎打ちから敵国への転移を経ての、新たな出会いと新たな事件、そして予想もしなかった形での勝負。
ポーカー勝負には驚きましたが、剣の打ち合いとはまた別の駆け引きがとてもスリリングで。怒涛の展開に胸を躍らせ、時にハラハラしつつも、とても楽しく読ませていただきました。
そして、最後に登場した新たな人物。あの食えない男爵があれ程の恐れを抱くとは、一体何者なのか。気になって仕方がありません…!
同行者を得たオリヴィエの旅路を、今後も見守らせていただきます。
作者からの返信
ジェムさん、引き続きお読みくださりありがとうございます!
第一部はエーデルワイス王国内部でのお話でしたが、第二部からは一転、故郷への帰還を目指す物語となりました。旅における様々な出会いと別れが今後の物語の中心となっていきます。
ポーカー勝負は、本作で書きたかった話の一つでした。何となくしかルールを知らなかったので復習しつつ、ポーカーを知らない方にもわかりやすく、かつ勝負の緊迫感が伝わるように描きましたので、お楽しみいただけたようで嬉しいです!
最後に登場した人物は、第二部のキーとなる人物です。その正体が明かされるのは意外と早いかもしれませんよ。
リアを同伴者とした新たなオリヴィエの旅路、今後も見守っていただけますと幸いです!