概要
私を戦場に誘った上司は、歴戦の狙撃手でした。
【カクヨムWeb小説短編賞2022 「令和の私小説」部門 短編特別賞受賞作】
何の変哲もない日々。ひとりで食べる、昼食のカップラーメン。
そんな地味な主人公が、ひょんなことからサブマシンガンを抱え戦場に身を投じることになる話。
◆偽教授さんの銃口杯に寄せて書きました。
何の変哲もない日々。ひとりで食べる、昼食のカップラーメン。
そんな地味な主人公が、ひょんなことからサブマシンガンを抱え戦場に身を投じることになる話。
◆偽教授さんの銃口杯に寄せて書きました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これは勝者が楽しい遊びだ。
チェコスロバキア製の小銃・スコーピオンを片手に戦場を這うのは、地味なOL・文川さん。というのも、銀縁眼鏡の紳士な上司・網野さんに「サバゲー」に誘われたからだ。
ーこれ、楽しいか?―
誘ってくれたところ申し訳ないと思いつつ「戦場」での叱咤にも引く彼女。
ところが歴戦の狙撃手・網野さんとチームが分かれてしまい遂には腹を括るしかなくなって……!
サバゲーの疑似体験をさせて頂いた気分です。
文字しか打てない自分にも、引金を引く時は来るか!?
サバゲーに興味のある方もない方も経験者の方も。
この現実の「戦場」で飛び交う檄も用語も覚醒していく彼女も楽しい。
ハマること間違いなしです♪ - ★★★ Excellent!!!OLよ、小銃を抱け。
本作の主人公は、ちょっと気弱なOLの『文川さん』。
根暗な性格が仇となり、会社内でのランチタイムは専ら孤食です。
そんな彼女に気を使ってか、面倒見の良い『網野さん』という上司から「今度の休み、一緒に来てほしい場所がある」とお誘いの声がかかります。
いくら厚意で誘われても、仕事仲間とのプライベートでの付き合いは面倒なものですよね。ましてや上司が相手ともなれば猶更です。
接待ゴルフ、接待麻雀、ノミニケーション……考えるだけで憂鬱になります。
しかし、事態は彼女の予想だにしない急展開。
上司に連れられ向かった先は、なんと銃弾飛び交う戦場でした。
そうです。サバゲーです。網野さんは無類のサバゲ…続きを読む