青空ベンチ　～万年ベンチのサッカー少年が本気で努力した結果こうなりました～

ノンフィクションだそうです。

でもノンフィクションか否か、そこはこの作品の本質じゃない。

小難しい表現を使わない、素直で率直な表現。等身大の言葉だ。
だから読みやすい。

だけど登場人物の名前が実在の名前とかだったら…大丈夫？とちょっと心配になるが、そこもこの作品の本質ではないでしょう！笑


主人公は小学生でサッカークラブに入っている少年だが、才能がなく周りと比べている。そして親やコーチも「サッカー辞めてしまえ」などのドぎつい発言をしてくるのが読んでいて辛い。父親はなんだかんだ特訓してくれているようだが…、これがノンフィクションならちょっとアレな大人達だと思う。

まだ数話しか読んでい…続きを読む

サクサクと読みやすく、時間を忘れて読みふけってしまいます。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（69文字）

スラスラと、淡々と、それでいてジンと来るサッカーの青春が幕を開ける。

私はメッシのシュートよりもこの家族とコーチの物語に感動した。
おかしいかな？

主人公の空がサッカーを通して、家族からの応援を受けて成長したり、同じチームの仲間達と切磋琢磨し合う姿が細やかに描かれていて、読んでいる人でもサッカーを観戦しているような気分になることができる作品でした。
とても素晴らしい作品だと思います。