概要
二人で、一緒にいるということ
私と高幡さんは、同じ学校に通う高校二年生のクラスメイトだ。
でもただのクラスメイトじゃなくて、実は付き合ったりしている。
付き合い始めたのは、今からちょうど一年前の冬のこと。驚いたことに告白してきたのは、普段はりん、としていて他人を寄せ付けない高幡さんの方からだった。
その時のことは今でも鮮明に思い出せる。
最初は彼女に拒絶されていたこと、それを乗り越えたら見つけてしまった彼女の本音のこと、見てしまった彼女の涙のこと。
それらの記憶は私にとってあまりに新鮮で、授業中とかに不意に現れたりするので、私はその度にちょっとにやけてしまいそうになるのを堪えなくてはいけないのだ。
登場人物
私――程久保あかり(ほどくぼあかり) 基本眠い のんびり
彼女――高幡京(たかはたみやこ) 基本一人 勉強中毒
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