第12話 おっさんみたいな天使

雷様に連れられ天空に行くとそこは、魔物の住処になっていた。

「雷様この人達が勇者様なんですか?」と天使に顔がおっさんの物体が話しかける「そうだ、この人達がオラを助けてくれたんだ」「雷様がお世話になりました」と頭を下げる。「見て頂ければわかると思いますがここにはもう魔物しか住んでおりません、天使が数名いますが天使たちも、もしかしたら追い出されるかもしれません」とおっさんは悲しい声で話した。

「天使は戦えないんですか?とカンナが聞くと「天使は爆発という魔法しか持っていなく魔物と一緒に爆発するしかないんです」と言った。

天使と話していると魔物に囲まれたのでいつものごとく魔物にワンパンチを食らわしたが魔物はびくともしなかった。ここの魔物は強いと僕は思った、多分カンナとバースでは歯もたたないはずだ、剣をだし囲んでいる魔物を切り裂いていくがここの魔物はすぐ再生して、魔物として回復していくこんな魔物にかてるはずがないと僕は思ったがおっさんが「こちらにきてください」というのですぐ再生すつのはわかっていたが、道を開けるために魔物を切り裂いていった。おっさんに着いていくと「ここで剣をさしてください」と言われた、いつものように剣を刺すとドラゴンが現れた、四匹目のドラゴンでもう、僕の目にも珍しさがなくなっていた。ドラゴンが「3つの願いを叶えてやる」と言うので「ここの三人を最強にしてください」と言うと僕のレベルは2000になり、バースとカンナはレベルが1000になった。ねこが気まずそうに「人間に戻してください」というと「それは魔王を倒さない限り無理だ」とドラゴンが言う、カンナが何かを思いついたらしく「ここにいる魔物たちを一掃してください」と笑顔で頼んだが「それは自分たちでしろ」と言われドラゴンはどこかへ行ってしまった。「えーここの魔物強いからいやだよー」とカンナが喚いたがまた、魔物に囲まれたのでそんな冗談を言っている暇はなかったが僕に力が宿りさっきの魔物の強さより弱く感じたのでパンチを繰り出すと魔物たちは吹っ飛んでいってしまった。

僕はかなり強くなったと印象を得た、バースとカンナも元の才能があるので魔物を一匹ずつ倒していく、おっさんが言うには宮殿に魔物が複数いて宮殿には近づけないという話だが今の僕らだったら宮殿も支配できるんじゃないかと思ったりもしたが多分そんな甘い世界では無いだろうとも思った。宮殿の前につくと魔物臭がすごいした。魔物臭がする魔物はだいたい強く簡単には倒せないというのが僕のイメージだった。

おっさんの話によるとボスは王室で寝転んでいると言っていた。

妖精たちは奴隷の如く扱われていた、宮殿は五階まであり王室は三階にあるとおっさんが言っていたので三回を目指すことにしたが魔物が多すぎる、さっきのお願いで強くなって魔物をワンパンで倒せるようになったにしても魔物は多かった。

「この量はやばいな」とバースが独り言を呟くが状況は突っ込まない限り変わることはないので突っ込むことにした。僕はまた同じ閃きをした、この宮殿燃やしてしまえば良いんじゃないかと思ったが妖精が宮殿にいる以上燃やすことも出来なかった。

一階にいる魔物を倒し階段で登ろうとすると若干強めの魔物が現れたが「カンタこの魔物は俺に任せて上にいけ」というので二人と二匹は魔物の力だんだん強くなっていくのが感じたが僕のパンチで魔物たちはやれていくが階段付近に行くと侍の格好をした魔物が立っていた。「この上にはいかせないでござる」 と言い日本刀を構えてきた。「剣の喧嘩じゃ俺に勝てるものはいねーよ」と言って僕が剣をだすと魔物が少し日和ったように見えた。先に魔物がこちらに向かってくるので、防御で跳ねかし僕が責めるが侍は強かった、切り裂くのも大変だった、侍が少し隙きを見せたところに僕の刀が入り僕が心臓の部分をぶっ刺すと魔物は倒れた。魔物は何処かへ消えてしまった。

「私の殻が自由になるってことは私の死が近づいているってことだ。魔物を追い出してくれたあんちゃんにこれを渡しておきたい」といってブレスレットをもらった、

ねこの話によるとこのブレスレットを持っている物を持っているものは世界で三人しかいないと言われていて、このブレスレットをつけた主は本当に強い力を受け継ぐことができると言われている。ブレスレットを僕の手につけるとブレスレットに着いている石が光、ブレスレットがご主人さまと認めたっていう意味だから気にしないでといい三階まで向かった。三階には今まで見たこと無い魔物たちが住んでいた。僕はバースの魔法で、燃やしたくてしょうがなかった、そうすれば早く勝負は着くのにと思ったがしょうがなく王室に向かうと魔物がお菓子を食べながらテレビをみていた。

「今いい所だからちょっとまってくれない?」といってお菓子をボリボリと食べていた。「はい、終わったー、君たちの人生もここで終ねー」と言って魔物は立ち上がった、魔物は座ってる時は小さく見えたが立ってみると2メートル以上はありそうだった、こんな戦いに勝てるのかと思うとさっきもらったブレスレットの石が光、僕の剣も共鳴して光あった、剣を持つと前よりも圧倒的なパワーえお持っている気がした。魔物はそのままこちらに突進をしてこようとすつが、サイダーが足を噛み魔物は倒れてしまった、こうなれば僕達の勝利ということになり僕の剣で真っ二つにした。

これで宮殿は守れたとも思ったら四階から強そうな魔物がおりてくる。

「私の大事なおもちゃに何傷つけてくれちゃってるのよ」と魔物がいうがそんなの構わず僕は魔物に剣を向けてが剣を避けられた。ねこが「剣に集中して」というので集中すると、再び剣とブレスレッドが光剣大きくなった、その剣を振り回すと魔物に少し傷をつけることが出来た。

「私の可愛い顔がだいなしになっちゃうじゃない」「あんたなんて殺してやるわ」

「ブラックボール」叫ぶと黒い玉が飛んできたので剣で跳ね返してみると見事魔物に辺り魔物はどこかへ消えてしまった。猫の話によるとブラックボールに当たると異住空間に飛ばされるという「みんな無事で良かったね」とカンナはいうと宮殿の魔物臭は消えていった。天界には魔物が居なくなった。

「カンタお願いがあるんだけど」と雷様がいうので「どうした?」と聞くと「オラも仲間に入れてくれないか?」というのでみんなの顔を見ると、歓迎している顔をしていたので「今日から仲間だ」と言って雷様は6人目の仲間に入った。

カンナが雷様に「ここに1人でいるのが寂しくなったんでしょ?」と構うと「け、っしてそんな事はないぞ」と誤魔化してみせた。確かにこんな広い場所で一人でいるのも寂しいだろうと僕は思った。僕だったら早くにも冒険に出たいと思うだろう。

次向かう街を決め妖精さん達が作ってくれたご飯を食べて雲のベッドで寝ると、凄い癒やされた。一日のつもりが二日寝てしまい、ねこに叩き起こされた。

雷様も「早く旅に出ようぜ」と言っていて旅の準備が出来てないのは僕だけだった。

僕は慌てて準備を整えガンダー街へ向かうこととなった。

天界は魔物が入らないようにカンナとねこがバリアをかけ出発となる、僕は二日間寝ただけあって元気になった。


ゆくぞガンダー街へ


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