第4話 最強の冒険者

僕は最強の冒険者になり、冒険を続けることにした。次の町はアプールという町に向かう、アプールには最強の魔物が住んでいると言われているが今の僕には怖いものがなかった、アプールにはもう人が住んでいなく魔物しか住んでいなかった。

僕はドラゴンのおかげで強くなったので剣など使わず、ワンパンチで魔物を倒していった、バーズはなかなか魔物を倒せず一度魔物に食べられたのがトラウマになっていt、なかなか魔物に手をだせなくなっているが冒険者は自分の身は自分で守らなければならない、いくら僕が360度見渡せるからってバースを守れるかと言ったら話が変わってくるのだ。一度バースと話をしようと思い夜鍋を作りバースと話をした。

「バース話があるんだけど、まだ魔物のことが怖いか?」


「魔物の事が怖くないやつなんていないさ」


「じゃあなんでお前は勇者バッチを捨ててまで冒険に出る?」

「勇者バッチをつけていれば弱い魔物だけ倒しとけば称賛されるだろ」


「なんて言っていいかわからないんだけど、俺はカンタの戦いに一目惚れをしてこいつならこの地球をなんとかしてくれるだろうと思ったんだ」


「魔物が多数いたらお前はまた食べられてしまうぞ」


「私にいい考えがあえうんだけどいいかな?」


「どうしたねこ?」


「私の魔法で魔物を作り出す、その魔物を全部倒せたら合格、倒せなかったら町に帰ってもらうっていうのはどうかな?」


バースはそれを承諾明日の朝、試験を行うことになった。僕からしたらバースには残ってほしかったがこのままじゃバースの身が危なくなるのも事実だったのでねこの考えは間違いではなかった。

翌朝本物の魔物が入ってこないようにバリアを作り、ねこが何匹かの魔物を出した。

魔物はバースに向かってやってくるが、バースはいつもと違って剣を振り回し、魔物を切り裂いていく、バースには剣の才能があった。後ろから責めてくる魔物にもちゃんと対応していた、バースも僕と一緒で魔法剣士だったが僕の魔法よりは弱かった。

ねこの出した魔物は全部バースが片付けた。僕は「ちょっと一戦やるか」とバースに言って一戦を交えてみたがバースはそこまで弱い剣士ではなかったが、僕が一発パンチを食らわしたら飛んでってしまった。「カンタは手加減しなさい」とねこに怒られた。ねこは倒れているバースに治癒魔法で直し、試験は合格となった。

「なんで今まで強いのを隠してたんだ?」という問いに「俺なんか強くないよ、冒険していればわかる、俺より強いやつらが魔物に食べられていくんだ、そんなの見てたら自信なんてなくすさ」と弱音をはいたが僕はそんなことで自分の力を無駄にしちゃいけないと思ったので「これから旅に出るときは自分の力を最大限につかってくれ」という話をすると「今まですまなかった」と謝り握手を交わした。

突然【がおおぉおお】という雄叫びが聞こえてきた、ここにる魔物たちが雄叫びをあげ始めた、仙人がアプールと言う町は人間が入ると魔物たちが結託して追い出そうとすると言ってたのを思い出した。魔物たちがバリアの周りを囲んでいる、とってもいい状況ではないのは僕の目から見てもわかるし、まだ朝飯も食べて無かったから戦う気にもならなかったが一戦を構えなければいけない状況になったのは確かだった。

しょうがないのでカバンに入っていたグミだけ口にいれてバリアを解除すると魔物たちが僕らを狙ってやってくるので、ねこは魔法で大きくなり魔物たちを潰していく、バースは剣で魔物を切り裂いていく、僕はワンパンチで魔物を倒し一匹ずつ魔法をかけ人間に戻していった。潰れた魔物や切り裂かれた魔物まで人間に戻す技術は持ち合わせてないので自分で倒した魔物しか人間に戻せないのがもどかしかったがそれはしょうがないと思うようにしていた。人間たちを防空壕の中に避難させそこにバリアを張った。僕達はアプール最強といわれている魔物を倒しにいくべく山へ登った、なんで魔物は山に住んでいるのか謎だった。平地に住んでくれれば大変な思いしないで魔物と戦えるのにの僕は愚痴を吐きたくなった。山頂につくと一匹のライオンが【がおおぉおお】と叫んでいた。ねこにこれがボスなのか?ときくとそうみたいだよというのでライオンに「メテオグラフティー」と魔法をかけるとライオンはこちらにやってきて頬づりをしてきた。魔物だったライオンは人懐っこいライオン変わった。

僕はちょうど乗り物が欲しかったのでライオンを乗り物として使うことにした。

ライオンを町に連れて行くと町民達は悪魔が来たーと騒いだが「もうこの町には魔物はいません」と説明すると町民達は喜びをあらわにし町長が僕達を家に呼んだが動物アレルギーの町長の家にはねこも入れなかった。

町長は僕達にお礼をいい、いくらかのお金をくれた、僕はそのお金をもってATMにすぐ振込をした、ついでにパンパンになった財布の中身も半分くらい送金した。

僕達はあくまでも勇者じゃなく冒険者なので勇者税がとられない、王様はどう思ってるか知らないが僕はそうやってお金を貯めていこうと決めた。

町長にダウン街の魔物を倒しに行ってくれないか?といわれたので次の目的地はダウン街となった。

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