概要
ダンジョン 成り上がり 女性優位世界 ダンジョンの入り口が家
20XX年、世界各地に謎のダンジョンが誕生した。
世界各国は直ちに軍隊を動かし、内部を調査しようと動き出す。
ただし――実際に中へと足を踏み入れる事ができたのは女性兵士のみだった。
何故か男はダンジョンに踏み入る事ができず、入り口で弾き飛ばされてしまう事が判明したのである。
それから二十年後――ダンジョン探査を行う『探索者』は女性が憧れる第一位の職業になった。
なにせ発見される未知の素材を売れば一攫千金も夢ではなく、そしてダンジョンを徘徊するモンスターを退治する事で得られる力は凄まじい。
世界は必然的に女性優位の世界へと変貌しつつあった。
そんな中、学校行事で新しくできた奥多摩ダンジョンの入り口見学へと訪れた多田 独理(ただ ひとり)十六歳。
彼は黒岩と言う
応援ありがとうございます!!
2023年になってようやく此処の設定に気付きました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!よく練り込んであり、じっくりと読める作品です
三部を読み終えてひと月が経ちましたが、ふと「続きが出てないかな」と気になっている自分がいました。それで、ああこの作品は面白かったんだ、と気が付かされました。
考えてみれば最初からそうだったのですよね。歴史の分水嶺が生まれたことろを表現していることを何度も説明していたのに、何となく「そうなんだ」と流していました。世界設定も主人公の葛藤も、現実と違いすぎて、私のちっぽけな感性にはついていけてませんでした。
ですが、女子サイドのダンジョン攻略と彼女たちが抱いた感傷を読んで、私の中でこの物語が息づいたのだと感じました。鈍くてすみません。
この作品は面白い。設定魔なところを感じますが、それもわかってく…続きを読む