概要
私を崇める者に幸福を…………それ以外はさようなら
世の中は腐っている。
犯罪は日常茶飯事であり、戦争も絶えない。
皆が苦しみ、嘆き、絶望している。
だから私が救うのだ。
それこそが幸福教の教祖である私の使命である。
それはさておき、私の可愛い信者達や……
なんで私の学校にいるの?
なんでマシンガンを持っているの?
なんで学校の皆を体育館に集めるの?
なんで私を壇上に置くの?
ん? こいつらは生贄?
こいつらを生贄にして、私を神にするの?
へー…………とち狂った?
さっさと病院に行きな。
…………………………。
で? ここはどこよ?
え? 異世界?
ふーん……そうなんだー。
しかも、すでに神様がいるんだー…………
じゃあ、殺そう。
神様はこのヒミコだけでいいでしょ。
天上に立つのは私だけ。
何人も私の横には並ばせない。
賢
犯罪は日常茶飯事であり、戦争も絶えない。
皆が苦しみ、嘆き、絶望している。
だから私が救うのだ。
それこそが幸福教の教祖である私の使命である。
それはさておき、私の可愛い信者達や……
なんで私の学校にいるの?
なんでマシンガンを持っているの?
なんで学校の皆を体育館に集めるの?
なんで私を壇上に置くの?
ん? こいつらは生贄?
こいつらを生贄にして、私を神にするの?
へー…………とち狂った?
さっさと病院に行きな。
…………………………。
で? ここはどこよ?
え? 異世界?
ふーん……そうなんだー。
しかも、すでに神様がいるんだー…………
じゃあ、殺そう。
神様はこのヒミコだけでいいでしょ。
天上に立つのは私だけ。
何人も私の横には並ばせない。
賢
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!我らの主。偉大なる幸福の神。ヒミコ様。万歳!
集団異世界転移、現実ではないだろうがよく見るジャンルだ。学校がテロに巻き込まれるのも小説にはよく出てくる。しかし、信仰カルト宗教という設定によりこの作品は他に類を見ないユニークな作品へと変貌している。
また、信仰カルト宗教の教祖という主人公の立ち位置から分かるように、主人公の精神性が常人とは大きく異なっているところが垣間見られるのも面白い(ひー様は人ではなく神様です)。
気づいたらいつの間にか読み終わってしまったほど、作品のテンポ感が良く、気軽に読むことができる。
しかし、いくら主人公らが魅力的とはいえ、彼らは新興カルト教団である。気をつけないとあなたが幸福教団のシンパになっているか…続きを読む