7話 魔物の口を持つ王子様(中編)
僕は
「国王・
近衛騎士が
「たとえ、王室侍従長による
僕には僕の、
「
「いいえ、
ただし、私文書にサインする
こうした
僕だって、ちょっとイライラしていますよ。
「歪んだ貪欲ですって!」
王妃陛下は
「『抜歯屋イーツ・フォーリアによる
国王陛下がここに来てやっと、
その
「王子殿下のお
王室侍従長の招聘状には王子殿下の名前も
「私があの子に
『ナトゥス王子殿下』。
王妃、同意しなさい」
「ですが」と王妃陛下は紙切れを
「イーツ・フォーリアは
このような抜歯屋は
一人目の同意のサインは
--------------------------------------------------------------------
~抜歯屋イーツ・フォーリアによる口腔内最適化同意書~
口腔内最適化対象者名:ナトゥス王子殿下
口腔内最適化方法は
①
②デンタルスライムによる
③デンタルスライムによる歯列最適化
④デンタルスライムによる口腔ケア
⑤
⑥
※
・
・デンタルスライムに
・抜歯屋や抜歯屋の
・
・スライム
・抜歯屋に対し、いかなる
口腔内最適化方法および注意事項に同意します。
対象者署名:__________
保護者署名:国王グラティオス(対象者との
保護者署名:________(対象者との続柄:___)
--------------------------------------------------------------------
「王子ご本人の歯並びを見せてもらえない以上、この
王妃陛下はサインをしぶっています。
「ちなみに、王子殿下はどこです?
僕は王子殿下のサインも求めていますよ」
「何です、いきなり?」
「ですから、ご本人の王子殿下ですよ。
デンタルスライムを
(((コイツ、馬鹿だ)))と
「デンタルスライム、『
僕は抜歯用道具を
しかし、デンタルスライムは
「デンタルスライム!魔物をいれるなど!
王子殿下のおそば
「デンタルスライムの
「
「汚いかどうか、
謁見の間に呼ばれた鑑定魔術師は
あっという
「
「誰か
「
「僕は朝食前・昼食後・夕食前・夕食後の四回が
どこからか「うらやましい」とつぶやく声が謁見の間に
王子殿下が玉座から
「やはり、
「顎が小さいと、何なのです!」と王子付き侍従が怒り出します。
「アウグス
「……王子のほうが足りないのはわかっています。それが何なのです」
王妃陛下はショックが
「
そして、親知らずが
歯茎の中で、
歯列方向に
「……この歯……を……
「
歯列矯正はそもそも
「僕、同意書、に……サイン、し、ます。
母上も、サインしてください」
「そうね……もう、そうするしか無いのね……かわいそうな、ナトゥス」
良し。これで、同意書のサインが
「とりあえず、デンタルスライムで
『
王子殿下の口にぽーんとデンタルスライムが
もぞもぞと口の外へ出ると、ちょっと時間がかかりましたが、口腔写真がデンタルスライムから
パタパタ
口の中で
虫歯が無いのは、
よくこれで、ご
「
「いきなりは
「
「
「長椅子ですね、わかりました。
え?
王妃陛下、さっきまで、お
ドレスを
「王妃陛下は王子殿下の
近衛騎士は、
「『
長椅子に
「では、
テキパキと。そして、
「上下親知らず抜歯
また、デンタルスライムは王子殿下の口の中に
その
口の中を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます