公爵令嬢　醜女の姿になり十日後に死ぬ呪いをうける

代々魔法師であるウェスティン公爵家の一人娘ヴィヴィアンは聖女である。生まれ持った膨大な魔力に全属性適合者で幼少の頃から、幼馴染で婚約者のラリッシュと共に、魔法師団団長の父の元で魔法の修行をしていた。
しかし、１５歳の時に国王から次期筆頭聖女と認められて、ルーベンス第一王子と婚約者させられてしまう。
そんなある日、ヴィヴィアン達が通っているルミタス王立学院の校庭に、異世界から少女が現れた。綾瀬美里と名乗る少女はルーベンスに気に入られ恋に落ちていく。
ヴィヴィアンは「恋人が出来たなら婚約解消してくれるかな？」と、思っていたら、美里を虐めて殺そうとしたと冤罪をかけられて断罪され、美里を慕う呪術師から『醜い姿になり、十日以内に死ぬ呪い』をかけられてしまう。
ヴィヴィアンはこのまま死んでしまうのかと苦…続きを読む