東京二十三区国平定戦記～中野区国～

東京二十三区国の中でも軍事力や技術力も平均以下の中野区国を治める区国王トツツキ・ユリコ。彼女の一生を後世に残す宮廷作家として仕えるミナモト・カヨ。二十三区国内では水面下で他区国を蹴落としその領土や技術力を簒奪してしまおうと水面下では各区国王達が謀略を張り巡らせる中、中野区国で自爆テロが起こる。多くの負傷者を出したユリコは首謀国に辿り着くが他区国がそれを擁護し、彼女を自演だと非難した。領民を傷つけられたユリコは決死の覚悟で我欲に溺れ腐敗した東京国を再興すべく、東京二十三区国平定に乗りだし挙兵する。