日本海軍のエンジンを中心とする航空機開発の失敗、やり直しの海軍史 @Flight_kj
未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。
目次
完結済 全184話
更新
- 開発編
- プロローグ
- 1章 新たな世界
- 1.1章 受難と再生
- 1.2章 仕事への復帰
- 1.3章 二・二六事件
- 2章 金星エンジン
- 2.1章 金星性能向上
- 2.2章 MK3A変更要求
- 2.3章 MK3A試作
- 2.4章 MK3A審査
- 2.5章 金星50型制式化
- 2.6章 中島の巻き返し
- 3章 十二試艦上戦闘機
- 3.1章 十二試艦戦の始まり
- 3.2章 防弾装備の研究
- 3.3章 20ミリは百害あって一利なし
- 3.4章 十二試艦戦設計開始
- 4章 発動機の性能向上
- 4.1章 空冷性能の改善
- 4.2章 定速プロペラ
- 4.3章 プロペラ翅の開発
- 5章 零式艦上戦闘機
- 5.1章 十二試艦戦の木型審査
- 5.2章 十二試艦戦の構造審査
- 5.3章 零式艦上戦闘機の完成
- 5.4章 中島の巻き返し再び
- 5.5章 対空機関砲の強化
- 5.6章 九九式艦上爆撃機
- 6章 18気筒エンジン
- 6.1章 18気筒エンジンの始まり
- 6.2章 18気筒エンジンの開発
- 6.3章 MK5Aの開発本格化
- 6.4章 輝星制式化
- 6.5章 4枚プロペラの検討
- 6.6章 4枚プロペラの開発
- 6.7章 誉の開発
- 6.8章 よみがえる記憶
- 6.9章 艦隊実習
- 7章 雷電開発
- 7.1章 十四試局地戦闘機の始まり
- 7.2章 速度記録への挑戦
- 7.3章 十四試局地戦闘機の開発
- 7.4章 雷電の制式化
- 8章 無線電話と電探
- 8.1章 無線電話の改善着手
- 8.2章 無線電話実験の顛末
- 8.3章 電波探信儀の開発
- 8.4章 漢口迎撃戦
- 8.5章 重慶攻撃作戦
- 9章 烈風と彗星
- 9.1章 空冷彗星の開発
- 9.2章 十六試艦上戦闘機の開発
- 9.3章 烈風登場
- 10章 ジェットの夜明け
- 10.1章 ジェットエンジン事始め
- 10.2章 ジェットエンジン試作の始まり
- 10.3章 ジェットエンジンの実証実験
- 10.4章 ジェットエンジンの実験成果の展示
- 10.5章 ジェットエンジンのメーカ分担
- 10.6章 ジェットエンジン実用化
- 10.7章 橘花飛ぶ
- 10.8章 遠心式ジェットエンジンの開発
- 11章 艦艇装備の近代化
- 11.1章 潜水艦探知と攻撃
- 11.2章 電波探信儀の改良
- 11.3章 迎撃演習と空母改装
- 11.4章 カタパルトと斜め飛行甲板
- 12章 ジェット戦闘機列伝
- 12.1章 16試局地戦闘機の始まり
- 12.2章 16試局地戦闘機 橘花改
- 12.3章 橘花改のデモ飛行
- 12.4章 三菱のジェット戦闘機開発
- 12.5章 震電登場
- 12.6章 川西航空機のジェット戦闘機開発
- 12.7章 ジェット戦闘機紫電、紫電改
- 13章 決断前夜
- 13.1章 真珠湾への道
- 13.2章 反跳爆弾
- 13.3章 噴進弾
- 13.4章 宣戦布告前夜
- 激闘編
- 横須賀の情景
- 1章 ハワイの戦い
- 1.1章 宣戦布告
- 1.2章 トラ・トラ・トラ
- 1.3章 真珠湾攻撃
- 1.4章 第二次攻撃隊の戦い
- 1.5章 第三次攻撃隊の戦い
- 1.6章 エンタープライズ発見
- 1.7章 日本空母を攻撃せよ
- 1.8章 日本空母の反撃
- 1.9章 レキシントン参戦
- 1.10章 レキシントンからの攻撃隊
- 1.11章 日本軍反撃
- 1.12章 アメリカ海軍航空局
- 2章 スンダ海峡戦
- 2.1章 英国首相
- 2.2章 プリンス・オブ・ウェールズ
- 2.3章 空母龍驤の戦い
- 3章 真珠湾からの帰投
- 3.1章 帰投後の鳩首協議
- 3.2章 空母改修
- 3.3章 空技廠における新型機開発
- 4章 インド洋の戦い
- 4.1章 待ち受ける東洋艦隊
- 4.2章 日本海軍インド洋への出航
- 4.3章 東洋艦隊出撃
- 4.4章 日英攻撃隊発進
- 4.5章 日本軍 第一次攻撃隊
- 4.6章 日本軍 第二次攻撃隊
- 4.7章 英軍の攻撃
- 4.8章 アッズ環礁
- 4.9章 英軍基地からの攻撃
- 4.10章 戦艦部隊への攻撃
- 4.11章 日本艦隊の夜襲
- 4.12章 インド洋作戦の終結
- 5章 帝都防衛戦
- 5.1章 本土の戦いの始まり
- 5.2章 日米空母登場
- 5.3章 日本艦隊
- 5.4章 米空母捜索
- 5.5章 空母攻撃(前編)
- 5.6章 空母攻撃(後編)
- 5.7章 ドーリットル隊
- 5.8章 帝都空襲のその後
- 6章 外伝
- 6.1章 海上護衛作戦(前編)
- 6.2章 海上護衛作戦(後編)
- 7章 珊瑚海海戦
- 7.1章 東部ニューギニア情勢
- 7.2章 ポートモレスビー攻略作戦始動
- 7.3章 珊瑚海の戦い 日米艦隊登場
- 7.4章 珊瑚海の戦い 米軍の攻撃
- 7.5章 珊瑚海の戦い 日本軍第一次攻撃隊
- 7.6章 珊瑚海の戦い 日本軍第二次攻撃隊
- 7.7章 珊瑚海の戦い その後
- 7.8章 次の戦いへの準備
- 8章 ミッドウェー海戦
- 8.1章 ミッドウェーへの道
- 8.2章 ミッドウェー作戦始動
- 8.3章 ミッドウェーでの戦闘開始
- 8.4章 ミッドウェー島への空襲
- 8.5章 ミッドウェー島からの反撃
- 8.6章 ミッドウェー島への再攻撃
- 8.7章 ミッドウェー空母の戦い 日米艦隊登場
- 8.8章 米軍からの攻撃(前編)
- 8.9章 米軍からの攻撃(後編)
- 8.10章 日本軍の反撃(前編)
- 8.11章 日本軍の反撃(後編)
- 8.12章 米軍第二次攻撃隊
- 8.13章 日本軍第二次攻撃隊
- 8.14章 戦艦対戦艦
- 8.15章 ミッドウェー島上陸戦
- 9章 外伝
- 9.1章 連山の開発
- 9.2章 次期ジェットエンジン
- 9.3章 ジェット艦爆流星
- 9.4章 赤外線誘導弾
- 10章 新たな戦いに向けて
- 10.1章 アメリカ海軍の状況
- 10.2章 空母改装
- 10.3章 日本海軍の状況
- 11章 外伝
- 11.1章 ターボプロップエンジンの開発
- 11.2章 空中給油
- 12章 第二次ハワイ作戦
- 12.1章 第二次ハワイ作戦への道
- 12.2章 第二次ハワイ作戦始動
- 12.3章 第二次ハワイ作戦の幕開け
- 12.4章 オアフ島への偵察
- 12.5章 オアフ島からの陸軍機発進
- 12.6章 二航戦への誘導弾攻撃
- 12.7章 一航戦の戦い
- 12.8章 誘引作戦
- 12.9章 アメリカ海軍偵察行動
- 12.10章 連山爆撃隊 突入
- 12.11章 連山爆撃隊 殲滅戦
- 12.12章 三航戦の戦い
- 12.13章 四航戦、五航戦の戦い 戦闘開始
- 12.14章 四航戦、五航戦の戦い 艦隊攻撃
- 12.15章 一航戦、二航戦の戦い 戦闘開始
- 12.16章 一航戦、二航戦の戦い 米軍の攻撃
- 12.17章 一航戦、二航戦の戦い 日本軍の攻撃
- 12.18章 ハワイ沖夜間爆撃作戦
- 13章 ハワイ攻略戦
- 13.1章 オアフ島空襲 前編
- 13.2章 オアフ島空襲 後編
- 13.3章 オアフ島第二次空襲
- 13.4章 オアフ島艦砲射撃
- 13.5章 日本軍上陸作戦
- 13.6章 マケインレポート
- 13.7章 ハワイ島爆撃作戦 前編
- 13.8章 ハワイ島爆撃作戦 後編
- 14章 外伝
- 14.1章 富嶽の開発
- 14.2章 飛行爆弾の開発
- 15章 新たな作戦
- 15.1章 新たな作戦の幕開け
- 15.2章 欧州第一次作戦
- 15.3章 欧州第二次作戦
- 15.4章 閃光作戦
- 16章 米大陸攻撃作戦
- 16.1章 パナマ運河攻撃(前編)
- 16.2章 パナマ運河攻撃(後編)
- 16.3章 シアトル沖の機動部隊
- 16.4章 ハンフォード攻撃
- 16.5章 ロサンゼルス攻撃
- 16.6章 サンディエゴ攻撃
- 16.7章 米大陸中央突破
- 16.8章 ロスアラモス攻撃
- 16.9章 オークリッジ攻撃
- 16.10章 米大陸爆撃の顛末
- 16.11章 終結
- エピローグ
おすすめレビュー
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★★★ Excellent!!!
その辺の史実を知ってる人なら絶対面白い @aitatesoka112567932
このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(362文字)
★★★ Excellent!!!
久々に期待できた近代物でした。 @6thRADAR
完結!
分かっているのですが、ついつい未だに開いてしまいます。
自分とって久々ワクワクした近代ものでした。ありがとうございました。
★★★ Excellent!!!
完結済 おめでとうございます。 お疲れ様でした。 @kin19
最初から、最後まで、楽しく読ませていただきました。裏方仕事物は 初めてでしたが。
★★★ Excellent!!!
理想的な着地点ですね @Kenshin0326
このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(180文字)
★★★ Excellent!!!
ギリギリのIfが最高 結城 てつや
実のところメカは、わかりませんがリアルな「If」を感じて「次はどうなるんだろう?」とわくわくします。
荒唐無稽な「If'」も面白いですが、「もしこうだったら」という現実を感じさせるギリギリの線が 見事です。
「火星の人」に通じる作者の知識と造詣の深さに脱帽です。
★★★ Excellent!!!
正真正銘の正統派架空戦記 @C6N2-J
工学畑の大学生が昭和初期のエンジニアに憑依するというところからはじまる作品だが、読み進めるとすぐそんな設定は頭の中から消えてしまう。
待ち受けるのは恐ろしいほど緻密に語られる発動機開発の工学的裏話。話が進むにつれて未来知識の割合は増してくるが、それでも情報の密度は変わらない。適度に読み飛ばすでもしないと工学の授業を受けている気分だ。しかし、それを踏まえた先にある「激闘編」は、まさに痛快で理想的な…
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★★★ Excellent!!!
違った視点での仮想戦記 テンマP
技術的な視点での今までになかった仮想戦記で面白い
★★★ Excellent!!!
マニアックな世界をあなたに 刃口呑龍(はぐちどんりゅう)
このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(103文字)