ポツダム宣言を受諾した後の日本に何が起こったか。
当時のソ連は最後迄、南進政策、日本、憎しで第二次大戦勃発時以前から日本を誤った方向に誘導し、停戦交渉の仲介を拒み、宣言受諾後にも拘わらず、北方領土を得る為に南下。アメリカはこれを黙認。結局、ソ連の北海道上陸を阻止したのは、敗戦国として解体される前の日本海軍でした。
戦後の混乱の元、韓国は李承晩ラインをも設け、日本の漁船の拿捕、一方で竹島(独島)占領を行い、多額の賠償金を科しました。
現在も北方四島、竹島(独島)は何処の国の施政権下に有るかは、日本国民、周知の事実です。政治家・官僚は、之を取り戻す様な事を言っていますが、ほぼ不可能な事は、ウクライナや他の国々の現状を見れば明らかです。
国としてどう有るべきか?
之は難しい問題です。私は決して右翼でもなく、いわゆる国粋主義派でも有りませんが、最低限度の防衛力は必要と考えています。
現在、日本はC国の『 第一列島線構想 』の元、国土を脅かされています。東シナ海では、尖閣諸島へのC国の過干渉により領海を脅かされ、日本の領海並びにその周辺海域でのC国軍艦の侵犯で漁船は漁業が出来ず、海中資源は、石油採掘により海域汚染と資源の流失。沖の鳥島周辺海域でもC国政府による海洋調査船が我が物顔で航行しています。
また、更に目を向ければ、台湾海峡の航行阻止、ASEAN諸国の南シナ海は、C国の「内海」と化しつつ有ります。
この様な深刻な状況下、最低限、我が国の周辺海域の領土・領海・領空内だけでも自衛出来る力は必要です。
また、海外への発信力も大切です。現在の政治家・官僚で日本国としての存在の危うさを理解している人はどれ程いるのでしょうか?
政治家は、選挙の時は汚職や、利権の事実を隠して、口当たりの良いことを言って、当選したら、国を憂いる事無く、金儲け、利権獲得に真っしぐら! 余暇にパワハラ、セクハラ等の弱い者虐めに走ります。
官僚も右へ習い! 国民の事等、憂いる事無く、アメリカに忖度し、政治家に忖度し、利権に走る。お陰で日本の富は、右から左へと海外に流れて行きます。
少子高齢化!
この流れを止めない事には、国は滅びます。
国が滅びるという事は、我々が困窮し、経済的、肉体的な暴力に侵される事です。
ウクライナ、パレスチナ ..., etc.
せめて、子供を安心して産める国。若者も老人も色々な世代、色々な考えを持った人々がお互いにてを携えて行ける国を作って欲しい。
この小説は、そんな事を考える一助になるのでは無いかと考えています。
作者の健闘を期待しています。