概要
TRPGルールブックが現実で機能したらどんなロールプレイをする?
大学一年生、白野康之に送られてきた『Rules of the Deeplayer』という名のTRPGルールブック。そこには世界中のIDを管理するコグニトームの大規模演算から生じる未知の粒子『ニューロトリオン』の存在と、それを用いることで自らの半神化をもくろむエリート集団の技術覇権争いという、世界の”深層”が書かれていた。
『ルールブック』により電子回路ではなく、脳の神経回路が生み出す『ニューロトリオン』を用いる能力を得た康之は、密偵キャラ『黒崎亨』となり、スキルとロールプレイを駆使して技術覇権争に挑むことになる。
*なろう版とそろえるために【新版】を付けました。内容に変更はありません。
『ルールブック』により電子回路ではなく、脳の神経回路が生み出す『ニューロトリオン』を用いる能力を得た康之は、密偵キャラ『黒崎亨』となり、スキルとロールプレイを駆使して技術覇権争に挑むことになる。
*なろう版とそろえるために【新版】を付けました。内容に変更はありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!リアルな能力もの
ハードSF・ミステリー・スパイ・アクション・RPG時々ラブコメ。
特に他と一線を画すのはリアル感の説得力。
神様からもらったとか、理由無しに与えられる転生・転移チートとか魔法とかそんな巷に溢れる作品とは違う。
能力を振るうための架空とは言え理論がある。その舞台(シーン)となった理由がある。
そこがハードSFと言える所以。
特に序盤は読む側にも知力を求められますが、そこはまぁ軽く流してもよいかと。専門分野の知識があれば尚楽しめるのでしょう。
主人公は、能力を使えますが能力よりもむしろその知力、知識力ではない、が素晴らしい。
単に敵を倒して終わりではなく、きちんと勝利条件を設定している。
こん…続きを読む