近未来の東京の夜を駆ける

セッション1(一章)読了済みです。

近未来SFとしての骨太の世界観に惹かれました。
溢れる用語や、近未来の現代社会の描写に心が踊ります。
TRPGプレイヤー、特にシアトルの夜を駆けるランナーであればワクワクすること間違いありません。

読者にある程度理解を求める箇所もあるものの、それを理解するための労苦もまた作品世界観を深める要因になっています。

読書体験としては、ウェブ小説というよりも書籍を読んでいる印象が強いです。どっしりとした小説カロリーが得られると思います。