2022年7月29日 人生背負ってますか?

 私は、周りの人々に比べて驚くほど荷物が多い。仕事に行くにも、遊びにいくにも、旅行にいくにも、とにかく荷物が多い。いつも家族から「そんなにたくさんの荷物をもって、まるで人生まるごと背負ってるみたい」と笑われる。

 

 昔からそうだったのかと言われたら、そうでもない気がする。学生時代は学校指定のスクールバックに荷物は収まっていたし、就職してからも小さなバックで出かけることもあった。

 いつからかはわからないし、何かがあったわけではないけども、数年前からは、もう、とてつもなく大荷物なのだ。今や新しいバックを買うときはデザインよりもなによりも大容量かどうか!が大切なのだ。


 ここから先、読み手の方々には心の底から関係ない話で恐縮なのだが、興味のある方だけお付き合いいただきたい。


 例えば仕事に行くときの私の荷物を書き出してみる。普段仕事に行くときは、大きな肩掛けできる手提げバック1つと、サブバック1つを抱えている。手提げバックの中身は、

・パソコン

・パソコンの充電器とマウス

・ポケットWi-Fi

・仕事の資料

・ペンケース

・B5サイズの手帳

・名刺ケース

がレギュラーメンバー。


 それにプラスして、

・韓国語のテキスト

・韓国語の単語帳

・韓国語用のノート

・クーラー対策のカーディガン

も追加される。韓国語の勉強は趣味でやっていて、いつまでたっても初級止まりなんだけど、仕事帰りにカフェで勉強することが多いので入れておきたいのだ。この時点で、すでに手提げバックはみっちり。そしてズシンと重たい。


 次にサブバック。キャンバス地で縦20㎝×横20㎝くらいの大きさでマチも15㎝くらい。仕切りがたくさんついてて、ありがたいやつ。

・お財布

・エコバック

・タンブラー

・お菓子ポーチ(飴ちゃんとか、ミンティアとか頂き物のお菓子とか)

・メイクポーチ

・エチケットポーチ(汗拭きシート、メイク直しシート、あぶら取り紙、ティッシュ、除菌ウェットシート、生理用品、絆創膏、頭痛薬、ヘアブラシ、リップ、ブレスケア)

・マスクケース&予備マスク

・イヤホン

・カードケース

・ハンカチ

・携帯用歯磨きセット

・スマホ

・仕事用のガラケー


 はい、もうサブバックもパンパン!この二つのバックをもって、さらにこの時期は日傘、スーツのジャケットをもって歩く。


 良い機会なので、なんでこんな大荷物で出歩いているのか考えてみたら、たぶん私は、堪え性がなくなってきているのだと思う。どんな時においても、不都合が生じないように、生じてしまっても対処できるように。心配性とはまたちょっと違うと自分では思っているのだけど、私は何かが足らなかったり、手元にないことで起きるちょっとした不便さそのものに我慢がきかなくなっているんだろう。

 

 今街中の女子たちは、めちゃくちゃ小さいバックをもって歩いている。モバイル決済できるから、お財布も持ち歩かない人が多いとか。大荷物派の私がミニバックを持ったら、何を入れるか悩みに悩んで1日終わりそうだ。



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