2022年7月11日 推し活変遷

 いまや私の生活でなくてはならないものとなっている推し活。

推しの映像を見て、癒され、ストレスから解放される日々がこんなにも楽しいだなんて。ミーハーな私の推しはK-POPスターBTSだ。


さぁ今日はオタク話するぞ。


 20代の頃、周りの友人に勧められ聴くようになったK-POP。当時は東方神起とかBOAが全盛期だったかな。CDを買ったり、ポスターを自室に貼ったりと推し活っぽいことをしてみたけど、結局特定の方を追いかけることもなく、私の推し活第1期は終了。


 BTSが防弾少年団としてデビューした2013年も「こんな少年たちがデビューしたのか~。しかしメイクすごいな!」っていうあっさりした第一印象だったような。しかしそんな印象を覆したのが6年後の2019年ビルボードアワード(だったと思う)。たまたま彼らのパフォーマンスを見て、ひっくり返った。だってデビュー当時はゴリゴリのラップでオラオラ&ガシガシ、常ににらみ利かせて、攻めてたじゃん。(今となってはそれも好きなんだけど)そんな彼らが今はキラキラした表情で笑いかけてくれている!歌もダンスもポップで素敵!


 こうして私の推し活第2期がスタート。といってもこの第2章はかなり控え目。なぜなら当時すでに私は30代後半であり、「いい年してアイドルにはまるのもなー」っていう今考えればバカバカしい、うしろめたさのようなものがあったから。だから誰にも言わず、ひっそりと推し活することに。幸いにも、K-POPアイドルは、日本のアイドルに比べて、お金のかからないコンテンツが多く、推し初心者として大変ありがたかった。またBTSのファンはARMY(アーミー。韓国語っぽく言うとアミ)と呼ばれているが、先輩アミさんたちが作ってくれた、まとめ動画やメンバー紹介動画が非常に面白く、毎日見ても全く飽きなかった。先輩アミ様ありがとうございました。


 このままふんわり誰にも言わずに推し活していくんだろうなと思っていた矢先、あいつがやってきた。そう、コロナである。2020年春、コロナにより仕事は激減したが時間はある。推し活の時間もたっぷりとれる。彼らの言葉を理解したいという欲求から韓国語の勉強も始めたし、次第に「推しへの気持ちを語り合いたい」という気持ちが膨らんだ。

 こうしてコロナの襲来とともに推し活第3期に入った。第3期のテーマは「仲間に出会うこと」である。まずはInstagramで専用アカウントを作って先輩アミさんとの交流を図った。とってもやさしい方々にSNS上で出会うことができて、新参者の私にも惜しみなく情報を与えてくださった。

 そしてもう一つは実生活での仲間探し。家族、友達、仕事先で「私はBTSが好きです」と公言。その結果、まずは70代の父(ちょっと痴ほうが始まっているけれど、メンバーの名前は全部言える)60代の母(J-hopeファン)もARMYになり、一緒にオンラインコンサートを鑑賞。職場でも10代、20代の年下さんとも話ができるようになって、うれしい限り。


 コロナ渦で何かと制限がある日々だけれど、推し活で救われることもたくさんあった。推しよ、日々の生活に彩をありがとう。


 推し活第4期はどうしようか。

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