おっさん料理人と狐っ娘の、ほっこり飯ファンタジー

革命軍の砦を舞台にした、おっさん料理人と狐っ娘によるほっこり飯なお話です。
この作品、広義ではグルメ系ファンタジーノベルになりそうですが、以下の点で他の作品とは一味も二味も違うものになっています。

・狐っ娘の言動がかわいい。とにかくかわいい。それでいてあざとさがないため、ずっと観ていられる。
・おっさん(三十路)の心の機微を追うのがとても楽しい。カッコいいだけでなくかわいさも感じる。
・背景にある世界観がしっかりしていて、世界そのものも楽しめる。

舞台は砦ですので、ともすれば殺伐としがちなところではあると思います。
ですが、カッコかわいい料理人と有能な助手でもあるかわいい狐っ娘の二人が貴重な癒しになっていくのだろうと、読み進めていくにつれて確信していくことになると思います。

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