「学校うさぎ」と、その女の子の恋は、どうなるか――

柔らかな語り口で語っているのはうさぎ……かと思えば女の子だったりします。
でもその変わっていくところが、心地よいというか、先が気になる……そんなきもちにさせてくれます。
うさぎのお目当てがこの子で、女の子のお目当てがあの男の子で……と、読んでいるうちに、視点が切り替わり、ああもうこの子(あるいはうさぎ)たちどうなるの、というところでやきもきさせられちゃいます。
最後のくだりでタイトル回収をしているところが秀逸で、「あっ」と驚かされ、「そういうことだったのか」と膝を打ちました。

面白かったです。

ぜひご一読を!

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