殺される僕は、何なのか?

突然、魔王と呼ばれ、殺すと言われ。
その少年は動き出す。
終盤、魔王と呼ばれた少年は、実は……という展開があります。
あっさりとしていて、それでいて怖いと思いました。
だからこそ、「僕」の選択は勇気がある、とも。

9999字の中で、これだけの世界と層を持つ物語は、なかなかないと思います。
ぜひ、ご一読を。