概要
記憶がなくて忘れてましたが私が代わりに復讐しましょう
目を開いたら『私』ではない人間になっていた。
ホラー夢は楽しいなぁ。とエンディングまで進めたが、いつまで経っても夢から醒めない。
もしかして、これは現実?
いやあり得ない。だって『私』が住んでいた世界ではないから。
それに私の名前は………………えっと、なんだっけ?
天路国という異世界で目覚めた『私』。
防衛組織カミナシに所属している『息吹戸瑠璃』になっていた。
自分が何者かわからないまま、息吹戸として異界からの侵略者を討伐する日々を送る。
いつかは夢が覚めて元の世界に戻るはず。それまでは……こちらの世界に来た時に記憶喪失になりましたが、神話の知識が役に立つので上手く立ち回ろうと思います!
・
序章から四章まで登場人物設定
ホラー夢は楽しいなぁ。とエンディングまで進めたが、いつまで経っても夢から醒めない。
もしかして、これは現実?
いやあり得ない。だって『私』が住んでいた世界ではないから。
それに私の名前は………………えっと、なんだっけ?
天路国という異世界で目覚めた『私』。
防衛組織カミナシに所属している『息吹戸瑠璃』になっていた。
自分が何者かわからないまま、息吹戸として異界からの侵略者を討伐する日々を送る。
いつかは夢が覚めて元の世界に戻るはず。それまでは……こちらの世界に来た時に記憶喪失になりましたが、神話の知識が役に立つので上手く立ち回ろうと思います!
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序章から四章まで登場人物設定
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ライトな作風と濃厚な世界観、「読めば読むほど」を地でいく作品です
主人公(女性)が明るいキャラなので、最初は「軽い感覚で読める転生ものかな?」って思っていました。
回を重ねると、あら不思議。読めば読むほど、神話ベースの設定の奥深さと、しっかりとした重厚な展開を味わえます。
とはいえ主人公は一貫して変わらずポジティブで、舞台も日本がベースのため、サクサクと読み進めることができます。
和洋折衷な神話系の話を屋台骨に、術式関連やバトルには科学的な要素も詰め込んでいたり、読み応えもバッチリ。
序盤は主人公の知識がゼロベースで進む、世界観や設定、状況を読者と一緒に把握していくスタイルです。何なら、主人公の名前が判明するのも結構後です。
その辺りの把握が済んで物語…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「あ、これ夢だね。じゃ、楽しもう!」と思っていたのに現実だと……!?
主人公は「寝ているときに夢を見ていると気付ける」タイプ。
だから今回も、ゾンビが襲ってくるパニック映画のような世界に入り込んでも、「お、これは夢だな」と余裕の構え。
でも読者は主人公より先に気付きます。
多分これ、夢じゃないよって・・・
思えば最初からおかしかった!
ずっと『私』とカギかっこ付きの一人称。
しかも本作のタイトルは『おいでませ神様のつくるミニチュア空間へ』。
これらが意味するところは?
主人公が夢だと思い込んでいて深刻にならないので、ハードモードの世界観でもスラスラ読めます。
真実を知った時、主人公はどう考え行動するのか?
ハラハラしながら読み進めましょう!