28歳の青年、総一朗のあだ名は〈米寿侍〉。論敵を打ち負かす手腕が冴える
神坂(こうさか)藩の下級藩士、田原総一朗は、その舌で名だたる八十八人の論客を打ち負かしてきた青年。付けられたあだ名は、〈米寿侍〉。
※カクヨム公式企画「『田原総一朗』で二次創作」に、米寿侍シリーズの第一話~第三話まで、個別に参加。
第二話「譲りの茂平次」を、最終選考対象作品に選んでいただきました。
せっかくですので、第一話から一つの作品としてまとめ、連載を続けていきたいとおもいます。
よろしくお願いします💬💡
🟨(第一話「居座り善右衛門」あらすじ)
田原総一朗に、難題が持ち込まれる。
本来は父の代が終われば返却しなければならない屋敷に居座り続ける善右衛門を、説き伏せること。
ところが、善右衛門は、剣での勝負を望んだ……。
※参考
(時代)江戸時代 元禄時代を迎える直近の頃
(場所)現在の滋賀県の一部に該当する
神坂藩(架空の藩です)
(主な登場人物)
田原総一朗︰筆小姓組行人掛
小此木善右衛門
真吾︰元服間もない少年
永沼太兵衛︰藩の重役。中老。
🟨(第二話「譲りの茂平次」あらすじ)
相手に「勝ち」「利」を譲り続けて三十年!なぜ彼、山﨑茂平次はそんなことをしてきたのか?
師岡一羽流の達人である茂平次を、米寿侍・田原総一朗にぶつける陰謀が……?
(主な登場人物)
田原総一朗︰筆小姓組行人掛
●
山﨑茂平次
谷沢甚右衛門
丸目吉之助
○
小此木善右衛門︰
真吾︰元服間もない少年
永沼太兵衛︰藩の重役。中老。
🟨(第三話「滑稽嬉々怪々雨太夫」あらすじ)
公儀隠密の正体を隠すことなく、堂々と諸藩の重臣に会う、謎の俳諧師、長谷川雨太夫。
その真意を探るように命じられた総一朗は、雨太夫がいる国境の舟宿に向かう……?
雨太夫と総一朗の対決やいかに?
(主な登場人物)
田原総一朗︰筆小姓組行人掛
●
長谷川雨太夫︰謎の俳諧師
真吾︰元服間もない少年。永沼の甥。
永沼太兵衛︰藩の重役。中老。