『THE OUTSIDER:部外者』
本日の一枚をご紹介いたします。もしもこのカードのメッセージが、必要なときに、必要な方のところへ届くことができれば幸いです。
『THE OUTSIDER:部外者』
【カードの絵】
鉄格子の向こう側にある柔らかい虹色の世界を、鉄格子につかまりながら見ている一人の男の子がいます。男の子がいる場所は、どうやら石で作られた塀の中のようです。なぜ、男の子はあちらの虹色の世界に行きたいのでしょうか。羨ましく見ているような気配が漂ってきます。でも、実は鉄格子に絡まっている重たい鎖の鍵は、空いているのです。もし行きたいと思えば、鎖を外し、虹の世界へと足を踏み入れることもできるはず。でも、男の子は、まだそうすることはなく、ただ、鉄格子につかまって、向こう側の光り輝く虹色の世界を、ただ見ているだけなのです。
《本日のメッセージ》
なぜ男の子は、虹色の世界にいかないのでしょう。もし本当に行きたいと思えば、鎖を手繰り寄せ、その先にある南京錠が外れているのを確認すればいいだけのことなのです。でも、まだ、そうはしません。ただ、向こう側がいいなと、憧れて眺めているだけなのです。
もしも今あなたが、羨ましいなと思って眺めている世界があるとすれば、そこに向かう扉には鍵がかかっているでしょうか。鍵を開けるためには何が必要か、まずは、鎖を手繰り寄せるように、物事を辿っていってみるのもいいのかもしれません。そして、あなたの望む世界は、どうせ無理だ、と諦めてしまうのではなく、どうしたらそうなれるのか、の一歩を踏み始めれば、その世界の鍵は、かちゃりと音を立て、開き始めていくかもしれません。
でも、少し立ち止まって考えてみましょう。鍵は本当にかかっているのでしょうか。実は鍵など存在しておらず、あなた自身が、自分はそちらの世界から見て部外者だ。と思い込んでいるだけなのかもしれません。
部外者か、それとも望む世界の方の人か、決めて進むのは、あなた次第だということです。
本日のカードからのメッセージでした。
お読みいただき、誠にありがとうございました。今日もいい日になりますように。かしこ。
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