砂漠に隠された浪漫「水の蜂」の謎に迫る冒険ファンタジー!

砂漠が舞台のファンタジー。それだけでも興味をひく本作には、とうの昔に絶滅したと言われる「水の蜂」にまつわる謎を解き明かしていく物語でもあります。

謎を解き明かす旅に出るのは、すっごい美人の(でも男性)水の蜂に魅せられた学者チャッタ。
砂漠という舞台ですべてを燃やし尽くす炎を操る、アルガン。
何を考えてるのか感情のわかりにくい、でも一番キーマン的なムル。
三者三様、見た目も性格も見事に違うキャラの書き分けがとってもお上手!

町から町へ、水の蜂の遺跡なんかを巡りつつ、水を配分する教会の後ろ暗さもちらほら見えてきて、彼らの旅がどんな道を辿っていくのか読者も気になるところ。

というか、もう「砂漠」と「水の蜂」というワードが魅力的すぎでしょう!

タイトルにもなっていますが、この短い「水の蜂」という単語だけでどういう話なのか凄く興味をそそられるって凄くないですか!?
少しでも気になったそこのあなた!
広大な砂漠に隠された「水の蜂」の秘密を、彼らと一緒に解き明かしに行きませんか!?
髪の手入れさえ「とぅるとぅる」にしておけば、ムルには絶対気に入られるはず!
(本編を読むことで、この意味がわかることでしょう…)

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